と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

本校同窓会総会に参加して

2008年06月22日 06時44分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

 平成20年6月21日(土)

 本校の同窓会総会が開催されました。
 銚子市の読売ホールです。

 たくさんの本校卒業生の方が参加されました

 学校からは、教頭先生、総務部長のI先生、同窓会担当のY先生、それにわたくしであります。

 わたくしの自己紹介からはじめて、学校の近況報告をさせていただきました。

 このブログもそうですが、学校からの情報発信を、学校だより、ブログ、HOME PAGE、CD、Calendar等々、また大衆日報様のご協力など、ありとあらゆる手段、ツールを用いて積極的に行っていることを報告させていただきました。

 また、最近の勉強への生徒諸君の取り組みも紹介いたしました。先々の進学可能性がたいへんに大きくなっているということをも、具体的に報告させていただきました。

 大変にお喜びでありました。

 本校に対するご支援、愛校心に心から感謝申し上げますとともに、それにもまして、良い学校にしたい、評価の高い学校にしなければならぬと身の引き締まる思いをいたしました。

 ☆

 総会終了後は、國中住子先生のご講演。
 「私のこれまでの道」という演題で、女性としての生き方、人生観、子育て、食育等々広範囲にわたる内容でありました。

 人間関係の中で生きているわたくしたちにとっていかに円滑に生きていけるかということを学ばせていただきました。

 さらに、先生の父上が、桐生のお寺で苦労されながら慶応大学の学部、大学院と修学せられ、ドイツ語の先生までなられたことの話は、生徒諸君も聞かせてあげたかったなと思いました。

 戦時中の学童疎開では、教科書もなく、全部友人のを写したとのこと。

 写しているうちに全部覚えてしまったので、成績も向上した、今のこどもは、「教わって」しか勉強しようとしない、自ら学びたいという精神がなければならないというあたりは、わたくしも本当にそう思いました。

 このような機会を与えていただいた同窓会の皆様に感謝いたしました。

 わたくしは、ますます学校をよくしていかなくちゃならん!
と思いながら会場を後にしました。

 いい一日でした。
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文武一貫

2008年06月22日 06時14分54秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 修業に終わりはないとはよく言われることです。

 校内スポーツ大会の開会式で、ちょっとだけ生徒諸君には言いましたが、全くそう思います。

 柔道をなめてかかっていたので、昨年7月左手首を骨折してしまって全く恥ずかしいことであります。いかに長く稽古をしていたからと言ってもなめた態度をしていたら、天罰てきめんなのです。というようなことを申し上げたはずです。

 ☆

 わたくしは柔道を高校1年生の時から始めてもう41年。

 昨日も居住する市の柔道教室で稽古にいそしみました。柔道着がびしょびしょになるくらい、気持ちのよい汗をかかせていただきました。手首を折ったので、ずっと寝技しかやっておらず、久しぶりに立ち技の稽古をしたからでした。

 いつも知的理解とか、勉強をとか言っていますので校長は体力的なことに理解がないのだろうかと思っている生徒諸君もおられることでしょう。

 そんなことはありません。

 文武一貫ということは、まさにわたくしの体験から来ていることなのです。

 講道館柔道を創始した嘉納治五郎先生の大系本(全集)がわたくしの茅屋にあります。

 教育者でもあった嘉納先生に最も魅力を感じますから。
 それに東京在住時代、講道館で稽古をするのを何よりの楽しみにしておりましたし。また、オリンピックに出て来るような超一流選手が大道場で稽古をしていましたから、片隅で一緒にできるだけ本当に幸福な時間を過ごすことができたのです。東京五輪で金メダリストの岡野功先生、猪熊功先生、篠巻先生、関根忍先生等のご尊顔を拝み倒しておりました。

※終わった後、講道館の大道場から後楽園球場が見えたので駆けつけて、長島、王、その頃は他球団にいた張本選手を見るのも楽しみでした


 どちらかと言えば、わたくしは柔道に関してもセンスがないので、やや知的理解に偏りがちではありますが、人間形成に「武道」の効用は大きいと考えております。
 だから、嘉納先生の全集を読んでおるのです。

 センスがなければないで、わたくしはセンスを最も必要とされる立ち技よりも、工夫改善がきく寝技を愛好します。
 旧制高等学校(現在の国立大学)や、帝国大学には、寝技から始める高専柔道なるものがありました。最も有名なのが、旧制四高の(現金沢大学)寝技柔道です。作家の井上靖先生の作品に、そのあたりが出て来て、わたくしは大いに憧憬したものでした。(「北の海」井上靖の自伝的小説 主人公の名前は洪作)

 ☆

 総合格闘技でも、寝技の研究がなされて、たいへん面白い試合がされています。ちなみに、わたくしはグレーシー柔術が日本に初めて来たときに、リングサイド席で観戦をしておりました。
 病こうじて、総合格闘技専用のグローブも所有しております。骨折した左手首にはめておりますが。

 武道は、工夫・改善の精神がなければ、いけません。
 勝った負けたは後からくっついてくるもの。
 その努力の過程が重要です。

 その年でよくやっていますなぁとか言われます。

 しかしながら、わたくしの周囲には、先輩たちでまだまだ現役を張っている人がおられる。

 一番年長で64歳。
 この方も高校生と稽古をする。

 わたくしなぞ、まだひよっこですし、先輩たちに言われる。

 老け込むなよ、って。
 おまえさんなんか、まだまだ若い。
 俺より、8つも年下だからな。

 こんな具合です。
 40、50は小僧っ子というわけです。

 苦笑を禁じ得ないですが、一面真実をついています。
 人間、ひとつのことをずっとやっていると、思い上がります。

 高校時代しかやっていないのに専門家面したり、一丁前になった錯覚をするのが、哀しいかな人間の常です。

 どこまでも謙虚でありたいものです。

 もう一丁前になったという錯覚だけはしないように、いつまでも現役で稽古を楽しみたいものです。

 運動部系の諸君!
 がんばってください。

 「文武一貫」として。

 勉強も、運動も、全部欲張って徹底的にやりましょう。適当主義が一番いけないのです。どっちも適当にやっているとしっぺ返しが来るのです。

 昨日の稽古のやり過ぎで、手首がちょっと痛い校長ではありますが。






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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/