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月刊誌「致知」1月号「運命をひらく」からの学び・・・柳井正氏の言葉から

2020年12月15日 | 修養
 月刊誌「致知」2021年1月号を読んでいる。

 今月の特集は「運命をひらく」である。

  ユニクロの柳井正会長の記事も紹介されていた。(サッカー本日本代表監督で、現在FC今治の岡田武史オーナーとの対談。岡田氏の発言にも学ぶところが多かった。)



 実は、最近ユニクロでよく服を買っている。品質のいい服が安くで売っているのでありがたい。

 現在過去最高益を更新する勢いだとのことである。

 どうすれば、そんな企業を立ち上げ、経営できるのだろうかと、興味を持って読んだ。



 心に残る言葉が幾つもあった。

「一番いいチームは選手が自分で考えて動けるチーム」

「リーダーの役割は、一人一人の能力を引き出してチームを強くすること」

「経営もサッカーも一緒、人をマネージすることがすべて。一人一人をやる気にさせられるかどうか。一人一人を成長させることでチームも強くなる。」

「世のため、人のためという志の高い夢を掲げること。それが自分の事業にもプラスになることが実感できれば、本当にやる気が出る。」

「トップダウンとボトムアップが両立する組織でなければなりません。一番いいのは、すべての社員がトップの経営者だと思って仕事をすること。」

「運命を開いていくには、まず自分が運がいいと思わなければいけません。」 

 このように、経営者として実践を通して持ってきた信念や心情がたくさん書かれている。


中でも、一番心に残っているのは、次の文章である。

「経営とは本を最後のページから読むこと。自分は何をするかを決めて、それを実現するには何をすべきかを逆算して考えるのが経営」

 対談のはじめに、岡田氏は柳井氏から以前こう聞かれたというエピソードを紹介していた。

柳井氏「岡田さん、世界一に何年でなれるんですか?」

 この言葉こそ、最後のページから読む考え方なのだろう。

 まず初めに世界一になるという目標を立てる。それを実現するために何をすべきかを逆算する。


 きっと柳井氏の頭の中では、ユニクロを世界一の企業にするというゴールがあるのだろう。

 それに向けて今、手を打っているに違いない。

 過去最高益を上げるというのも、柳井氏にとっては世界一の企業になるための通過点に過ぎないのだと思う。
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