台風の爪痕

　今朝はいつものように出勤前の散歩に出かけました。
　道中にサクラ並木となっているところがあるのですが何本か風で折れ、一部は道に覆いかぶさっている状況でした。
　ただ、倒れたサクラをみると木部には腐朽菌が入っていたし、根が十分に発達しておらず倒れやすい状況となっていました。
　公園の植え込みや街路樹の樹齢が高くなり腐朽が進んだ樹木は多くなっていると思います。
　今後、強い台風がやってくる度に木が倒れるといった光景に出くわすでしょう。
　特にソメイヨシノは短命ですので戦後各地で植えられたソメイヨシノの相当数が腐朽菌に侵されていることが推察できます。
　こうなると、いつ倒れてもおかしくないのです。
　ですが、ソメイヨシノは私たちの生活に密着していて親しまれています。
　今後、各地で花を楽しむのか、安全を確保するのかが議論されることになるのでは？
　その狭間でサクラを管理する人たちは苦悩するのではないかと、今朝倒れたソメイヨシノを見て思いました（管理人）




　　　


　　　


　　　


　　　



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