徒然写真帳

郡上でX人で始めたブログです。管理人の転居により、下呂、美濃、岐阜、恵那、下呂を経て一宮発のブログに!

アカミノイヌツゲ

2013-11-05 21:30:00 | Weblog
 川上岳~位山を結ぶ天空の道沿いではアカミノイヌツゲが数多くあります。
 丁度、赤い果実をつけているので写真をとりました。
 時折、玉串を徒然写真帳で話題としていますがアカミノイヌツゲも玉串となりますので、地域によっては榊です。
 榊一つとっても日本国内色々な樹木が利用されています。
 私が今までみた玉串で使われていた樹種はアカミノイヌツゲ以外にはサカキ、ソヨゴ、イチイです。
 それぞれの写真を並べてみようと、私のパソコンの中の写真データベースの中を検索してみたところ、あると思っていたソヨゴの玉串の写真がありません・・・
 う~ん、写真を撮っておかねば・・・
 とりあえず、アカミノイヌツゲの果実の写真と、それぞれの玉串の写真を載せておきます。
 ソヨゴの玉串の写真を撮ったら全部並べてみるぞ!と決意を新たにしたところです。(管理人)

                      アカミノイヌツゲの果実
                      


<玉串の写真です。これ全部榊?>
                            アカミノイヌツゲの玉串(白山中居神社)
                                                

                            サカキの玉串(諏訪城址:下呂市萩原町)
                            


                            イチイの玉串(飯森神社:長野県白馬村北城)
                            

                            ソヨゴの果実の写真です・・玉串の写真を近日中に撮影します。
                            




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紅葉の根尾の滝

2013-11-05 20:49:24 | Weblog
 今日は休日出勤の代休を取ったためお休み。
 どこか紅葉でも見に行くか!と思いついたのが根尾の滝。
 近場ですのでいつもより遅く6時ぐらいに出発し行ってきました。
 丁度、紅葉は見頃となっていたのですが、秋の高温の影響か色づきは今一・・・といっても美しい紅葉の中を根尾の滝へ続く散策路を歩き根尾の滝を見に行ってきたのでした。
 ただ午後からは所用があったのとケンポナシの果実の写真を撮りたいと思ったので少しだけ滝の前で、くつろいでから足早に立ち去ったのでした。
 紅葉が見頃となっている根尾の滝ですが、流石に平日だったので出会った人は2グループの合計5名と少なく静に歩くことができました。
 ただ駐車場で止まっていた車のナンバーをみてみると「春日部」と「京都」です。
 小坂の滝巡りで宣伝しているためか遠方から訪れる人が増えています。少し前までだと県外から根尾の滝へ来るなんて考えられなかったので驚きでした。
 あと、過去にも何度か根尾の滝を訪れブログで紹介していますので過去の記事をリンクしておきます。
 リンクしていて気がついたのですが新緑と濃緑の頃に訪ねていないですね・・・(管理人)


「根尾の滝」に再チャレンジ 2013年2月17日
「根尾の滝」の「算盤」 官材画譜の記述の感想「根尾の滝」 2013年1月13日
「根尾の滝」 2013年9月23日
「根尾の滝」 21010年11月13日



                       



                       



                       


                       



                       



                       



                       


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最晩秋の天生

2013-11-04 19:44:26 | Weblog
 今日は、間もなく雪の季節となる天生へ行ってきましたが目的は個人的に森を楽しむのでは無く久々のガイドです。
 昔はガイドとして天生を案内することが多かったですがガイドさんが増えてきたので地元では無い私の出番はなくガイドとして歩くことは無くなっているし意図的に身をひいています。
 それなのに何故、今回のガイドをすることになったかというと、依頼の内容がテレビ製作会社の音響を担当される方が効果音として利用する鳥の鳴き声の収録を手助けをするという特殊な内容だったからで、森と鳥の観察を普段から慣れ親しんでいる管理人なら「案内ができるだろう!」ということで、お鉢が回ってきたからです。
 といっても繁殖期が終わって地鳴きの世界ですので鳴き声の正体を全て明らかにするほどのスキルは私には無いという不安があり受けることを一瞬躊躇したのですが、テレビ製作のプロの方の案内をするということへの好奇心のほうが勝り受けることにしたのです。
 そしてガイド本番の今日の天生は紅葉も終わっていて、途中から雨も降り出すあいにくの天気ではあったこともあり訪れる人も少なかったし、雪の備え鳥も大半も里に下りたようで、いつもの天生と比較すると静でした。
 鳥は少ないとはいえ、私が鳥の鳴き声を楽しんでいる原生林やミズバショウ群生地のあたりではカラ類が主体の混生群がいてくれたし、時折アトリやツグミが上空を通過するという状況であったので、ホッとしました。
 実際に私が録音できた鳴き声の内、種を確認できた鳥は、ヒガラ、コガラ、シジュウカラ(これは少し自信が無い・・・)コゲラ、アカゲラ、ゴジュウカラ、ツグミ、アトリです。
 雪の季節が迫っているためか予想していたより鳥の種数は少なく大半が里に下りたかな?といった印象です。
 下山後は録音した鳥の鳴き声を聞かせてもらったのですが、鳥の鳴き声はもちろんのこと、種がおちる音もしっかりと聞こえます。
 途中で雷鳴が響いた音に鳥の鳴き声が重なった音を聞いた時はこれはそごい!と思いました。
 あと、録音された音を聞いていた時に録音した場所が頭に浮かぶのは当然ですが、天生以外の晩秋のブナ林の情景が浮かんできました。
 これには私も少々驚くとともに、私は鳥の鳴き声を通じて森を楽しんでいたことを認識したのでした。
 この経験をこれから森を案内する時に活かせないかと帰りの車中で考えたのでした。
 これに特化すると視覚障害者の方にも森を楽しんでもらえないだろうか?と思います。
 ちょっと話が逸れますが私は森の中は静だというのは間違いだと思います。耳を澄ませば色々な音が聞こえてきて賑わしいと思っているのです。
 ただ、都会の雑踏のような騒音に苛つくといったことはありませんが!(管理人)


                      案内している合間に今日の天生の様子の写真を撮りました。
                      


                      


                      


                      




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ヤシャビシャクの果実

2013-11-03 22:09:36 | Weblog
 ユキノシタ科スグリ属の落葉低木であるヤシャビシャクはブナ帯の老木に着生します。
 今年の6月に存在に気がついていたことから果実の写真を撮ってやろうと思い通り過ぎないよう気をつけて歩いていたところ黄葉した葉が目立っていたので難なく立ち止まることができました。
 このヤシャビシャクは絶滅危惧種ということもあり滅多に観察することもできないし、仮に見つけても高いところに着生している場合が多く写真は撮りづらいときています。
 写真を撮ったヤシャビシャクは低いところに着生していてくれるおかげで難なく写真が撮れるのです。
 じっくり写真を撮ってやろうと熱中してシャッターをきったのですが朝露が落ちてきてレンズを濡らしてしまったことに気がついていなかったため使える写真はわずか・・・残念無念です。
 さて写真の果実は緑色をしていますが、これで完熟です。
 じっくり観察してみて気がついたのですが果実の短毛が美しいな~と思います。
 今年の6月にブログに載せた時にスグリ属だから、ひょっとして美味しいなんて書いていますが、この短毛を見ると食べてみようなんて思えません・・・(管理人)


6月の書いた「ヤシャビシャク」の記事へのリンク



                              



                              



                              


                          


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今年のオオウラジロノキは豊作!

2013-11-03 20:52:00 | Weblog
 昨日、川上岳と位山を結ぶ天空の道を歩いている時に「おっ、ズンボの実が一杯落ちている!」歩を止める。
 ズンボとは飛騨地方南部のオオウラジロノキの方言です。
 以前から登山道沿いにオオウラジロノキがあることは認識していたのですが、こんなに沢山の果実が落ちているの初めてです。
 赤く染まった完熟したであろう実を囓ってみると甘酸っぱい味がします。
 果実酒にすると絶品であると、果実酒好きの人は口をそろえていいますが、お酒が飲めない私にはピンときません・・
 さてオオウラジロノキですが下呂市では民間薬の利用があり煎じたものを咳止めの薬としたとのことで鎮咳作用があるようですので、風邪をひいてしまい咳がひどい時にオオウラジロノキの果実酒を飲むとひょっとして効果があったりして?と思いますが私は責任をもてません!試したい人は自己責任でお願いします。
 咳止めの民間薬利用があったのですが斐太後風土記には薬品として利用した記述は無いです。
 ですが、斐太後風土記の益田郡の村々の産物をながめてみると、いくつかの村の産物の中に記述があります。
 記載されている村は益田郡阿多ノ郷大古井村、益田郡小坂郷湯屋村、大洞村、上呂郷大ヶ洞村、宮田村、奥田洞村です。
 恐らく食用として利用されていたものと推察をしていますが、興味深いのは湯屋村と大洞村(現在の下呂市小坂町湯屋と大洞)は大洞川流域で、上呂郷の大ヶ洞村と宮田村、奥田洞村(現在の下呂市萩原町宮田、奥田洞、大ヶ洞)と山を挟んで相対していること。以前、今年亡くなられた姫田先生が山を相対して共通の文化を持つということを言われていたことを思い出し調べて見ると共通の文化が多いのでは?と好奇心が沸いてきます。
 少し話が逸れてしまいましたが斐太後風土記ではズンボという記載は無く山ズミと記載されています。これは飛騨北部のオオウラジロノキの方言です。
 斐太後風土記が編纂された時代も今と同じで飛彈國の中心は高山ですので、高山での呼び名で記載されています。
 江戸時代の飛彈國の本草学ではオオウラジロノキは山ズミでありズンボは方言であるという認識されていたということが分かります。
 ズンボや山ズミが何かを知っている人は高齢化してしまい私と同世代の飛騨の人と話をして通じる人は希となっているのですが年配の人達には馴染みがあるのです。
 このことを私に深く印象づけたのは山之口村誌(現在の下呂市萩原町山之口)を以前見ていたらズンボと書かれている他に標準語では山ズミというと書き添えられていました。
 植物の知識がある人だと両方とも方言ですので違うだろう!と思うでしょうけど。飛騨國と置き換えてみてみると正しいと思います。
 ただ、山之口村誌が書かれたのは昭和の時代です。
 この記載を見たときは笑い話になる!と思ったのですが、色々と頭の中を巡らせてみると生活の中で樹木について覚えていて、私のように図鑑からの知識から覚えていないからということに気がつきます。
 実体験から森について最近まで学んでいた地域であるがゆえの間違いであるということが言え、最近まで森の文化が根付いていたということを知る逸話であると思うようになった今では、笑い話にしようとした自分自信が恥ずかしくなってしまったのでした。(管理人)


                            

                            



                            


                            




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天空の道を歩いてきました(川上岳~位山)

2013-11-02 21:57:34 | Weblog
 今日は当初、ふりかけさんと福井の山へ出かける予定としていたのですが、ふりかけさんの都合がつかなくなりキャンセル。
 ぽっかりと日程が空いてしまったので天空の道を歩いてきました。
 ルートはいつもと同じで下呂市萩原町山之口の川上岳登山口から入山し、川上岳を通過し天空の道を位山まで歩き位山山頂付近をブラブラしてから来た道を引き返してきました。
 天空の道の紅葉は、ほぼ終わり葉が僅かに残る状況で秋の気配をかろうじて残す晩秋の終盤といったところです。
 ほととんど葉が落ちてしまっている状況で、明るくなった森の中を落ち葉を踏みしめながら歩いたのでした。
 歩いている最中に上空をツグミやアトリ、マヒワが通過していく姿をみて里で姿を見せるのは間もなくだな~と思いました。
 冬は間近に迫っていると思いながら歩いたのでした。
 さ~てと明日からのブログネタをゲットしてきましたのでマニアックに投函していくぞ!(管理人)


今日の森の写真

                              


                              


                              



                              



                              


                              


                              


                              


                              


                              



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クマに襲われました

2013-11-02 21:34:01 | Weblog
 まず最初に襲われたのは私ではありません!
 今日、川上岳の下呂市萩原町山之口の登山口から入山し天空の道を散策してきました。
 その時に登山口付近にあった看板です。
 今年の6月に釣り人がクマに襲われる事故が発生したので釣り人と登山客に注意を促すことを目的に設置された看板ですが、ここまでリアルに書かれた看板を見るのは初めてです。
 まだ暗い早朝5時30分にヘッドランプを点灯して登りだした私へプレッシャーをかけるのが目的か?と思ってしまいました。(管理人)



                           



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アブラチャンの果実

2013-11-01 21:44:17 | Weblog
 昨日、シロモジの記事を書いている最中に先月、長野県飯山市の沼ノ原湿原でアブラチャンの果実の写真を撮ったことを思い出す。
 9月に茨城県に行った時にも撮影をし徒然写真帳の記事を書いています。
 9月の時は研修中ということで十分に観察できなかく消化不良であったので沼ノ原湿原を訪ねた時に見つけ、まじまじと観察したのでした。
 アブラチャンが普通に自生している地域に住んでいる人から見ると不思議に思われると思うのですが私の住んでいる岐阜県下呂市では見られません・・・
 そんなわけで好奇心が働くのです。
 今週はマルバノキ、シロモジと私の住む地域では普通に見られ他ではあまり観察できない樹木をテーマに記事を書いてきたのですが本日は逆です。
 クスノキ科クロモジ属の木本が林床植生で目立つ地域は多いのですが何故種類は地域によってまちまちです。
 この分布の違いはどうして起こるのだろう?と不思議に思います。
 ちなみに私の住んでいる下呂市では私が観察しているクロモジ属の木本はシロモジ、ダンコウバイ、ウスゲクロモジです。
 ウスゲクロモジは普段他の人に話す時はクロモジなんて言っていますが一応種は違うんですね~
 今年は冬枯れの季節となってしまったのでクロモジとウスゲクロモジの違いをテーマに来年記事が書けたらな~と漠然と思っている今日この頃です。(管理人)

今年9月に書いた「アブラチャンの果実」の記事へのリンク「クスノキ科クロモジ属の果実」の記事へのリンク
くどいようですが昨日書いた「シロモジの果実」へのリンク



                         


                         



                         


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