珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

アナログ試聴会、LINN

2011-08-21 08:02:53 | オーディオ
ここにきて、涼しくなりましたが、果たしていつまで続くでしょうか。猛暑続きの真っ最中、LINNのアナログシステムを使った試聴会に参加してきました。今回は平坦ルートで神保町から秋葉原へ向かいました。途中、高校野球中継に足を止めながらの、気楽な散歩となりました。こちらは靖国通りからの、入道雲バックのスカイツリーです。来年5月オープンですが、私のアナログ導入もそんなペースになりそうです。


今回は、私がOCTAVEのV40SEを購入したお店の主催です。アナログにも力を入れているようで、過去にもアナログを主体とした試聴会が組まれています。2度目の参加となります。どちらかと言うと、機器の試聴というより、アナログの鑑賞会に近い感覚で参加しています。選曲が個人的にマッチしていて、前回はThe Singers Unlimitedを、今回はチョン・キョンファをアナログで聴けて良かったです。

スピーカー以外はオールLINN、しかもどれもトップグレードのラインナップでした。スピーカーは、TANNOY Canterbury/SEとJBL4365です。アナログ機器だけでもオーバー300万円ですので、試聴会ではなく鑑賞会の気分になるのは仕方ないところです。Canterbury/SEの柔らかさ、4365のメリハリと、スピーカーの個性の違いは勿論ありましたが、アナログならではの濃いサウンドはジャンルを超えて共通していました。それまで抱いていたイメージとは、(いい方向に)ずれていました。


それでもLINNで決まりとならないのは、もちろん他ブランド品に魅力ある製品が多いこともありますが、極めて個人的な理由もあります。一つは、昔から業界メジャーブランドを避ける傾向があって、マイナーなメーカーを好んでいることがあります。オーディオで言えばOCTAVEやVienna Acousticsがそうです。車もカメラもそんな感じですし、野球も長らくスワローズを応援しています(今年はトップですが)。

もう一つの理由は、DSの存在です。LINNは、もはやデジタルでも独走ですね。現在、デジタルファイル再生では、5月に導入したVoyage MPDが、期待のツールになりつつあります。当面はこれを深化させたいと思っていますが、LINNのアナログを導入すると、”デジタルもLINNにすればいいのに・・・”といった声が内外から聞こえてきそうです。LINNの存在、動向は気になるでしょうが、アナログ、デジタルとも自身の直感を大事にしたいと思っています。
コメント (4)
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