珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

GRFさん、ご来訪

2011-02-04 23:13:49 | オフ会
セッティングについてメールで相談していた GRFさんと、ようやく日程調整がつき、交流させていただきました。前日まで海外出張という、お忙しい中での、ご訪問ありがとうございました。正直、聴いていただくレベルにあるのか、不安でもあったのですが、「ほぼ合っていますね・・・」の一声にホッとした次第です。最適なスピーカー位置を探すべく、小型スピーカー ALR/Jordan Classic 1をリビングのシステムから外していたのですが、出番はありませんでした。

セッティングの実験の時間が浮いたので、後は、GRFさんの装置を使ってクラシックを中心に音楽を聴かせていただきました。手前にある機器は現在生産終了となっている SONY製のハードディスクレコーダー NAC-HD1(クロックを改造)で、デジタルファイルからの再生が可能です。Linn がDSを世に出した2007年に SONY もこのような製品を出していたのは驚きです。日本のメーカーがもっとデジタルファイル再生に力を入れれば、オーディオ業界も活性化すると思うのですが・・・。


さて、NAC-HD1の音です。スケール感に富んだ、おおらかな音と言ったらいいでしょうか。左右の広がりだけでなく奥行きも増した印象です。2年前にオーディオ熱が高まって以降、クラシックを聴く頻度は増えていますが、他のジャンルの楽曲に比べて難しさも感じていました。ところが、聴く曲聴く曲が楽々と鳴るので、何か狐につままれたような感覚でした。GRFさんは、クロックの重要性を挙げられていました。改めてメインシステムの課題=”ソース信号の良質化”が浮き彫りになった気がします。

ただ、嬉しかったのは、V40SE や Beethoven Baby Grand の潜在力を、音で実感できたことです。それを引き出すのが、今後の楽しみになりそうです。小説や映画は結末を知ると面白さは半減しますが、このような交流を通じて、
・何が足りているのか、何が足りていないのか、
・次に到達すべきステージはどこか、
を知ることは、とても有意義だと感じました。もちろん試行錯誤もオーディオの楽しみの一つですが、無駄に時間を使う、無駄にお金を使うことは避けたいものです。

GRFさんのブログでは、オーディオ以外にも、出張や旅行先の写真がアップされていて、時々拝見しています。私も、ちょっとあやかってスナップ写真です。交流の翌朝、新聞を取りに外へ出ると、下弦の月と金星が並んでいました。偶然ですが、この日が見た目に最接近する合だったようです。早朝に下弦の月を見ることは滅多にありませんが、おまけに金星ですからシャッターを切った次第です。そうこうするうちに、東の空が明るんできました。相変わらず東京・横浜は雨が降らない日が続いています。

コメント
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