GWオフ会シリーズの最終日、Philewebつながりで、地元のそねさんをushiさんと一緒に訪問しました。昨夏、お二人が拙宅にお越しになった際、再生環境が整ったら、そねさん宅にお邪魔する話をしていました。しばらく間があきましたが、ベルウッドさん訪問記(4月にそねさんを訪問されています)のレスで話がまとまり、GW最終日に差し込ませていただきました。そねさんは定年退職を見越して、2006年にオーディオを始めたそうですが、その一方でPCオーディオや電源環境へのマニアックな拘りを存じていました。ピエガやMSBテクノロジーといったハイエンド品、平行法と交差法の同居なども気になるところです。
お昼を3人で待ち合わせにしていたのですが、ushiさんが見えられません。後で判明したのですが、遅くなる旨のメッセージが、そねさん宛てに届いていたそうです。結局、私とそねさんで駅近くのラーメン店へ。お奨めの味噌ラーメンを汗をかきながらいただきました。濃いめの味噌味のスープとお肉のボリューム感が嬉しいです。GWは休まず営業だったという、おかみさんの明るい愚痴を聞いてお店を出ました。
地元の馴染みのある大型マンションの1Fにそねさんのお宅がありました。採光の効いた明るいリビングルームをオーディオ部屋に使われています。本来つながっているキッチンは、仕切りで区切られていています。床はフローリングのままでしたが、壁や天井の漆喰が効いているのか、さほどライブではありません。ここに来て、相次いでセッティングの先達のベルウッドさん、GRFさんが訪問してご指南があった模様です。この日はイーディオ製小型SPが平行法、ピエガのトールボーイが交差法となっていました。ダリ平面SPの大田区Yさんもそうでしたが、ラックなしのアンプ床置きは、「男の城」の風情が出ますね。
そねさんはファイル再生派ですが、特殊と言っていいほどシステムは凝られています。PCに挿したサウンドカードからデジタル信号を出す、初期のPCオーディオのスタイルです。USB方式もいろいろと試されたそうですが、代替まで至りませんでした。他リニア電源、クロックなどですが、筐体の数が多くて、それらの関係性がつかめていません。最終的にAES/EBU接続でDACにつなぎます。このあたりは、馴染みのオーディオショップのお師匠さんから、指南を受けたそうです。最近のJPLAYの盛り上がりを見ると、PCオーディオはまだ多様性を維持していると感じます。
こちらがMSBテクノロジーのハイエンドDAC、DAC-Ⅳ Signatureです。アナログボリュームが付いてプリアンプを兼ねています。MSBテクノロジーの存在は最近まで知らなったのですが、デジタル信号の処理に相当な拘りのあるメーカーのようです。
パワーアンプも昨年交換されたようですね。それでまアキュフェーズを使われていましたが、横濱音羽製作所のモノラルアンプAL3886FMC×2台となっています。そねさんご自身も、また過去何度か訪問されているushiさんもアンプ入れ替えの効果を実感されているようでした。
この日、コーナー配置の交差法に使われていたピエガのTC 70Xです。フロントバスレフ型のトールボーイです。ピエガのSPはお店での試聴経験はありますが、訪問先で聴くのは初めてとなります。ピエガのSPにはスタイリッシュなイメージがありますが、どっしりした面構えですね。
一方、こちらはイーディオ製の小型2WaySPです。イーディオのことは今回の訪問まで存在を知りませんでした。高域ユニットは Morel/ET338-104、低域ユニットが Audio Technology/15H52です。ご自身の日記によれば、夜、グラス片手に女性ヴォーカルを聴くSPとしての導入だったとか。
チクマのタップの他、配電盤、リニア電源、充電式電池、クリーン電源など電源環境への相当な拘りもそねさんのオーディオの特徴です。「男の城」の大事な要素です。
こちらも拘りの一端。SONYの家庭用蓄電池です。この日は別系統のPCオーディオの足元として使いました。結構、いい値段しますが、気になったushiさんは速攻で買われたようです。
こちらがサブのプレイヤー、ラズベリーパイ+I2S-DACです。究極のコンパクトさに加えて、タブレットから選曲できる便利さもあります。調子に乗って聴かせていただきました。
そねさんのお気に入りの音源から、ジャズ、クラシック、ポップスとジャンルを跨いで聴かせていただきました。イーグルスやクリスボッティはオフ会の定番になりつつありますね。クラシックではモーツァルトの比率が高かったように思います。
跨いだジャンルの中では相対的にジャズが多かったでしょうか。ミラバッシ(下段)は昨年、拙宅にも持ってきていただきました。哀愁を誘うメロディーをアコーディオンが奏で、そこにミラバッシの余韻を含んだピアノが重なります。私も気に入って購入しました。確か、連続する音は、そねさんのテーマだったように憶えています。ピアノで言えばアルゲリッチは受け付けず、内田光子の音の置き方を熱く語られていましたね。指でなく音を置くという表現は、分かるような気がします。尤も、私は両者OKの相変わらず雑多ぶりですが。
まずは平行法の小型SPからスタートしました。音場が後方に形成され広がりも十分です。やはりクラシックとの相性がいいようです。冒頭でかけていただいたコーラスも浮遊感が出てマッチしていると思いました。一方、交差法にはジャンルを選ばないオールマイティーさがありますが、低域は時折主張が勝る印象を感じました。ただし、後日談があり、再度GRFさんの訪問があった模様です。背景との距離など詰める余地があったということでしょうか。イーグルスのライブではそれがドラムの力感につながっていました。音の印象は、小型SPの方に若干の乾きを、ピエガにウェットさを感じました。
そねさんのオーディオから私が連想する言葉は、好奇心、拘り、チャレンジ精神、です。電源環境やPCオーディオへの取り組みは日記を通じて存じ上げていました。定年近くになってオーディオを始められたとプロフィールには書かれていますが、試行錯誤、音の取捨選択の経験を相当積まれたことでしょう。機器一品一品の選択にも拘りがあり、とてもオーディオ歴10年とは思えません。男の趣味を楽しまれている様子がよくわかりました。一部屋に2系統のSPを置ける環境は、なかなか得られるものではなく、ある意味チャレンジングです。今後のそねさんの追い込み、注目しています。思い切り地元ですしね(笑)。
GWはご多忙だったushiさんは最初からビールモード、私やそねさんも後半から合流、となりました。オーディオルームから見る新緑の光景が眩しく、爽やかな初夏の雰囲気が心地良さに輪をかけました。感想戦は近くの居酒屋を2軒が入れず、結局、そば屋さんに落ち着きました。ビールから蕎麦焼酎に移行して談義が続きました。直近のマラソンオフ会、短い期間でのセッティングの先達の来訪、などネタは満載でした。そねさん、ushiさんGWの締め1日をありがとうございました。次回はushiさんのお宅訪問ですね。こちらも楽しみにしています。
お昼を3人で待ち合わせにしていたのですが、ushiさんが見えられません。後で判明したのですが、遅くなる旨のメッセージが、そねさん宛てに届いていたそうです。結局、私とそねさんで駅近くのラーメン店へ。お奨めの味噌ラーメンを汗をかきながらいただきました。濃いめの味噌味のスープとお肉のボリューム感が嬉しいです。GWは休まず営業だったという、おかみさんの明るい愚痴を聞いてお店を出ました。
地元の馴染みのある大型マンションの1Fにそねさんのお宅がありました。採光の効いた明るいリビングルームをオーディオ部屋に使われています。本来つながっているキッチンは、仕切りで区切られていています。床はフローリングのままでしたが、壁や天井の漆喰が効いているのか、さほどライブではありません。ここに来て、相次いでセッティングの先達のベルウッドさん、GRFさんが訪問してご指南があった模様です。この日はイーディオ製小型SPが平行法、ピエガのトールボーイが交差法となっていました。ダリ平面SPの大田区Yさんもそうでしたが、ラックなしのアンプ床置きは、「男の城」の風情が出ますね。
そねさんはファイル再生派ですが、特殊と言っていいほどシステムは凝られています。PCに挿したサウンドカードからデジタル信号を出す、初期のPCオーディオのスタイルです。USB方式もいろいろと試されたそうですが、代替まで至りませんでした。他リニア電源、クロックなどですが、筐体の数が多くて、それらの関係性がつかめていません。最終的にAES/EBU接続でDACにつなぎます。このあたりは、馴染みのオーディオショップのお師匠さんから、指南を受けたそうです。最近のJPLAYの盛り上がりを見ると、PCオーディオはまだ多様性を維持していると感じます。
こちらがMSBテクノロジーのハイエンドDAC、DAC-Ⅳ Signatureです。アナログボリュームが付いてプリアンプを兼ねています。MSBテクノロジーの存在は最近まで知らなったのですが、デジタル信号の処理に相当な拘りのあるメーカーのようです。
パワーアンプも昨年交換されたようですね。それでまアキュフェーズを使われていましたが、横濱音羽製作所のモノラルアンプAL3886FMC×2台となっています。そねさんご自身も、また過去何度か訪問されているushiさんもアンプ入れ替えの効果を実感されているようでした。
この日、コーナー配置の交差法に使われていたピエガのTC 70Xです。フロントバスレフ型のトールボーイです。ピエガのSPはお店での試聴経験はありますが、訪問先で聴くのは初めてとなります。ピエガのSPにはスタイリッシュなイメージがありますが、どっしりした面構えですね。
一方、こちらはイーディオ製の小型2WaySPです。イーディオのことは今回の訪問まで存在を知りませんでした。高域ユニットは Morel/ET338-104、低域ユニットが Audio Technology/15H52です。ご自身の日記によれば、夜、グラス片手に女性ヴォーカルを聴くSPとしての導入だったとか。
チクマのタップの他、配電盤、リニア電源、充電式電池、クリーン電源など電源環境への相当な拘りもそねさんのオーディオの特徴です。「男の城」の大事な要素です。
こちらも拘りの一端。SONYの家庭用蓄電池です。この日は別系統のPCオーディオの足元として使いました。結構、いい値段しますが、気になったushiさんは速攻で買われたようです。
こちらがサブのプレイヤー、ラズベリーパイ+I2S-DACです。究極のコンパクトさに加えて、タブレットから選曲できる便利さもあります。調子に乗って聴かせていただきました。
そねさんのお気に入りの音源から、ジャズ、クラシック、ポップスとジャンルを跨いで聴かせていただきました。イーグルスやクリスボッティはオフ会の定番になりつつありますね。クラシックではモーツァルトの比率が高かったように思います。
跨いだジャンルの中では相対的にジャズが多かったでしょうか。ミラバッシ(下段)は昨年、拙宅にも持ってきていただきました。哀愁を誘うメロディーをアコーディオンが奏で、そこにミラバッシの余韻を含んだピアノが重なります。私も気に入って購入しました。確か、連続する音は、そねさんのテーマだったように憶えています。ピアノで言えばアルゲリッチは受け付けず、内田光子の音の置き方を熱く語られていましたね。指でなく音を置くという表現は、分かるような気がします。尤も、私は両者OKの相変わらず雑多ぶりですが。
まずは平行法の小型SPからスタートしました。音場が後方に形成され広がりも十分です。やはりクラシックとの相性がいいようです。冒頭でかけていただいたコーラスも浮遊感が出てマッチしていると思いました。一方、交差法にはジャンルを選ばないオールマイティーさがありますが、低域は時折主張が勝る印象を感じました。ただし、後日談があり、再度GRFさんの訪問があった模様です。背景との距離など詰める余地があったということでしょうか。イーグルスのライブではそれがドラムの力感につながっていました。音の印象は、小型SPの方に若干の乾きを、ピエガにウェットさを感じました。
そねさんのオーディオから私が連想する言葉は、好奇心、拘り、チャレンジ精神、です。電源環境やPCオーディオへの取り組みは日記を通じて存じ上げていました。定年近くになってオーディオを始められたとプロフィールには書かれていますが、試行錯誤、音の取捨選択の経験を相当積まれたことでしょう。機器一品一品の選択にも拘りがあり、とてもオーディオ歴10年とは思えません。男の趣味を楽しまれている様子がよくわかりました。一部屋に2系統のSPを置ける環境は、なかなか得られるものではなく、ある意味チャレンジングです。今後のそねさんの追い込み、注目しています。思い切り地元ですしね(笑)。
GWはご多忙だったushiさんは最初からビールモード、私やそねさんも後半から合流、となりました。オーディオルームから見る新緑の光景が眩しく、爽やかな初夏の雰囲気が心地良さに輪をかけました。感想戦は近くの居酒屋を2軒が入れず、結局、そば屋さんに落ち着きました。ビールから蕎麦焼酎に移行して談義が続きました。直近のマラソンオフ会、短い期間でのセッティングの先達の来訪、などネタは満載でした。そねさん、ushiさんGWの締め1日をありがとうございました。次回はushiさんのお宅訪問ですね。こちらも楽しみにしています。