経験年数の浅い教員の授業を見ていて「もったいないなあ」と感じる時がある。
その1つが、考える機会を作らない時である。
教師が発問をする。
「春の行事には、どんなものがありますか?」
この後に、挙手→指名で授業が進む。
これはもったいない。
頭の回転の速い子が発表し、それ以外の子は聞き役になっている。
こうすると変わるのではないか?
教師が発問をする。
「春の行事にはどんなものがありますか?」
この後に挙手→指名で2〜3人に発表させる。(ここまでは同じ)
「卒業式があります。」「お花見があります。」(この2〜3の発表で例を示すことになる)
この後は、全員に考える時間をつくる。
「では、ノートに春の行事で思いつくものを書きましょう。時間は3分です。」
このように、
発問→挙手ではなく
初物→挙手(2〜3の発表)→ノート作業(全員に考えさせる)→発表
の流れの方が、全員に考える時間を作ることができる。
この後の発表のために、ぜひ行ってほしい配慮がある。
それは、次回のブログで
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