珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

京都、大文字山

2016-02-16 21:24:00 | その他
先の週末は関西滞在だったのですが、土日の天気予報が芳しくなく、両日停滞も覚悟していました。ところが日曜日の予報が外れ、朝方から晴れ模様。急遽、京都方面へ繰り出すことにしました。京都を囲む山々から京を見下ろすのを、一度やってみたかったのですが、漸く実現できました。嵐山の先にある愛宕山が本命でしたが、急に決めたこともあり手軽な大文字山にしました。大文字山は五山の送り火で有名ですね。昨夏の家族旅行で初めて送り火を見ました。丁度半年振りの訪問となりますが、今度は眺めるのではなく懐に飛び込もうというわけです。カメラの準備がなく、写真は全てスマホです。

京都1周トレイルなるコースが設定されているとは知りませんでした。地下鉄東西線の蹴上駅近くの日向大神宮の脇から登山ルートが始まります。ルートの要所要所でこのような案内板が出ていました。


しばらく進むと、山科と南禅寺を結ぶルートと交差しました。大文字山は銀閣寺の上方ですから、ちょうど南禅寺と銀閣寺を結ぶ線に平行に山上を歩くことになります。


山科の街並みが見えてきました。新幹線で京都に入る前に開ける地域です。


さらに高度を上げていくと、今度は左手に京の街並みが見えてきます。これは先が楽しみです。


大文字山の頂上に着きました。素晴らしい眺めを堪能しながら、京都駅で調達したカツサンド他を頬張ります。地元の小学生グループもちょうど昼食時でした。


大文字山から大の字までは目と鼻の先です。街並みが近づくこともあり、むしろ山頂よりも迫力ある光景でした。この日は春一番だったのか、とても風が強かったです。


正面が愛宕山です。同じ京都でも標高や位置関係の違いで難易度が上がります。この時期だと例年はアイゼンが必要だそうです。


道のように続いているのが、大の字の右下の部分です。それを大の字の頭から見ていることになります。


こちらは点火台です。これらが連なって、一つの字を形成します。実際に見るとなるほど、と思います。


大の字の、左半分に沿って下山ルートを進み、そのまま銀閣寺方面へ下ります。


終点の銀閣寺です。ここも半年振りです。登山ルートは人が少なかったですが、表通りに出ると一転、観光客で溢れます。昨年も感じましたが依然、外国人が多いですね。欧米だけでなく中国、韓国、東南アジアからの観光客が目立ちました。春節と関係あるかも知れません。


河原町に出てしばしアウトドア用品などを物色し、三条のイノダコーヒーにて一服です。「アラビアの真珠」(コーヒーの名称)を頼みました。その酸味と甘みのブレンドに、京都に来ていることを実感します。こういった時間、私にはどうしても必要です。


四条通りのジュンク堂に行く前に、錦市場にて、いなりずし、えび芋の和え物を調達しました。ジュンク堂では文系、理系を併せて3冊を購入、日曜日の午後のちょっとした羽伸ばしを楽しみました。時間に余裕があれば北野天満宮に寄って梅を見る手もありましたが、またの機会にとっておきます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする