27日、金曜日が仕事納めだった方も多いと思います。たまたま大学時代のサークルの忘年会があり、仕事を早めに切り上げて錦糸町に向かいました。旧交を温める場は、いつもながら時間が過ぎるのが早いです。連絡が途絶えていた人も、不思議とここに来て会える機会が増えています。Facebook経由もあったようです。いずれにしても嬉しいものです。景気が良くなった証なのか、2次会のお店もすぐには入れませんでした。この時期、タクシー待ちの長蛇の行列には閉口ですが、幸い雨も上がっていたので、40分ほどかけて自宅まで歩くことにしました。マッコリの酔いを覚ますには十分な寒空でした。
こうしてスタートした冬休みの初日は、世田谷のOさんを招いてのオフ会でした。Oさん宅を訪問したのは、今年のゴールデンウイークです。その記事でも書いていますが、Oさんが取り組んでいる定在波対策を学ぼうと思っていました。勿論、仕事ではなく趣味ですから、期限を切ってではなく許されるペースで、です。何だかんだで半年ほどかかりましたが、ようやく直々にレクチャーいただく機会を得たというわけです。私は平行法で部屋の反射を活かして聴くスタイルを採っています。ですから反射の副作用でもある定在波とはどこかで向き合わねばなりません。2013年は楽観視を改めた年ともいえるでしょう。
今日の主役は何と言っても2万円もするデジタルケーブル?DEQ2496です。普通のデジタルケーブルと違って、周波数特性を弄れるケーブルだそうです(笑)。
Oさんはクラシックを中心に聴かれていますので、私の方もその方面のラインナップで臨みました。日ごろの雑食ぶりは、ここでも活かされます。仮にJazz聴き、ハードロック/メタル聴き、昭和歌謡聴きの方が来られても対応できるのは、オールマイティー故なのか八方美人故なのか、できれば前者でありたいものです。
軽くJazzヴォーカル系を聴いていただいた後、早速、DEQ2496での調整に移ります。ここで登場するのがオシレータです。オシレータのダイヤルを回すと周波数を連続的に変化させることができますが、SPから聴こえる音には強弱があります。まさしく定在波です。ダイヤルを固定して部屋中を歩き回ることでも定在波を体感できます。定在波は必ずしも悪者ではなく、例えば低音の厚みを増すために逆手に取る手もあります。しかしながら、定位に悪さする定在波は退治しなければなりません。ピークが片耳だけ聴こえるような周波数です。大体1kHzあたりまで調べれば十分とのことです。
事前に私の方でも定在波対策のための設定をやっていたので、それを修正する形式で進めました。作業が終わると測定と微調整です。耳を頼りに嫌な音を消せますが、全体観を掴むには計測です。得意・不得意があるので組み合わせるわけです。耳は二つでマイクは一つ・・・これもヒントですね。こちらはOさんが持ち込んだPCで、測定器は推奨のPhonic PAA3を私の方で購入済です。モニターの前に置かれた透明フィルムには、Oさん宅の調整ポイントが点でプロットされてます。クラシックに向くとされるピラミッド型です。拙宅のフラットぶりが分かりますが、OさんもPOPS系はフラットで聴くとのことでした。
DEQ2496を使い始めて実際は1ヶ月程度になります。既に、何となくこれは外せないな、という感覚が形成されています。一番は声の定位ですね。確実に座りが良くなりました。あとは拍手などもそうです。打撃音はスペクトルが広いですから、効くのでしょう。ちょうど3時の休憩の準備の間にMozartのピアノ協奏曲20番を流して、私は場を離れたのですが、OさんDEQ2496の条件を変えながら聴かれたようです。ピアノの定位は、明らかに補正ありが好ましいとのことでした。これは楽しみです。他にはOctaveのアンプのSN感の良さ、何度かご指摘いただき嬉しかったです。
DEQ2496の操作はかなり複雑でまだまだ慣れが必要です。メモリ機能など使いこなしの上で大事なポイントを教えていただきましたが、しっかりマニュアルを読まねばなりませんね。アナログへの適用という悩ましい課題が増えました。いくつか製品はあるようですが、リーズナブルなADコンバーターの検討を始めようと思います。オシレータの貸し出し延長助かります。返却の際には、Playback DesignsのDACの音、是非、聴かせて下さい。日程調整つかず年末まで引っ張りましたが、お忙しい中、Oさん、ありがとうございました。これで今年のオフ会は締めとなります。
こうしてスタートした冬休みの初日は、世田谷のOさんを招いてのオフ会でした。Oさん宅を訪問したのは、今年のゴールデンウイークです。その記事でも書いていますが、Oさんが取り組んでいる定在波対策を学ぼうと思っていました。勿論、仕事ではなく趣味ですから、期限を切ってではなく許されるペースで、です。何だかんだで半年ほどかかりましたが、ようやく直々にレクチャーいただく機会を得たというわけです。私は平行法で部屋の反射を活かして聴くスタイルを採っています。ですから反射の副作用でもある定在波とはどこかで向き合わねばなりません。2013年は楽観視を改めた年ともいえるでしょう。
今日の主役は何と言っても2万円もするデジタルケーブル?DEQ2496です。普通のデジタルケーブルと違って、周波数特性を弄れるケーブルだそうです(笑)。
Oさんはクラシックを中心に聴かれていますので、私の方もその方面のラインナップで臨みました。日ごろの雑食ぶりは、ここでも活かされます。仮にJazz聴き、ハードロック/メタル聴き、昭和歌謡聴きの方が来られても対応できるのは、オールマイティー故なのか八方美人故なのか、できれば前者でありたいものです。
軽くJazzヴォーカル系を聴いていただいた後、早速、DEQ2496での調整に移ります。ここで登場するのがオシレータです。オシレータのダイヤルを回すと周波数を連続的に変化させることができますが、SPから聴こえる音には強弱があります。まさしく定在波です。ダイヤルを固定して部屋中を歩き回ることでも定在波を体感できます。定在波は必ずしも悪者ではなく、例えば低音の厚みを増すために逆手に取る手もあります。しかしながら、定位に悪さする定在波は退治しなければなりません。ピークが片耳だけ聴こえるような周波数です。大体1kHzあたりまで調べれば十分とのことです。
事前に私の方でも定在波対策のための設定をやっていたので、それを修正する形式で進めました。作業が終わると測定と微調整です。耳を頼りに嫌な音を消せますが、全体観を掴むには計測です。得意・不得意があるので組み合わせるわけです。耳は二つでマイクは一つ・・・これもヒントですね。こちらはOさんが持ち込んだPCで、測定器は推奨のPhonic PAA3を私の方で購入済です。モニターの前に置かれた透明フィルムには、Oさん宅の調整ポイントが点でプロットされてます。クラシックに向くとされるピラミッド型です。拙宅のフラットぶりが分かりますが、OさんもPOPS系はフラットで聴くとのことでした。
DEQ2496を使い始めて実際は1ヶ月程度になります。既に、何となくこれは外せないな、という感覚が形成されています。一番は声の定位ですね。確実に座りが良くなりました。あとは拍手などもそうです。打撃音はスペクトルが広いですから、効くのでしょう。ちょうど3時の休憩の準備の間にMozartのピアノ協奏曲20番を流して、私は場を離れたのですが、OさんDEQ2496の条件を変えながら聴かれたようです。ピアノの定位は、明らかに補正ありが好ましいとのことでした。これは楽しみです。他にはOctaveのアンプのSN感の良さ、何度かご指摘いただき嬉しかったです。
DEQ2496の操作はかなり複雑でまだまだ慣れが必要です。メモリ機能など使いこなしの上で大事なポイントを教えていただきましたが、しっかりマニュアルを読まねばなりませんね。アナログへの適用という悩ましい課題が増えました。いくつか製品はあるようですが、リーズナブルなADコンバーターの検討を始めようと思います。オシレータの貸し出し延長助かります。返却の際には、Playback DesignsのDACの音、是非、聴かせて下さい。日程調整つかず年末まで引っ張りましたが、お忙しい中、Oさん、ありがとうございました。これで今年のオフ会は締めとなります。
測定しながらのEQいじりは楽しかった記憶があります
ディップを欲しいレベルまで上げていっても場所によって全然届かないときもあるのは悔しいです
でも一度使ったら手放せないのコワいですね(笑)
冬休みも早くも3日消化ですね。早いです。
さてイコライザーですが、やっと本腰入れて取り組む
ところです。ディップは無理に持ち上げても持ち上がら
ないそうです。
現在は不要なピーク、不自然なピークを抑える
使い方です。モグラたたきの感覚です。いろいろと
実験して、部屋のクセを掴もうとおもっています。