90年代の半ばから後半にかけて購入したギターアルバムを3枚紹介します。これらアルバムは購入してしばらく経ちますが、今でも棚から取り出しては聴いています。南米、北米、日本と弾き手の活動地域も、作風も異なりますが、それぞれに味わいがあるのです。
最初に紹介するのはアルゼンチンのギタリスト Luis Salinas です。ステレオサウンドかステレオかは忘れましたが、その作品レヴューで知って購入しました。最近はオーディオ誌よりネットで検索することが主体ですが、当時は作品レビューが貴重な情報源でした。陽気なイメージの南米とは裏腹に全体を通じて哀愁が漂う作品です。ブラジルで言うサウダージ、韓国で言う恨といった感じでしょうか?エレキギターの音色にも、そして一部の曲で聴ける Salinas 自身の歌声にもそれを感じます。曲では3曲目の Funky Tango が特に気に入っています。
2枚目はイギリス出身で北米で活動していた Peter White の Caravan of Dreams です。こちらは一転して爽やかなアコースティックギターの世界に浸れます。ジャンルはスムースジャズです。北米、それもカナダの森林のイメージ、樹木で例えれば白樺のイメージですね。この作品の5曲目 Just Aonther Day では私の好きな女性ヴォーカリスト Basia の声も聴けます。Basia の涼やかな声と Peter White のアコギの響きが実に合います。やはりスムースジャズ系のギタリスト Marc Antoine とのコラボ Cafe Mystique も緊迫感が心地よい1曲です。
最後は日本のギターデュオ、マリオネットのポルトガル幻想です。写真を見ていただければわかるように、正確にはポルトガルギター(湯浅隆)とマンドリン(吉田剛士)のデュオです。このアルバムを知った経緯はもう忘れてしまいましたが、多分、CDショップで見つけて買ったものでしょう。ポルトガルと言えばファドを連想しますが、この作品もファドが持つ哀愁、あるいは懐かしさに通じるものがあります。ほとんどの曲がオリジナルという事も素晴らしいです。12曲目のドライブ・アローンは小気味良い曲で iPod にも入れています。余談ですがアルバムの冊子ではゴンチチ松村さんとの対談も楽しめます。
紹介したアーティスト3組は決してメジャーではありませんが、それなりに支持されているからでしょう、アマゾンでも今現在購入可能です。今後は棚から取り出すというより、SSDから取り出すことになりますが、思い出してはこれらの作品を聴くことに変わりはないでしょう。
最初に紹介するのはアルゼンチンのギタリスト Luis Salinas です。ステレオサウンドかステレオかは忘れましたが、その作品レヴューで知って購入しました。最近はオーディオ誌よりネットで検索することが主体ですが、当時は作品レビューが貴重な情報源でした。陽気なイメージの南米とは裏腹に全体を通じて哀愁が漂う作品です。ブラジルで言うサウダージ、韓国で言う恨といった感じでしょうか?エレキギターの音色にも、そして一部の曲で聴ける Salinas 自身の歌声にもそれを感じます。曲では3曲目の Funky Tango が特に気に入っています。
2枚目はイギリス出身で北米で活動していた Peter White の Caravan of Dreams です。こちらは一転して爽やかなアコースティックギターの世界に浸れます。ジャンルはスムースジャズです。北米、それもカナダの森林のイメージ、樹木で例えれば白樺のイメージですね。この作品の5曲目 Just Aonther Day では私の好きな女性ヴォーカリスト Basia の声も聴けます。Basia の涼やかな声と Peter White のアコギの響きが実に合います。やはりスムースジャズ系のギタリスト Marc Antoine とのコラボ Cafe Mystique も緊迫感が心地よい1曲です。
最後は日本のギターデュオ、マリオネットのポルトガル幻想です。写真を見ていただければわかるように、正確にはポルトガルギター(湯浅隆)とマンドリン(吉田剛士)のデュオです。このアルバムを知った経緯はもう忘れてしまいましたが、多分、CDショップで見つけて買ったものでしょう。ポルトガルと言えばファドを連想しますが、この作品もファドが持つ哀愁、あるいは懐かしさに通じるものがあります。ほとんどの曲がオリジナルという事も素晴らしいです。12曲目のドライブ・アローンは小気味良い曲で iPod にも入れています。余談ですがアルバムの冊子ではゴンチチ松村さんとの対談も楽しめます。
紹介したアーティスト3組は決してメジャーではありませんが、それなりに支持されているからでしょう、アマゾンでも今現在購入可能です。今後は棚から取り出すというより、SSDから取り出すことになりますが、思い出してはこれらの作品を聴くことに変わりはないでしょう。