珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

アナログ試聴会、Luxman PD-171

2011-08-07 08:45:14 | オーディオ
オーディオスクエア相模原店で開かれた、アナログプレイヤーPD-171(ラックスマン)の試聴会に参加してきました。このプレイヤーの試聴会は3月に続いて2回目です。まだプレイヤーを絞り込んでいるわけではありませんが、気になる機種の一つです。前回とはカートリッジやスピーカーが異なっていて、かかったレコードにも重複がなかったので、新鮮な耳で聴くことができました。

カートリッジはオルトフォンのMC-30W、スピーカーはソナス・ファベールのCremona Mでした。同社のセパレートアンプCL-38uのフォノ入力を使った再生です。ノイズの少ない、アナログを意識させないサウンドは前回同様です。試聴会の前半は同社の高級CDプレイヤーD-08を使ったデモでしたが、前半・後半で音の傾向ががらっと変わる感じはしませんでした。カートリッジ、スピーカーの組み合わせは今回の方が良かったように思います。


選曲は、Michael Jacksonの「Wanna Be Startin' Somethin'」、Cannonball Adderleyの「Autumn Leaves」 、Gary Karrの「Adagio d'Albinoni」といったジャンルを超えたラインナップでした。前回は、できれば毒も欲しいといった感想を持ちましたが、Gary Karrのコントラバスに、期待した毒を感じることができました。

アナログ機器の持つ曖昧さ(例えば回転むらなど)、が音に厚み、深みを与えているといった話が出ました。アナログ、デジタルにはそれぞれ固有の音の良さがあり、一元的に良し悪しを比較できないのでしょうね。
コメント (2)
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