早いもので2024年も残り1日少しとなりました。今年の冬休みは9連休と長丁場ですが、終わってみれば、あっという間だったとなりそうです。今年最後の日記は、オーディオ2024年の振り返りです。昨年末に、思い切ってウェルフロート・バベルを導入したこともあり、今年は大きな投資はできませんでした。その分、バベル導入の効果を、様々な曲を聴いて確認する・・・そんな1年間だったように思います。あとはMFPCの進化です。Analyzed形式のファイル再生に移行して、最早、WAVファイルの再生には戻れなくなりました。
■バベル周辺
昨年末にバベルを導入して、専らパワーアンプの直下に敷いてきました。その後、手持ちの音源をとっかえひっかえ聴きました。低音が小気味良く弾む一方で、沈み込みも増しました。結果、一体感、開放感のあるサウンドが展開されるようになりました。これはデジタル、アナログ共通の変化です。振動対策の効果については、6月のハンコックさん宅での実験でも確認しました。皆さんが使用されているを水平器を早速購入、パワーアンプ(V40SE)の位置調整に活用しています。目分量ではなく、客観的な指標に基づく調整が可能となりました。
導入した水平器はアカツキ製作所のDigi-Pas DWL-90Proです。本体とスマホをBluetoothで接続し、アプリの画面を見ながら調整します。XY方向のずれ量が数値で表示されるので、パワーアンプを動かす方向が明確です。水平が取れると画面の背景が緑色に変わります。しばらく放置しても安定的に水平が取れる条件が見つかればOKです。
■MFPC周辺
MFPCは2月にpythonプレイヤーを導入しました。Analyzed形式のファイル再生に初めて触れ、細かい音まで出す様に驚きました。WAVファイルをあらかじめAnalyzed形式に変換する必要がありますが、この1年近く、コツコツと変換作業を進めてきた次第です。オフ会において、再生中の音源情報が表示できないもどかしさはありましたが、より発展的なRDP(Realm Discovery Player)を供給いただき、問題は解消しました。pythonプレイヤーから再生上の進化もあるようで、MFさんには感謝あるのみです。
■USB-DDC周辺
ウェルフロートボードの上に載っているMFPC(N100)にはUSBケーブルが2本接続されています。白いCHORDのケーブルは音源を格納している外付けHDDにつながっています。一方、デジタル信号の出力には、オーディオクエストのUSBケーブルを使用しています。9月の赤羽オフにて、PC起因のノイズを除去する、A&R LabのUSB PD FIXcurrent+CPMspの存在を知りました。PCとUSBケーブルの間に挟んで使用します。無償のお試し利用で、音の見通しが良くなることを確認し、導入を決めました。
DDCの電源回りも、少し改善しました。セカンドシステムで使用していた、中村製作所のアイソレーショントランスNSIT-70Rをあてがいました。筐体の小さい方です。大きい方はDAC向けの出水電器のトランスです。セカンドシステムはAmazon musicを解約するなどシュリンク中で、資源をメインシステムに集中させました。
オーディオ機器関係の振り返りは以上です。今年も、例年並みにオーディオ交流をさせていただきました。旧来よりお付き合いのある方、新たに交流させていただいた方、またブログを訪れていただいた方、皆様に感謝いたします。当ブログを初めて間もなく15年になります。何歳までオーディオできるかは見通せませんが、諸先輩方を拝見していますと、今がちょうど折り返し地点ではないかと思います。音のことを書いてますが、結局は音楽が楽しいことが一番です。来年も同じ路線で参ります。
冬休みに入った初日、レコード調達に出かけました。途中、目黒の香港園に久しぶりに寄りました。池波正太郎にゆかりのあるこのお店、過去にも3度ほど日記にしています。ここの担々麺、何故か無性に食べたくなる時が来ます。青島ビールで更に緩むのも、毎度のパターンです。お腹が満足したら、次は神保町です。
三省堂(ビルを改修中で、仮店舗で営業)で、数冊本を調達した後、レコード社に足を延ばしました。年末ということで、嬉しい10%オフでした。調達したレコードは、松坂慶子、麗美、山口百恵という、脈絡ない組み合わせですが、これもまた愉し、といったところです。盤面を洗って、年明けから聴きます。
これで、今年の日記は最後です。皆様、良いお年をお迎え下さい。
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