クラシックを聴く量は他のジャンルに比べると少ないですが、長らく聴いている盤の一つが Mozart のクラリネット協奏曲と五重奏曲です。クラリネットは David Shifrin。買ったきっかけはクラシックの書評(おそらく宇野さんの本、立ち読み)です。オーディオ機器もCDも、その良さは聴いてから判断したいところですが、買いたくなる文章をを書く人がいるから困ったものです。とは言え、この盤は買って正解の一枚だったと言えます。
ジャケットをご覧下さい。最初、何故2本目のクラリネットを小脇に抱えているのか理解できませんでした。ここで使われているクラリネットはこの曲に合わせて Shifrin が特別に作ったものだそうです。Mozart のこれらの作品、普通のクラリネットでは出せない低音があると知って腑に落ちました。確かに2本のクラリネット、明らかに長さが違いますね。
協奏曲/五重奏曲、共にクラリネットが持つ優しい音色に引き込まれますが、私はやや後者が好みです。第1楽章の明るめの弦楽器と、憂いを帯びたクラリネットのコントラストはまるで会話のように感じられます。特にクラリネットが応える部分がいいですね。複雑で繊細な旋律はやはり Mozart だからとも言えますが、死期に近い作品であることが、その背景にあるのでしょうか。
クラシックは装置の質が上がるとより良く聴けるようになると、どこかで読んだ記憶があります。五重奏曲は個々の楽器の配置、奥行き感などを意識しながら聴いています。このCDを買った当初は、クラシック全般を平べったい印象で聴いていました。最近新規購入するCDの中でクラシックの比率が高まっています。もちろん装置の影響があると思います。
ジャケットをご覧下さい。最初、何故2本目のクラリネットを小脇に抱えているのか理解できませんでした。ここで使われているクラリネットはこの曲に合わせて Shifrin が特別に作ったものだそうです。Mozart のこれらの作品、普通のクラリネットでは出せない低音があると知って腑に落ちました。確かに2本のクラリネット、明らかに長さが違いますね。
協奏曲/五重奏曲、共にクラリネットが持つ優しい音色に引き込まれますが、私はやや後者が好みです。第1楽章の明るめの弦楽器と、憂いを帯びたクラリネットのコントラストはまるで会話のように感じられます。特にクラリネットが応える部分がいいですね。複雑で繊細な旋律はやはり Mozart だからとも言えますが、死期に近い作品であることが、その背景にあるのでしょうか。
クラシックは装置の質が上がるとより良く聴けるようになると、どこかで読んだ記憶があります。五重奏曲は個々の楽器の配置、奥行き感などを意識しながら聴いています。このCDを買った当初は、クラシック全般を平べったい印象で聴いていました。最近新規購入するCDの中でクラシックの比率が高まっています。もちろん装置の影響があると思います。