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2015年10月30日、本格的なグランピングリゾートである「星のや富士」が開業しました。海外では何十年も前からある「グランピング」施設ですが、日本でこれほど本格的なのは初の施設となります。「グランピング」って一体どんなのなんでしょう。
「グランピング」って一体何?!
海外では20年以上前からあった「グランピング」
テント泊なのにソファーがあったり上質なブランケットやグリーンがあったりと、ラグジュアリーな中にも「自然」やワイルドさを感じられる宿泊施設、それが「グランピング」。
「車がないからなあ」とキャンプをあきらめていた大人世代の心に火をつける「グランピング」
日本では若い人を中心に行われているキャンプやバーベキュー。ある程度年を取り、都市に暮らしていると、車がなかったりしてアクセスが不便だったりしたらついついあきらめてしがちなグランピングですが、その「キャンプしたい大人世代」の心にも火をつけるのが「グランピング」。
キャンプは好きだけど「面倒くさいのは嫌」。それを排除したのがグランピング
「グランピング」のいいところのひとつに、面倒なバーベキューの準備やテントの設営などをしなくていい、ということが挙げられます。なぜなら、それらをホテルのスタッフがやってくれるからです。あなたは行ってグランピングを楽しむだけ!!
思えば海外のテント・リゾートは以前からあった!
「グランピング(glamping)」とは(グラマラス+キャンピング)の造語です。どうも日本は「遊びの分野」でずいぶん海外から遅れているように感じます。アメリカ発祥のグランピングは20年以上前から施設は存在し人気を博していました。
インドネシア・モヨ島「アマンワナ」
故ダイアナ妃も宿泊したことがあるというインドネシア・モヨ島の「アマンワナ」。1993年の開業なので、思えばその頃から「グランピング」の走りとも言えるらラグジュアリーリゾートはあったのかも。
インド「アマニカス」
同じアマン系リゾートインドにある「アマニカス」もテントリゾートです。広さは「アマンワナ」の倍はあろうかという位に広いです。アウトドアのファイアープレイスやアクティビティーもあり、「星のや富士」が目指そうとしているものと通じるものが。。。
そして満を持して「星のや富士」開業!
拠点となるのは「キャビン」と呼ばれる客室
「星のや富士」のグランピングの拠点となるのが「キャビン」と呼ばれる客室。テントでないのがちょっと残念ですが、全室河口湖ビューで40-48平米の広さ。どの部屋も11平米ほどのテラスリビングを含んでいます。
星のや富士 HOSHINOYA Fuji | グランピング【公式】
http://hoshinoyafuji.com
河口湖を臨む丘陵にある星のや富士で楽しむグランピング。林に浮かぶようにあるクラウドテラス、夜毎に繰り広げられるキャンプファイアーはグラマラス
VOKKA@vokka_jp遂にオープン!「星のや富士」で大人のグランピングを楽しもう|VOKKA [ヴォッカ] ⇒ https://t.co/99mi6LkhLb
青野 尚子@najapan今日オープンの「星のや富士」を見学。宿泊じゃなくて見学w。驚いたのは行きの富士急行車内と河口湖駅周辺の8割以上がガイジンだったこと。車内アナウンスは4カ国語(ぐらい)、駅のお姉さんは普通にバイリンガル。いつの間にそんなことに。 https://t.co/uzDTH9ZIp6
pikipiki@pikipiki_net日本初のグランピングリゾート、「星のや富士」の全貌がついに公開!https://t.co/OFTmLreGYy 世界中どこを旅しても、その国を代表する美しい地には、最高の時間を提供するリゾートが存在するものです。日本もまた然り。中でも「星のや」はその代表格ではないでしょう…
各室にあるビュー抜群の「テラスリビング」
各室にある「テラスリビング」ではクッションやマットレスなども備えられ、バードウォッチングのほか、お酒を飲んだりゲームをしたりゆったりくつろげるスペースがあります。チェックインのときにブランケットや双眼鏡など「7つ道具」が入ったポーチが渡されます。
食事だってグランピング風を楽しみたい!
「スキレット」で焼くパンやオムレツは早起きのご褒美!
朝食はオプションとなりますが1200円(税別)でシンプルにコーヒーとホットサンドを楽しむか、2200円(税別)でシェフにスキレット(写真の鋳物製フライパン)で作ってもらうパンとオムレツの選択となります。どうせならアウトドアの醍醐味、スキレットで野趣溢れる朝食を体験したいところです。
昼食は好きな具材を選び「森のピザ釜」で焼き上げる
昼食に専属シェフと一緒に「森のピザ釜」で好みの具材のピザを焼く。この上ない贅沢ですね。雲に浮かんでいるようなキッチンという意味のある「クラウドキッチン」でタウンではできない体験が出来るのも「星のや富士」のいいところです。3500円(税別)
宿泊のメインイベント「ディナー」はクラウドキッチンで!
滞在のメインイベントと言えるのがダッチオーブンを使ったお料理を楽しむこと。もちろんこれだって専属シェフがついていますのであなたは「お手伝い程度」でOKなんです。せっかくアウトドアを楽しみに来てるのでなーんにもしないのはちょっと寂しいですよね。専属シェフと人数分の食材を選びコース仕立てのおしゃれなダッチオーブンディナーを楽しみます。15,000円(税別)
滞在中のアクティビティーも多彩!
焚き火BAR
夜な夜な開催されるキャンプファイアー。幻想的な焚き火の周りでホットワインやホットウィスキー片手に集まってみるのもいいですね。飲み物代は必要ですが予約は不要です。
湖上の早朝カヌー
一番のごちそうである澄んだ空気の中、湖上をインディアンカヌーでスイスイ!なんて素敵な体験なんでしょう。前日6時半までに予約すれば、カヌーでのクルージングを体験できます。ぜひ体験してみたいですね。3500円(税サ別)
山麓燻製づくり
鹿肉や川魚などジビエ料理で使われるような食材と好みのチップを選び、専属シェフに教えてもらいながら燻製を作ります。また出来上がった燻製は夜に「焚き火BAR」で食べることも出来ますよ。12月30日までの期間限定 2500円(税サ別)
朝霧の森・深呼吸
せっかく空気のいいところに来ているのですから、朝のおいしい空気をたっぷり楽しんで帰らない手はありません。毎朝開催している「朝霧の森・深呼吸」ではカンタンなストレッチも教えてもらえます。自然の中で体を動かすのはとても気持ちがいいですよ。
いかがでしたか?2015年10月30日、日本初の本格グランピング施設としてオープンした「星のや富士」。ようやく日本にも世界標準に見合うようなリゾートが出来てきたとうれしく思います。