徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

セリバオウレン

2013-03-17 22:25:51 | Weblog
 長年、徒然写真帳を見ている人に言わせると、「またセリバオウレンか!」という言葉が出てきそうですが、薬草に興味を持つようになってから最も好きな花は?と問われるとオウレンの花と答えるようになっています。
 そんなわけで、そんなセリバオウレンの花を見ることは私にとって年中行事となっています。
 また、早春に花を咲かせることから、私にとって、これから訪れる本格的な春の始まりを感じることができるのです。
 昨年まで住んでいた郡上市は山を越えたところが福井県大野市が越前山黄連の産地としていて知られています。
 そのことが影響しているかどうかは私は確認することが、できていませんが郡上市は下呂市よりセリバオウレンが多いです。
 ただ、郡上市でも下呂市でも共通することですがセリバオウレンの根茎が生薬出荷できることから林内で育てていたものが野生化しているものが大半だと思います。
 越前山黄連に限らず、富山の売薬で知られる反魂丹のも黄連は配合されていることから昔から有用な薬草となっているということは少し薬草については調べれば分かります。
 こんなことを、ついつい考えてしまうのですが私がセリバオウレンの花を見に行くのは実は純粋に花を楽しんでいるだけなんです実は・・・
 今日、見に行ったセリバオウレンは蕾から開花、花が終わったものとよりどりみどり。
 生えている場所によって花が咲く時期が微妙にずれてくれるので花を見に行ってもハズレが少ないというのもセリバオウレンの特徴だと思います。
 あと、いつものことですが過去のセリバオウレンの記事をリンクしますので興味のある人は見てください。
 私がいかに進化していないかを知ることができます!(管理人)


昨年の記事です。ここにも過去の記事がリンクしてありますので過去へ辿っていけます
関連記事としてキンポウゲ科オウレン属について私の雑感を書いた記事もリンクしておきます



                     



                     



                     



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モミ

2013-03-17 21:24:58 | Weblog
 今日、午前中の所用が予想以上に早く終わったので、少し春を探しに散策しようと山にわけいると伐採されたモミの丸太が整然と積まれていました。
 モミの丸太なんて見るのは久しぶりだと思い、ブログをやるようになって撮り溜めている写真コレクションの一つとしようと写真を撮る。
 写真を撮りながら、ふと大学時代の造林学の講義の時、教授が「私は死んだらモミの棺桶に入りたい」と言ってみえたことを思い出す。
 モミは棺桶の材料となる樹木で、加工しやすく腐りやすいことから土葬時代、棺に納められた人を早く土に返すのに適していると考えられたから使われたのでは?と私は思います。
 先月、徒然写真帳で紹介したコウヤマキも棺桶になった材ですが、これは腐りにくい。
 ただ、棺に収まっていた人は権力者で、いつまでも権力を誇示したいから腐りにくいコウヤマキを使い可能な限り亡骸を残そうと思ったのかな?なんて、うがった見方をしてしまいます・・・
 私はモミのように腐りやすい材で作られた棺に収まったほうが、土に帰るのが早いので仏教の輪廻転生の考え方に忠実なような気がしますのでコウヤマキより棺に向いていると思います。
 ただ、今の日本は火葬ですから、こんなことは考えなくてもいいのですが・・・
 話は再び、大学時代の恩師に戻るのですが、今から数年前に学生時代の友人と会った時に○○先生は亡くなったそうだよと聞いたので「モミの棺桶だったのかな?」と友人に話しをふると「何のこと?」「講義の時に先生モミの棺桶に入りたいって言ってたじゃない」「そうだっけ?」私にとって、印象的な話であったのですが友人には、どうでも良い先生の冗談だと思い聞き流していたようです・・・
 さて話は私の住んでいる下呂市での話に変えます。
 モミはマツ科モミ属に属し、最も暖かいところに生育する常緑針葉樹で照葉樹林帯から落葉広葉樹林帯の中間地点に分布します。
 私の住んでいる下呂市では先に説明した地域と重なることから普通に観察できる針葉樹ですので、普段から普通に目にしていて、馴染みのある木です。
 普通に観察できるモミでということもあるのか、下呂市萩原町では山の所有境界を示す樹木として利用されている地域が結構あります。
 そんなわけで、人工林の中に、モミの大木を結構、目にすることがあり、大きなモミを山で見かけると、同行者がいる時には「境ですか?」と聞くと「そうだ」と答えが返ってくるこが結構あります。
 境に適当なモミが無い場合はカラマツを植えたり、地域によってはツガであったりと様々ですのでモミは境木と決めつけることはできないのですが・・・
 時折、モミは純林となることもありますが、棺桶以外に今はこれといった利用も無いことから伐採されてしまっていることが多く私の住む下呂市ではモミの純林を見ることは希ですが、境界木に使われることも多いので良く目にする馴染みある樹木となっていると思います。
 色々と書きましたがモミというと、やはりクリスマスツリーといったほうが世間一般的にはとおりがいいだろうな~と漠然と思いながら久しぶりのブログ記事を書いています。(管理人)


                        モミの丸太
                        


                        幼木、クリスマスツリー最適サイズです!といっても私には縁遠いですが・・
                        

                        ヒノキ人工林の中のモミの成木、恐らく境界木?
                        


                        下呂市萩原町内のモミの純林
                        





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