(写真は飛行機から見たザクロス山脈の一部)
2010年度 78冊目
『消費者の権利』
正田 彬 著
岩波新書
岩波新書 新赤版 1232
2010/02/19
206p 720円+税
家庭を預かる主婦としては是非押さえておきたい一冊。
消費経済の流れや自分自身の買い物にいたるまで、参考になる。
いろいろな面で考えさせながら読んだ。
今回も記録のみにて失礼します。
詳細
食品の偽装表示、悪質な訪問販売、ネット取引でのトラブル…。
市場主義やグローバル化が進展するなか、消費生活の安全をどう確立すべきか。
消費者の権利を「経済社会の基本的原則」と位置づけ、その仕組みをわかりやすく解説。
消費者庁などの行政、あるいは消費者自身に何ができるかを考える。
一九七二年に刊行された旧版を全面改訂。
序 脅かされる消費者の権利
第1章 消費者の地位・権利は、いま
第2章 消費生活の安心・安全・自由の権利―市民社会の基本原則と消費者の権利
第3章 商品・サービスを正確に表示させる権利
第4章 市場と消費者―価格決定をめぐって
第5章 情報化社会の中の消費者―情報の提供を受ける権利をどう確立するか
第6章 消費者行政はどうあるべきか
第7章 消費者に何ができるか
食品の偽装表示、悪質な訪問販売・・・・・。いま、消費生活の安全をどう確立すべきか。消費者をめぐる法的なしくみをわかりやすく解説。消費者庁など行政、消費者自身に何ができるかを考える。1972年刊行の旧版を全面改訂。
著者紹介
正田彬[ショウダアキラ]
1929‐2009年。1950年慶應義塾大学法学部卒業。慶應義塾大学教授、上智大学教授、主婦会館理事長などを務めた。専攻は経済法