珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

夏のオーディオ

2023-08-15 16:41:08 | オーディオ
8月も半ばとなりました。横浜方面は依然、暑い日々ですが、7月の異常な暑さからは後退した感があります。暑さに慣れたこともあるかも知れませんが、以前のような酷暑感がありません。気温のピークが35℃を超える、超えないでは体感が違う気がします。2週間予報によれば、横浜の最高気温は34~35℃あたりで推移しそうです。まだまだオーディオには厳しい気候がつづきますが、メインシステムの灯を入れる頻度が少しずつ上がっていきそうです。オーディオシーズン開幕まで、少々の我慢です。

しばらく聴いていないと、同じ音楽でも聴こえ方が違ってしまうことは、よくあります。セッティング等、システム側の理由もありますが、耳や頭など聴く側の理由もありそうです。こちらもシステム同様に、慣らし運転から再開といった感じです。聴く時間は夕食後、1時間から1時間半程度で、冷房も入れながらといったパターンが多いです。久しぶりに聴いて、低音の躍動感や解像度など美味しい再生につながる要素を確認して、一安心しました。夏場に調達した音源や各ジャンルのリファレンス曲を中心に聴いています。


以前に比べて、TVの音楽番組で昭和の音楽が取り上げられることが多くなった気がします。時代を超えて聴かれる曲・・・的なノリですね。平成、令和の世代に昭和が評価されるのは嬉しいことです。NHKのライブ・エールでは「道化師のソネット」「め組の人」「北酒場」など80年代初めの曲が懐かしかったです。無性に当時の曲が聴きたくなり、郷ひろみの「若さのカタルシス」や杉村尚美の「サンセット・メモリー」を棚から引っ張り出して聴きました。81年の春、ちょうど中学卒業~高校入学時分に流行ってました。


先週より10日間の夏休みを取っています。なでしこや甲子園見てたら、あっという間に半分過ぎてしまいました。恒例の浜なしも早速調達しました。散歩がてら近所の農場に出向いて購入します。スーパーには出回りません。食べごろを狙って採取され売られるので、瑞々しさが違います。台風7号の影響で、お盆の北アルプス(立山)は、明日16日からとなりました。台風が予想より西にずれたこともあり、室堂へのアクセスは問題なさそうです。昨年の針ノ木岳に続いて2年連続での北アルプス、楽しみにしています。

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EL34交換

2023-06-11 17:20:13 | オーディオ
GWオフ会あたりから、パワーアンプ(Octave のプリメインアンプV40SEをパワーアンプとして使用)の保護回路が働くようになり、そろそろ真空管を交換しなければと考えていました。いつも球を購入している秋葉原のアポロ電子のHPを見ると、当てにしていたスヴェトラーナ製のEL34の値段が表示されていません。テレフンケンやシーメンスといったビンテージ品は値段がついているものの、値が張ります。保護回路を気にしながらの再生では音楽を楽しめないので、GWの最終同曜日の6日に秋葉原に向かったのでした。


店頭に出向いて早々に、スヴェトラーナのEL34の件を伝えると、4月に完売したとの話でした。スヴェトラーナの球はロシア製です。この世界事情ですから入手が難しくなったり、制裁の煽りで値が上がることが容易に想像されます。もっとアンテナを張っていれば、売り切りセールの存在は知ることができたはずです。仕方なく、まだ残っているエレクトロハーモニックスで揃える方向で考えたのですが、レジ後方の棚にしっかり、スヴェトラーナの4つの箱が見えるではありませんか。ダメ元で尋ねたところ販売OKとのことでした。


在庫があったとは言え、球のばらつきはチェックしておきたいです。アポロ電子では事前に電流値測定を行っており、近しい球同士でペアを組ませて売っています。念のため、再度、電流値を測定していただき、問題なきことを確認しました。同店のHPは「音を聞いて真空管を選べる 」とも謳っています。もっともオーディオレベルでの試聴ではありませんし、こちらは藁をも掴む立場ですから、電流値測定OKの時点で、買いです。連休明け早々に新EL34に切り替え、何とかケニティーさんとのオフ会に間に合わせることができました。


その後、保護回路は働かなくなりました。バイアスの状況を確認しながら、ならし運転進行中です。真空管に限った話ではありませんが、「備えあれば憂いなし」です。資金に余裕が出たら予備品も購入したいところです。スヴェトラーナの新入荷が読めませんが、アポロ電子以外での調達も考えておく必要があります。これを機に、エレクトロハーモニックス製(やはりロシアで作ってます)、あるいはビンテージ品も視野に入れたいと思いました。オーディオにも戦争の影響が及んでいることを実感した次第です。
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ウェルデルタ近況

2023-03-26 21:14:40 | オーディオ
WBC盛り上がりましたね。特に最後の2戦は痺れる展開で、久々に野球を堪能しました。その後数日はWBCロスとなりましたが、この週末でそろそろ元に戻れそうです。そうこうしているうちに横浜は桜が満開となりました。残念ながらこの週末、土日いずれも雨で花見とはなりませんでした。昨日、予定していた登山も流れ、週末はほぼ自宅で過ごしました。音楽を聴くにはいい雨となりましたが、やはり年に1度は桜を楽しみたいものです。明日以降、天候を睨みつつ、早めに恩田川を散歩することにします。

2月末のオフ会の記事でも書きましたように、ラックのスパイク受けに使用していたウェルデルタを2段化しています。多段化の例としてウェルフロートバベルがありますが、おいそれと購入できるものでありません(ラックの足は4つありますし、そもそも無理です)。バベルは4段ですが、ウェルデルタを2段化する話を、Harubaruさんから伺っていました。先行使用の計らいをしていただきました。2月末に導入、現在に至っています(正式導入しました)。今年は大きな投資はできそうにないので、上半期はこれで一段落です。


ラックの足元の様子です。ウェルデルタの2段化を行ったのは、アナログプレイヤーやプリアンプが収まるセンターのラックです。2つのウェルデルタが60度ずれて重なっているのが分かりますでしょうか?ちなみ右側はDAC用のラックの足元です。こちらはウェルデルタ1段での受けとなっています。多段化は振動の抑制に有効なようで、天文の高精度な観測場面で実証があるようです。そのことが音にどう効くかが問題なわけですが、音の制動が効き、実在感が増す方向で導入して正解だったと思います。


この機会に、DACのやフォノイコ、更にはパワーアンプの受け方も弄っています。ウェルデルタに付属していたアルミの円柱は、DACとフォノイコから外し、パワーアンプのみ使用しています。試行錯誤が落ち着いたら、あらためて紹介します。
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2022年、オーディオ振り返り

2022-12-31 16:17:48 | オーディオ
早いもので2022年も本日で終わりです。毎年1年間の長さがどんどん短くなってきていますが、最近は益々そのことを実感しています。特にコロナ禍以降のこの3年間はあっという間に過ぎた感があります。よくライフワークバランスと言われますが、今後は、少しずつライフのウェイトが上がっていくだろうと思います。オーディオも、ライフの一部を担う貴重な時間です。この3年間でシステムの方の整備がかなり進んだので、オーディオ寄りから音楽寄りに移行できたら、とも思います。ブログの表題のような時間を過ごしたいものです。

コロナ禍の3年を振り返ると、初年度はMFPC、次年度はDAC、DDCの導入がメインの投資となりました。今年は機器への投資はありませんでしたが、WELLDELTAの導入が一気に進みました。昨年末から今年にかけてDAC、フォノイコ、センターのラック、更にはアナログプレイヤーへの導入まで進みました。システムの上流の整備が進んだ分、下流での取りこぼしを抑えることが課題だったとも言えます。その一つの答えが振動対策であったように思います。シルバー系統が多い拙宅のシステムとデザイン面での相性も良かったです。


HarubaruさんからWELLDELTAの回転系機器への効果を伺っていたので、アナログプレイヤーへの導入を検討していました。デジタル系からアルミブロック付きのWELLDELTAを一時的に外し、Delphi Mk6の足元に敷いて効果を予習しました。音の粒立ち、スピード感、低音の沈みこみが改善が期待できたので、 導入に踏み切りました。実際に導入したのは初夏の頃でした。Before-AfterをHarubaruさん、Lotus Rootsさんにも聴いていただきました。デジタル偏重であったマイオーディオですが、風向きが変わった年だったと思います。


ラックの下のWELLDELTAが効くことを、オフ会やPhilewebの記事で知ることとなりました。機器の下の振動対策は機器のポテンシャルを引き出すわけですが、ラックの振動を抑えてくれるわけではありません。ラックにはアナログプレイヤー、プリアンプが導入されおり、影響範囲も広いと判断し導入してしまいました。こちらもアルミブロックは付けずに、ラックのスパイクをWELLDELTAの受け(穴)に直刺し、しています。音の取りこぼしが減り、全体的に細かい音まで見通せるようになったように感じています。


オフ会を通じて、いくつか改善の余地に気付くこともできました。まず分かったのパワーアンプの足元です。現状のQuadRingからバベルに切り替えた時の変化に驚きました。あらためて下流の振動対策の必要性を感じた次第です。バベルそのものは高額なので、すぐには手が出ませんが、ボトルネックを自覚できたことは良かったと思います。あと、これまであまりケアしてこなかった電源回り、ケーブル回りもあれやこれやと試す価値がありそうです。音の変化を以前より捉え易くなった(システム&耳)と感じており、敢えて基礎に戻るのも面白いと考えています。

コロナが3年目となりwithコロナへ移行しました。一時期控えていたオフ会は、今年あたりから従前の状態に戻ったと言えます。これ自体は嬉しいことです。Philewebコミュニティの終了等、変化点もありますが、一度つながったネットワークは形を変えて残ります。来年も月1回程度のオフ会を持たせていただければ、ありがたいです。あらたな出会いもあるかも知れません。今年も拙ブログへの訪問ありがとうございました。来年も皆様にとって良い年であることを願って、本年最後の記事とします。
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新しいウィーンアコースティックのお仲間

2022-12-15 21:42:49 | オーディオ
先日、岡山よりお越しのスイートサウンドさんが、ウィーンアコースティックのSPを導入されたことを、ブログにて知りました。導入されたのは、Beethoven Baby Grand Symphony Editionです。拙宅と同じサイズのSPですが、Symphony Editionがついている分、改良版となっています。同社のSPはあまり中古で見かけませんが、ちょうどいい品に巡り合われたようです。スイートサウンドさんはリビング横の広い空間でシステムを組まれています。8畳ちょっとの拙宅とはまた違ったウィーンアコースティックの音を聴けるのを楽しみにしています。

Philewebコミュニティは終わりましたが、希少な?ウィーンアコースティックのユーザーさんとつながるきっかけになりました。その点でも、よかったのではないかと思います。
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