百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

道産子にしか分からないはずなのになぜか笑える「北海道あるある」20選

2015-02-15 | Weblog

道産子にしか分からないはずなのになぜか笑える「北海道あるある」20選

道産子には「あるある!」、内地(本州)の人には「何だかおもしろい」と思っていただけたらこれ幸い…(o▽n)

1. 北海道の冬の体感を表す言葉は「寒い」ではなく「痛い」

出典 http://www.vvj.asia

ほっぺたとかちぎれてるんじゃないかと思うほどに痛いです。

2. 「ミスター」といえば長嶋茂雄ではなく鈴井貴之

出典 http://www.radio3.jp

「ミスターどうでしょう」こと鈴井貴之さん。

3. 未だにシリアスな演技をしている大泉洋を見るとちょっと笑ってしまう

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

今やすっかり全国区で映画やドラマに引っ張りだこの大泉さんですが、やはり「水曜どうでしょう」のイメージはいつまでたっても抜けません。

4. ゴミは捨てるものではなく「投げる」ものだ

出典 https://twitter.com

内地の人に「ゴミ投げといて」と言うととてつもなくマナーの悪いやつだと思われていました。

5. 「めっぱがいずい」という言葉を内地の人にうまく説明することができなくていずい

出典 http://www.pakutaso.com

めっぱ=ものもらい。「いずい」は早く標準語になって欲しいと思っている。

6. 信号機は縦

出典 http://sakak.seesaa.net

積雪対策。

7. 内地の人に「線路にバスが走ってる」と言われる

出典 http://www.kabegamikan.com

田舎を走る汽車は大抵1両。

8. つららはこどもの遊び道具にもなるしおやつにもなる

出典 http://www.asobia.jp

綺麗なツララじゃないと土っぽい味がするので要注意。

9. よく混ざってないサワーはぼっこでかまかす

出典 http://www.yokosuka-naokichi.com

マドラーでかき混ぜるとかそんなんじゃないんです「ぼっこでかまかす」んです。

10. 冬はベビーカーではなくソリ

出典 http://sapporofromosaka.blog.fc2.com

荷物も積めて便利。振り返ったらこどもが転げ落ちてることもよくある。

11. 「押した」「押せた」でもなくて「押ささった」んだということを伝える術が他にない

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

自分の意思とは関係なく間違って押してしまったときなどに使える便利な言葉「押ささる」。

12. 「やきそば弁当」は全国区だと思っていた

出典 http://item.rakuten.co.jp

スープがついていないカップ焼きそばなんて焼きそばじゃない。

13. 鳥のからあげじゃなくて「ザンギ」

出典 http://r.gnavi.co.jp

誰がなんと言おうとザンギなんです。

14. これは冷やし中華ではなく「ラーメンサラダ」

出典 http://r.gnavi.co.jp

通称「ラーサラ」。居酒屋に行ったらシーザーサラダじゃなくてコレが鉄板。

15. 「おつゆ」といったらめんつゆのことではなく味噌汁のこと

出典 http://www.freezedrya.com

「みそつゆ」とも言う。

16. 冬は冷蔵庫よりも雪を有効活用する

出典 http://www46.tok2.com

どこに埋めたかわからなくなるっていうのもまたあるある。

17. 「送料無料」という売り文句は信用していない

出典 http://shop.gnavi.co.jp

北海道や沖縄には適用されない呪文です。

18. 節分の豆まきは落花生

出典 http://blog.radishbo-ya.co.jp

いつも豆をたべるときは殻付きで1と数えるか、ピーナッツ状態の一粒を1と数えるか悩みます。

19. 「東京ドーム○個分」と言われても全然わかんないが「札幌ドーム○個分」と言われてもそれも結局わからない

出典 http://blog.livedoor.jp

とにかく広いってことで。

20. 「の!ぼ!り!べ!つ!と言えば」

<iframe src="http://www.youtube.com/embed/nMMl_45Bnns" frameborder="0" width="690" height="388"></iframe>

出典 YouTube

「ク!マ!ぼ!く!じょ

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外食産業が化学調味料を多用する理由

2015-02-15 | Weblog
化学調味料

 
多用する理由はいろいろあります。
 
1 安い素材を使うから良い出汁が出ないので補充する為。
2 塩辛いというクレーム防止
3 味を安定させるため。
4 入れないと売れないから。
5 沢山入れると より売れるから。
 
とまあいろいろ考えられるのですが
何より クレーム防止というのも大きく
 
化学調味料を入れないと「塩辛い」っというクレームが
どうしても多くなるそうです。
 
これは塩分よりも 化学調味料の方が 味覚上先に強く感じる為で
ミネラルよりもアミノ酸を優先しようとする体のシステムからそう感じてしまうようです。
 
本来なら 「塩辛い」や「しょっぱい」というクレームを防止するのには 正しく出汁をしっかり取れば良いのですが それをしっかりやったら大幅なコスト増になってしまいます。
 
そこで化学調味料の出番という訳です。
 
化学調味料を添加するだけで ユーザーは 
「塩辛くない いやむしろ 美味しい」っと錯覚してくれます。
  
逆に この理論を 普段のお料理に利用するなら
「しっかり出汁を取る」これに尽きます。
  
よく無添加だと 美味しくないっと言われてしまう事がありますが
出汁成分や 旨味成分が足りないせいです。
 
無添加だからこそ しっかり出汁を取る。
(洋風ならフォンやブロード等々)
その他 しっかりした旨味成分を考慮する。
 
ここがポイントになるようです。
  
   
  
______________
a seedプロデューサー

【 外食産業が化学調味料を多用する理由 】         以前にもいろいろとお話したことがありますが  現在日本の外食産業では 化学調味料が多用されています。     多用する理由はいろいろあります。     1 安い素材を使うから良い出汁が出ないので補充する為。  2 塩辛いというクレーム防止  3 味を安定させるため。  4 入れないと売れないから。  5 沢山入れると より売れるから。     とまあいろいろ考えられるのですが  何より クレーム防止というのも大きく     化学調味料を入れないと「塩辛い」っというクレームが  どうしても多くなるそうです。     これは塩分よりも 化学調味料の方が 味覚上先に強く感じる為で  ミネラルよりもアミノ酸を優先しようとする体のシステムからそう感じてしまうようです。     本来なら 「塩辛い」や「しょっぱい」というクレームを防止するのには 正しく出汁をしっかり取れば良いのですが それをしっかりやったら大幅なコスト増になってしまいます。     そこで化学調味料の出番という訳です。     化学調味料を添加するだけで ユーザーは   「塩辛くない いやむしろ 美味しい」っと錯覚してくれます。      逆に この理論を 普段のお料理に利用するなら  「しっかり出汁を取る」これに尽きます。      よく無添加だと 美味しくないっと言われてしまう事がありますが  出汁成分や 旨味成分が足りないせいです。     無添加だからこそ しっかり出汁を取る。  (洋風ならフォンやブロード等々)  その他 しっかりした旨味成分を考慮する。     ここがポイントになるようです。               ______________  a seedプロデューサー   現代自然派調理研究家 美食家 Jeff  元々臨床検査会社に勤めていた所から  健康的な食事に興味を持ち  現在は静岡県焼津市の会員制レストランで  食事と健康についての研究や  料理プロデュースをやらせて頂いております。  個人のページでは また違う視点で  いろいろと書かせて頂いております。  現代自然派調理研究室 -A seed- Jeff  https://www.facebook.com/jeffrielau  ___________
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日本刀の置き方・3歳までの脳が大事

2015-02-15 | Weblog

日本刀の置き方

この様な置き方は 江戸時代前期くらいまでに多かったそうです。

なぜか?
もし襲撃を受けたときに 右手で刀を抜いて 
そのまま相手を切りつけられるからだそうです。

反対向きに置くと持ち直さなければ抜けない。

近年は床の間などに飾る場合 この置き方は相手に対して警戒心を表し
失礼にあたるそうです。

日本刀の置き方    この様な置き方は 江戸時代前期くらいまでに多かったそうです。    なぜか?  もし襲撃を受けたときに 右手で刀を抜いて   そのまま相手を切りつけられるからだそうです。    反対向きに置くと持ち直さなければ抜けない。    近年は床の間などに飾る場合 この置き方は相手に対して警戒心を表し  失礼にあたるそうです。
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3歳までの脳が大事とよく言われるのですが、いろんな本を読んだり、各国の様子を聞いたりしていると、なんとなくですが、無関係ではない気がしています。

一言に脳といっても、別に、学力の話にスポットが当たる簡単な話ではなく、例えば、アメリカで現在お年寄り世代は、移民時代のヨーロッパなどからの移住者が結構いらっしゃって、アルツハイマーになったおばあちゃんが、急に英語ではなくフランス語を喋るようになり、家族が、おばあちゃんの言っていることが分からない、などの現象も起こっていて、サポートが必要な人が多くいらっしゃるようです。

3歳までに形成された脳は壊れないというのはこういうことだそうです。

言葉も一例ですが、思考のパターンも、ポジティブであれネガティヴであれ、3歳くらいまでのパターンが出てくるそうです。

アルツハイマーになったおばあちゃんの口癖が「ありがとう!」だった友人がいます。

いつも、ありがとう、ありがとうと言っていたそうです。

急に、人が変わったように、わがまま放題になるお年寄りもあるそうです。

人生長いと考えると、幸せな老年期を迎えるには、幼少期の過ごし方が、もれなく響くというのは過言ではないのかもしれないです。

保育園でお仕事させて頂いているとき、そういうのを考えると、おじいちゃんおばあちゃんになった時にも、この人たちが幸せに暮らし、愛されるような人になって欲しいと願って関わっています。

3歳児担当と言われると、人生の基盤担当と言われているように聞こえて、どきっとします。

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なぜ痛みを伴うほどの「激辛」を愛してしまうのか?

2015-02-15 | Weblog

 

今の農業は、着果と種消去のために、一部、植物ホルモン剤を使います。自然栽培的に植物ホルモン剤の是非を問われることがありますが、考えるまでもなく非です。

現代の食料生産において、例えば「種が無い方が食べやすく便利」とか「冬でも夏野菜が食べたい」とか「安定供給してもらわないと困る」とか「出来るだけ安く」という要求があり、植物ホルモン剤の安易な使用が促されています。

植物ホルモンは、植物が本来持っているものだから、使用しても問題ないということを言われる人もいますが、植物の本来の成長スピードを加速するものですから、植物にとっては大きな迷惑です。

農業に使用される植物ホルモンで有名なものは、以下の三つです。もちろんそれ以外にもありますが。

1)「オーキシン」

「オーキシン」はナス科などの農作物の着果のために使用されます。受粉しなくてもこのオーキシンの作用により着果するため、最近はよく使われています。

オーキシンは天然のものは安定性がなく利用ができないため、合成オーキシンが使われますが、問題はこの合成オーキシンです。以前は2,4-Dという薬剤が使用されていました。ベトナム戦争の時に散布された枯葉剤の主成分の一つです。この2,4-Dはその製造過程でダイオキシンを含みやすく、環境にも人体にも悪影響を与えます。

最近は4-CPAという薬剤を使用しますが、当然毒性試験によって肝臓・腎臓等に問題があるとの結果が出ています。もちろん使用量が少ないので、結果的には毒性は認められていません。ただ、こうしたものを使用すると、多くは種ができません。生命の尊厳でもある種を作らせないというのが一番の問題でしょう。

収穫量が増える、つまり安定供給と冬場でも着果する(ハウス内)という利点もありますが、結果的に種のできにくい、不自然なトマトを作りを続けることになってしまいます。

2)「ジベレリン」

「ジベレリン」は、種無し葡萄に使用されます。オーキシンと作用機序は似ていますが、こちらの方が確実に種を作らなくなります。このジベレリンを使用するようになってから、葡萄農家の作業はどんどん過酷なものになっています。

収穫までにこのジベレリン液にひと房ひと房ずつ漬けて行くという作業は、かなりの重労働であり、また、果実の肥大が進むために、粒引きという葡萄の粒を減らすという作業を行わなくてはなりません。ある意味それが近隣の方のパート、アルバイトという雇用にもつながるのですが、当然、生産コストは高くなっていきます。しかしそれを販売価格に転化しづらいのが今の農業です。

種はどうせ捨ててしまうのだから、種ができなくても構わない、食べやすい方がいいという安易な要求が、農家を苦しめることになっています。

3)「サイトカイニン」

サイトカイニンは、受粉したあとの果実の肥大のために使用されるため、種ができないという不自然な状況にはなりません。なので、スイカやメロンなど、種があることで甘くなる物に使用されます。しかしこのサイトカイニンも、中毒症状が認められることは動物実験で証明されています。

人間というのは、どこまでも自然というものをコントロールしたがり、コントロール出来るのが人間の特権であり、知恵であると勘違いし続けています。

それにより生活は一見豊かになっているように思うかもしれません。でも、受粉しないという現象は、そもそも人間が作り出したものです。化学薬品の使用により、受粉を媒介するミツバチを減少させているのは人間であり、決して自然なんかコントロール出来ていません。単に、自分たちが起こした不自然な現象に対して慌てて、対処療法しようとしているにすぎません。

安定供給は大事ですが、その前に食料廃棄を減らすことが先です。それができないうちから食料の大量生産を進めるから、一向に廃棄食料が減らないのです。

植物ホルモン剤使用の是非は、それぞれの立場により意見は違うとは思いますが、自然をコントロールできるというのは勘違いであることぐらいは理解していただきたいものです。

「植物ホルモン剤」    今の農業は、着果と種消去のために、一部、植物ホルモン剤を使います。自然栽培的に植物ホルモン剤の是非を問われることがありますが、考えるまでもなく非です。    現代の食料生産において、例えば「種が無い方が食べやすく便利」とか「冬でも夏野菜が食べたい」とか「安定供給してもらわないと困る」とか「出来るだけ安く」という要求があり、植物ホルモン剤の安易な使用が促されています。    植物ホルモンは、植物が本来持っているものだから、使用しても問題ないということを言われる人もいますが、植物の本来の成長スピードを加速するものですから、植物にとっては大きな迷惑です。    農業に使用される植物ホルモンで有名なものは、以下の三つです。もちろんそれ以外にもありますが。    1)「オーキシン」    「オーキシン」はナス科などの農作物の着果のために使用されます。受粉しなくてもこのオーキシンの作用により着果するため、最近はよく使われています。    オーキシンは天然のものは安定性がなく利用ができないため、合成オーキシンが使われますが、問題はこの合成オーキシンです。以前は2,4-Dという薬剤が使用されていました。ベトナム戦争の時に散布された枯葉剤の主成分の一つです。この2,4-Dはその製造過程でダイオキシンを含みやすく、環境にも人体にも悪影響を与えます。    最近は4-CPAという薬剤を使用しますが、当然毒性試験によって肝臓・腎臓等に問題があるとの結果が出ています。もちろん使用量が少ないので、結果的には毒性は認められていません。ただ、こうしたものを使用すると、多くは種ができません。生命の尊厳でもある種を作らせないというのが一番の問題でしょう。    収穫量が増える、つまり安定供給と冬場でも着果する(ハウス内)という利点もありますが、結果的に種のできにくい、不自然なトマトを作りを続けることになってしまいます。    2)「ジベレリン」    「ジベレリン」は、種無し葡萄に使用されます。オーキシンと作用機序は似ていますが、こちらの方が確実に種を作らなくなります。このジベレリンを使用するようになってから、葡萄農家の作業はどんどん過酷なものになっています。    収穫までにこのジベレリン液にひと房ひと房ずつ漬けて行くという作業は、かなりの重労働であり、また、果実の肥大が進むために、粒引きという葡萄の粒を減らすという作業を行わなくてはなりません。ある意味それが近隣の方のパート、アルバイトという雇用にもつながるのですが、当然、生産コストは高くなっていきます。しかしそれを販売価格に転化しづらいのが今の農業です。    種はどうせ捨ててしまうのだから、種ができなくても構わない、食べやすい方がいいという安易な要求が、農家を苦しめることになっています。    3)「サイトカイニン」    サイトカイニンは、受粉したあとの果実の肥大のために使用されるため、種ができないという不自然な状況にはなりません。なので、スイカやメロンなど、種があることで甘くなる物に使用されます。しかしこのサイトカイニンも、中毒症状が認められることは動物実験で証明されています。    人間というのは、どこまでも自然というものをコントロールしたがり、コントロール出来るのが人間の特権であり、知恵であると勘違いし続けています。    それにより生活は一見豊かになっているように思うかもしれません。でも、受粉しないという現象は、そもそも人間が作り出したものです。化学薬品の使用により、受粉を媒介するミツバチを減少させているのは人間であり、決して自然なんかコントロール出来ていません。単に、自分たちが起こした不自然な現象に対して慌てて、対処療法しようとしているにすぎません。    安定供給は大事ですが、その前に食料廃棄を減らすことが先です。それができないうちから食料の大量生産を進めるから、一向に廃棄食料が減らないのです。    植物ホルモン剤使用の是非は、それぞれの立場により意見は違うとは思いますが、自然をコントロールできるというのは勘違いであることぐらいは理解していただきたいものです。
 

なぜ痛みを伴うほどの「激辛」を愛してしまうのか?


By Jes

度が過ぎた激辛フードは、耐性のない人にとっては苦痛以外の何物でもなく、慣れている人でも「痛辛い」と表現することがあります。辛い物が好きな人々は普通なら避けて通りたいはずの痛覚を伴ってまで、さらなる激辛フードを求めてしまうわけですが、そんな激辛フードがもたらす不思議な中毒性の謎について、さまざまな研究が行われています。

The mysteries of chili heat: Why people love the pain - Salon.com
http://www.salon.com/2015/02/07/the_mysteries_of_chili_heat_why_people_love_the_pain/


辛すぎる食べ物を口にすると、痛みを感じるほか、発汗などの生理現象が現れます。このような生理現象を解き明かす研究は長年続けられており、古くは1953年にシンガポール大学の生物学者T. S. リー氏が、46人の若者にトウガラシを食べてもらって反応を観察するという実験を行っています。発汗作用を観察するため、被験者たちには綿パンだけを着用してもらい、顔・耳・首および上半身にヨードチンキでペイントした上からコーンスターチを振りかけました。この2種類の組み合わせによって、被験者の汗が青くなるとのこと。

リー氏はアジア料理でよく使われている、ハラペーニョの10倍~20倍辛いトウガラシ(Capsicum annuum)を仕入れました。これを被験者たちに食べてもらったところ、5分後に顔が紅潮し始め、紅潮部分は全身に拡大。発汗が認められたのは鼻と口の周りのみで、体温の上昇は認められなかったとのこと。甘味・酸味・苦味や温度による比較を行うため、甘蔗糖(かんしょとう)・キニーネ・酢酸・カリウムミョウバン・黒コショウ・練カラシ・アツアツのオートミールで検証した結果、トウガラシと同じ効果は酢酸と黒コショウでも認められました。

トウガラシの摂取は体温を上昇させませんが、「発汗」とは上昇した体温の冷却作用をもたらすものであるため、不要な汗をかいていることになります。この反応が熱による発汗と同じか確かめるため、ボランティアの足を湯につけてもらったところ、体温の上昇に伴って、トウガラシ摂取時と同じパターンの発汗が認められました。被験者たちが味覚受容器官を持たない唇に痛みを感じていたことから、「辛味は体内で『痛覚』の一種として処理されています」とリー氏は話しています。

また、世界一辛いトウガラシといわれる「キャロライナ・リーパー」を食べると口の中がマヒしてしまいます。カプサイシンは、痛みを引き起こして遮断する効力を持っていることから、トウガラシは数世紀前から鎮痛剤として使用されていました。他にも、ネイティブ・アメリカンたちは、生殖器にトウガラシをこすりつけることで、感覚を鈍くさせて性的快感を先送りにするために利用していたほか、19世紀の中国では去勢手術用の局所麻酔剤としても使われていたとのこと。

By Richard Elzey

天然に存在する超強力なカプサイシン類似物質のレシニフェラトキシン(RTX)は、辛味を数値化するスコヴィルに換算すると160億スコヴィルとなり、通常のカプサイシンより1000倍辛いという恐るべき物質です。リー氏はRTXに注目し、ラットを使って実験を実施。微量のRTXを皮膚に注入されたラットは低体温症になり、麻酔剤とは違って痛覚などの反応をマヒすることなく、熱を感じる神経だけに作用することがわかりました。

これらの実験を続けた結果、摂取されたRTXやカプサイシンは、それまで知られていなかった「カプサイシン受容体」に吸収されていることが判明。この受容体は熱と痛みを感じるためのもので、脅威を検知するためのセンサーの役割を果たしているとのこと。カプサイシン受容体は口・肌・目・耳・鼻周辺の神経細胞の表面に埋め込まれており、「熱い鍋をうっかり触ってとっさに手放す」といった反射はこの受容体の反応によるもの。トウガラシを食べるとこれらの受容体に作用して、口の周りの熱の限界値を低下させるため、トウガラシを食べると熱く感じるそうです。

By lenchensmama.

「嫌悪感」に関する研究を行う心理学者のポール・ロジン氏によると、自然の中で辛味を好む動物は確認されておらず、ラットを使った実験でもスパイスの入った食物は避けられることが判明しています。催涙スプレーにはトウガラシのエキスが使われているほか、インドではブート・ジョロキアを使った「チリペッパー手榴弾」なるものも開発されており、トウガラシの辛味成分であるカプサイシンは、人間にも危険な刺激を与えられるもの。

一方で、ラットはスパイスの入った食物を避けることが分かっていますが、ロジン氏がラットに少量ずつスパイスを混ぜた食物を摂取させ続けたところ、しばらくするとラットはスパイス入りの食物を選び始めたとのこと。人間でもアメリカ人よりメキシコ人の方が辛味に耐性のある人が多いことからも、辛い食べ物を食べ続けることで、辛味に対する耐性値は変化していくわけです。それではなぜ、人間は常軌を逸した辛味を持つ食べ物に惹かれてしまうのでしょうか。


ロジン氏は「例えば出産のように、人間はより大きな報酬を得るために、慣例的な痛みに耐えることができます」と話します。お酒を飲んで楽しい気分になった翌日は二日酔いに悩まされます。違法ドラッグで生命を危険にさらしてまで酩酊状態を求める人間も存在します。ロジン氏によると「激辛フードへの愛」はこれらの2つの要素が合わさったようなもので、出血などの危険のない痛みを求めて、無事食べ終えたことを楽しんでいる状態とのこと。ロジン氏は「それはジェットコースターのようなものです。トウガラシを食べることはマゾヒズムの新しい形なのかもしれません」と結論づけています。

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ご飯は、どんな鍋でも炊けます。土鍋、ホーロー鍋、文化鍋、鉄鍋、ステンレス鍋

2015-02-15 | Weblog


フライパンでもご飯が炊ける!

炊飯の基本は「10分+15分+10分=35分」

白米をフライパンで炊飯する方法は初めて聞きました、、


基本的にアウトドア向けだと思っていたのですが、

綺麗なお焦げも出来るようなので、自宅でも試してみる価値はありそうです。

 
 
ご飯は、どんな鍋でも炊けます。土鍋、ホーロー鍋、文化鍋、鉄鍋、ステンレス鍋。...
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先日まで、食関係のある一般財団法人の推進員を養成する講座を受講していました。
市が委託を受けて開いているようで、私はその組織の事をよく知らずに、栄養一般の勉強ができるかと考えて受講したのですが、方向性が違うのがはっきりしたので、勝手ですが途中でやめさせていただきました。
講座を修了した時点で、自動的にその組織の推進員になり、それぞれの地域で食生活改善に関する講習や啓発活動をすることになるようでした。それなりに意義のある活動だとは思っていたのですが、これはダメだと思ったのが、調理実習でのことでした。
栄養士さんからの指導を受ける実習に使用されていた食塩は精製塩、醤油は添加物だらけのものでした。
食塩摂取量などの指導には厳しいのに、何の疑問もなくそのような調味料を使った指導をすること、本物の調味料を使うという、私が基本としているようなことには関心がないという指導は私にはできません。
ほんの50年ほど前まで、当たり前に使われていた本物の調味料が、特別のもののような扱いを受けるようになってしまった日本に、悲しい思いがします。
 
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