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儀式に参加する時に大切なのは、・・・

2020年03月25日 | 授業づくり
 卒業式が終わった。

 3月はずっと休校で、全く授業ができなかった。

 子供達は全く練習をしないままで本番の卒業式を迎えた。

 通常ならば、卒業式に向けて練習をする。

 歩き方からお辞儀の仕方、卒業証書のもらい方や呼びかけに歌など、いろいろな練習を通して、儀式への参加の仕方を学ぶ。

 今回は、それが全くできなかった。

 唯一、今朝30分ほどかけて、流れを伝えただけである。

 

 練習をしないまま迎えた本日の卒業式だったが、すがすがしかった。

 一番の要因は、「子供達が一生懸命に卒業式に参加していたから」である。

 2月までと同様に、真剣な態度で卒業式に臨んでいた。

 途中でお辞儀をする場所を間違えたり、お辞儀をしなかったり、帰るルートを間違える子も少しは居た。

 しかし、少々の失敗は気にならない。

 表情や行動からは、「小学校生活最後の行事に精一杯の力を出して参加しよう」という気持ちが伝わってきた。

 

 今日の卒業生からは、教えてもらった。

 やはり、儀式に参加する時に大切なのは、「気持ち」であると、改めて教えてもらった。

 ただ、そういう気持ちで参加できたのも、これまで六年間で育てられた力、総合力なのだろう。
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