GWオフ会の最後は5日のBOさん宅訪問でした。Harubaruさん、chibiさんと一緒に訪問させていただきました。前回の訪問は約1年前で、その際はHarubaruさんと一緒でした。1月のchibiさんとの相互オフ会に、BOさんを招いて、ご近所オーディオの輪が広がりました。あざみ野駅にてchibiさんと合流し、BOさんが待つ集合場所に向かいました。車中で待っていると、Harubaruさんも来られて、早速BOさんのお宅へ向かいました。連日の好天でこの日も気持ちの良い五月晴れでした。
これまでのオフ会は、半地下室にあるB&OのフロアスタンディングのSPのある部屋が殆どでした。ここ数年でしょうか?リビングルームにあるジャーマンフィシクスHRS-130 を中心としたシステムで聴かせていただくようになりました。この光景もすっかり見慣れました。教会を彷彿させる解放感のある空間にオーディオシステムが溶け込んでいます。HRS-130に似合うスタイリッシュなCDプレイヤー、アンプを探していると、以前のオフ会で伺っていましたが、それをしっかり実現されていました。

BOさんのお目に適ったのはテクニクスでした。SACD/CDプレイヤー、デジタルアンプいずれも入れ替えとなっていました。色はHRS-130 との組み合わせでブラックです。最上流のSACD/CDプレイヤー、SL-G700MK2です。ネットワークプレイヤーとしても利用できるようですが、勿論、BOさんはディスク再生です。

BOさんがデジタルアンプに拘っていることは、これまでのオフ会のご発言からも分かります。実際、半地下室では、パナソニックのAVデジタルアンプを長年使われています。テクニクスのデジタルアンプSU-R1000に行きついたのは、ある意味必然だったのかも知れません。あらためてHRS-130と新たに迎えたテクニクスの2機種を俯瞰すると、統制のとれたシンプルなシステムですね。リビングオーディオとなると、ご家族の理解もないと続けにくいと想像します。良い選択だったのではないでしょうか?

BOさんのお宅では、毎度、ジャズやクラシックを聴かせていただいていますが、録音の良い盤が多いです。いい演奏をいい音で再生する・・・BOさんの普段聴きのスタイルでオフ会が進行しました。ジョー・ウィリアムス 、チェット・ベイカー、シェリー・マン、バーニー・ケッセルとBOさんのお好きなアーティストが続きます。菅野さん録音による北村英治『Dream Dancing 』もありました。チェット・ベイカーのけだるさを含んだ歌声には、得も言われぬ魅力がありますね。

まだまだ続きます。チェット・ベイカーとジェリー・マリガンのコラボ、アンドレ・プレヴィン、オスカー・ピーターソン、クヌード・ヨルゲンセン等でした。アンドレ・プレヴィンのドラムレスのトリオは前回もかけていただきました。その際もピアノの鮮度の高さを感じましたが、更に磨きがかかったようです。

クラシックも空間の広さを活かした音場の展開が見事でした。ここでもピアノが心地よかったです。モーツァルトのピアノ協奏曲15番(アバド/ゼルキン)が個人的には、一番印象に残りました。同じ盤を持っていますが、15番はほとんど聴いていないので、いいきっかけになりそうです。他、アンセルメのシェエラザード 、録音の良い『中世のクリスマス』等かけていただきました。シェエラザードはchibiさんもお好きな曲のようでした。

短い時間でしたが、半地下室のセカンド?システムでも、聴かせていただきました。こちらは従来通りSDカード上のデジタルファイルをミュージックストリーマー Bluesound Node2i 経由で再生指示する方式です。ベートーヴェンの交響曲7番を聴きました。音の解像度においてメインシステムとの差はありますが、古いシステムなりの味わいもあるなと感じました。再びリビングルームに戻り、ハリー・べラフォンテのライブ等カジュアルな音楽を聴き、柏餅をいただいたところでお開きとなりました。

HRS-130 を最初に聴いたのは、2020年の秋ですから2年半が経過したことになります。鳴らし込みも進んで、すっかりリビングに馴染んだ印象です。SPの存在は消え、広いステージが展開されます。前回から音の解像度、鮮度が更に上がった印象を受けましたが、テクニクスの2機が貢献しているのではないかと思いました。オフ会の早い段階でSL-G700MK2の直下にバベルを敷きました。馴染むに連れて低音の深みが増す印象を持ちましたが、それを差し引いても、進化したシステムの音を聴くことが出来ました。
駅まで奥様に送っていただき、イタリアンにて4人で感想戦を続けました。コロナ明けでどこの飲食店も活気が戻ってきたようです。別の女性グループの元気さに圧倒される感もありましたが、こちらはこちらでオーディオ話で盛り上がりました。BOさん、この度はお招きいただきありがとうございました。また落ち着いたところで拙宅にも遊びに来て下さい。Harubaruさん、chibiさんご一緒いただきありがとうございました。
BOさん宅は初訪問となりましたが、電車の同じ沿線で、たまに散歩で歩いていた街にお住まいなので、これからもvafanさん同様、相互交流よろしくお願い致します。
さて、ジャーマンフィジックスの名前は聞くものの、聴くのは初めてということもあり、楽しみにしていました。
通されたお部屋は、リビング兼用オーディオルームではありますが、余計な物が置かれていないスッキリとした20畳はある部屋で、おまけに天井が三角形になっており、一番高い所は4m以上あろうかという、まさに教会の中のような厳かな気品を感じる素晴らしい環境でした。
第一印象で、これは良い音がするだろうなと、感じた次第です。 CDをかけ始めて最初に感じた印象は、ハイスピードで音離れの良い、解像度が高く緻密だけれど、とても自然でバランスの良い端正なサウンドと感じました。
ジャーマンフィジックスは低域が弱いとの潜入観念がありましたが、そんなことはなく、低域から高域まで過不足なくバランスの良い響きでした。
黒で統一された、スピーカー、アンプ、CDPが、素晴らしいお部屋に一体感を伴って溶け込む雰囲気は、夜にグラスを傾けながら音楽を聴いたら癒されるだろうなぁと、羨ましくなるような気品に溢れていました。
後半は、CDPの下にバベルを設置して、ウェルデルタからの音の変化を聴き比べましたが、音の躍動感が一気に増し、自然なバランスはそのままに、音楽が楽しくなりました。
アンプは、テクニクスのD級プリメインでしたが、ムムッなかなかやるな!と感じた次第です。
録音の良いアルバムをいろいろとかけていただき、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、ご近所でもありますので、またよろしくお願いしたいと思います。
BOさん、ありがとうございました。
BO邸はもう何度もご訪問させていただきましたが、いつもセンスの良さが光るお部屋に居心地の良さを感じています。以前のCDPとアンプがシルバー色でしたので、今回スピーカーのブラック色に合わせたCDプレーヤーとアンプの導入には、BOさんの拘りが見えましたね。
拙宅のような音が良ければ何でも有りの一見無骨に見えるシステムとは違い、リビングシステムとしてのセンスの良さが光っていましたね。
BOさんの選曲のセンス、CD音源の音の良さも光りましたね。以前のシステムの出音も良かったですが、新しいCDプレーヤーとアンプの出音は更に洗練されていました。途中からバベルをCDプレーヤーに導入してから、次第に馴染んで行くと共に音楽が更に楽しく感じました。
夜のイタリアンレストランも良かったです。イタリアンレストランは多少賑やかな方が活気が感じられますので、会話も弾んで楽しかったです。
BOさん、ご招待いただきありがとうございました。また機会がございましたらよろしくお願いいたします。
BOさんは、拙宅とchibiさんのお宅の中間にお住まいですので、いずれはと思っていました。1月の交流に続いて、相互訪問が成立してよかったです。これからもご近所付き合いよろしくお願いします。
ジャーマンフィシクスを聴かれるのは、初めてでしたか?確かに端正という表現が当てはまるサウンドでしたね。ある意味chibiさんのお宅の熱量あるサウンドとは逆の方向かも、と思いました。
BOさんのお宅は、リビングルーム含めて、お宅全体がセンスに溢れてて、訪問する度に溜息が出てしまいます。夜間の音楽とお酒は、想像するしかありませんが、さぞ癒されることでしょう。
chibiさんのシステムも、また変化があったようですね。次回の定点観測も楽しみにしています。
前回訪問時に、テクニクスの話がチラっと出ていことは憶えていましたが、実際に導入されていたので、流石と思いました。デザインも黒で統一され、BOさんらしい選択でした。
今気づきましたが、この日のメンバー、私を除いて皆さんリビングオーディオですね。広い空間でのオーディオを諦めてしまった私は、訪問先でいつも別世界を楽しませてもらってます。同じリビングオーディオでも三者三様ぶりが面白いです。
BOさん宅でHarubaruさんとご一緒するのは、もう3回目だったでしょうか?システムの完成度が上がっていく様を、毎回感じています。今回のバベルの効果をBOさんがどう判断されるか、注目しています。
感想戦にも和洋様々ありますが、イタリアンは開放的な気分が増長されて、私も好きです。
先日はわざわざお越し頂き有り難うございました。楽しかったです。私はオーディオマニアと言うほどの拘りは無いので、適度に緩く楽しんで頂けたら幸いです。
いろいろと掛けたいCDはあるのですが、いつも似たような音源になってしまいますね。もう少し最新の録音も揃えるようにしましょう。ただ、演奏内容はどうしても昔の方が良いように感じます。
Harubaruさんご紹介のバベルは、やはり効果がありましたね。次回は重ねWellDeltaを試してみたいです。
飲み会のお店は少々騒がしくて失礼しました。たまたま相客がハズレでしたが、普段はもっと静かですw
また遊びに来て下さい。
先日はお世話になりました。GW最後のオフ会を地元のオーディオ仲間で過ごすことができ、楽しかったです。いつもながら、ご丁寧なおもてなし、恐れ入ります。ご紹介のイタリアンは既に家内も訪れ済だったようです。近所なのでフラッと寄ってみます。
「拘り無い」とおっしゃいますが、私から見ますと、やはりBOさんの路線をしっかり感じます。選ぶ機器、音楽に一貫性がありますね。かけていただいた音楽を拙宅で鳴らしてもBOさんのお宅の鳴り方はしないのが大抵です。
オーディオ投資は一段落でしょうか?それでも細部は調整されると思います、振動対策の結果も気になります。引き続きよろしくお願いします。
PhonoEQ単体で売り出しても、他の国産メーカーなら50~60万円、海外製品なら100万円くらいの値付けになるでしょうが、うちでは出番が無く可哀想です。
お使いのデジタルアンプにはフォノイコが含まれていたのですか。それだけの高機能を持ちながら、潔い価格設定です。テクニクスはアナログプレイヤーにも力入れてますし、トータルで訴求力上げてるのでしょうね。