珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

BOさん宅訪問

2016-06-04 08:04:11 | オフ会
最近、PCオーディオは、JPLAYの話題で盛り上がっていますね。5年ほど前にVoyage MPDが広まった当時のような雰囲気、興奮が伝わってきます。纏まった時間があれば取り組みたいのですが、このところオンもオフも忙しく、躊躇&様子見といったところです。LinuxではなくWindowsで取り組める点は、面白いと思いました。Harubaruさんから借りたアイソレーショントランスをDACの足元に配したところ、効果が確認されたので、まずはその導入を優先したい事情もあります。オーディオでは複数の策を同時にやらないように意識していますが、まあ、言い訳です。先の楽しみではあります。

さてGWオフ会、4軒目は地元横浜のBOさん宅訪問でした。BOさんとは3日のHarubaru邸訪問をご一緒していますので、1日置いてのお付き合いとなりました。今年の横浜方面のGWは好天に恵まれ、この日も爽やかな青空が広がりました。いつものように最寄り駅で待ち合わせて、BOさんの運転でお宅まで向かいました。BOさんとの最初の交流はちょうど2年前になります。以後、相互訪問を含むサウンド交流、さらにフレンチレストランでの会食など、いつも遊んでいただいています。BOさんは、音楽のみならず、レーベルや録音など音源にもお詳しく、何かと教えていただくばかりです。

これで3度目の訪問になります。すっかりこちらのオーディオ部屋も馴染みになりました。オーディオ機器に大きな変更はありませんが、音場の広がりや響きの微調整を重ねられています。代名詞とも言えるB&Oの仮想同軸のトールボーイも健在です。


SDカードからデジタル信号を取り出し、パナソニックのデジタルアンプで受ける構成も変わっていません。CDプレイヤーもPCも、アナログのプリアンプも無い、とてもシンプルなシステムです。操作や音源の検索は大変そうですが、BOさんはこのスタイルに慣れています。


例によりクラシック、ジャズを中心の鑑賞となりました。バロックから現代音楽まで幅広く、特に録音の良い音源をお持ちです。ペルコレージの「スターバト・マーテル」は私もお気に入りの盤を探し中です。有名どころではアバドがあるようです。古楽のレーベルではハルモニア・ムンディを紹介いただきました。


マーラーやブルックナーのように大編成は未だ聴く頻度が上がらないのですが・・・。マーラーだと5番は入りやすそうな感じですね。BOさんがお気に入りのチェルビダッケのBOXからは「くるみ割り人形」を聴かせていただきました。惹きつけられる名演ですね。


ベートーヴェンはピアノが絡む作品が好きなので、実は交響曲は積極的に聴いていません。こちらは60年代のイエスキリスト協会で録音されたベルリンフィルとの全集です。大田区Yさんとの会話でも出ましたが、やはりこの年代の音は、訴求力があります。


一方、ジャズは女性ヴォーカルの大御所の面々。アニタ・オデイの名盤「This is Anita」は私も早速、購入しました。BOさんのシステムはお部屋の広さもあって箱庭感がなく、ジャズクラブにてヴォーカリストの正面にいるような感覚で聴けるのが楽しいです。


これは間違いなくGRF邸訪問の影響ですね(笑)。エンターテイナーが持つオーラがオーディオでも十分伝わってきます。


最初の訪問2回目訪問の変化は大きかったですが、今年は昨年同様の音だと感じました。お部屋の広さとトールボーイの空間表現力が音場の広がり、ゆとりを形成しています。部屋のみならず音にも私自身が馴染んでしまったのか、オーディオ耳は働かず、単純に音楽を楽しませていただきました。ある意味、望ましいオフ会なのかも知れませんね。オーディオ鑑賞後は、奥様の美味しい手料理とワインをいただきました。こちらも毎度のことなので恐縮なのですが、ご馳走様でした。お貸いただいた五嶋みどりのシベリウスの協奏曲、しっかり鳴らし込んで、次回来宅時に備えたいと思います。
コメント (6)
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