明けましておめでとうございます。年末年始の休みも、この土日を残すのみとなりました。横浜方面は冬型の気圧配置の下、穏やかな晴天が続きました。タイミングを見て、大山に登る機会を窺っていましたが、3日がよさそうでしたので、散歩感覚で登ってきました。大山登山は2017年5月以来です。ケーブルカーを使う表参道は混雑が予想されたので、今回は蓑毛というヤビツ峠に向かう途中の集落から登り始めました。地元の低山の魅力は、ある程度天候を見ながら臨機応変に計画できる点です。正月にふさわしい見事な富士山を見ることができました。
バス停近くの道標に大山の文字が無く、日向薬師や下社(阿夫利神社)のみが出ていて分かりにくかったです。しばらく登っていると漸く、大山への分岐点が表れてホッとしました。バス停で降りた人は私含めて2名。途中追い越した人も2名、とても静かな登山となりました。
阿夫利神社からの登山道が合流すると人が一気に増えました。こればかりは仕方ありません。山頂近くの富士山の展望台です。秦野駅の直前、車窓から立派な富士山が見えていたので、十分に期待できました。手前は丹沢山塊です。
大山山頂です。霜柱が解けてぬかるんでいた事以外はパーフェクトです。この日は900mアップでした。ここで行動食のデニッシュを頬張りエネルギーを補給します。
前回、不覚にも山頂トイレの裏手にあった富士山の展望台をスルーしていました(大山から丹沢が見れないなんてオカシイと思いつつ)。今回はしっかり展望することができました。大倉尾根(バカ尾根)の向こうには、富士山。さらに南アルプスの赤石岳も。
大山山頂近くには残雪もありました。フラットな市街地は相模原、橋本、八王子方面でしょうか?ここから下山開始です。やはり人ごみは避けて日向薬師へ下ることにしました。
湘南の海を見下ろしながらの下山です。逆光でイマイチですね。江の島や真鶴半島はしっかり確認できましたが、大島が見えなかったのが残念でした。
見晴らし台を経て、日向薬師に向かう途中、阿夫利神社が見えました。初詣で賑わっている様子が遠目に見て取れました。私は山頂の神社でお参りを済ませました。
九十九曲という長い下りを終わり、日向薬師に到着です。ここはミニ観光地になっていて、カップルさんが散策を楽しんでいました。9月の彼岸花が有名です。
日向薬師から伊勢原まで神奈中バスで移動し、小田急線で帰りました。朝は寒さと眠さで億劫なところもありましたが、結果的には良い初登りになりました。これで冬休みの毒素も抜けたことでしょう。次に大山に登るとしたら、広沢寺温泉か日向薬師から入り蓑毛に抜けるのも一案です。さて、いよいよ仕事始めが近づいてきました。そして、1月は海外出張もあり、かなり忙しい月にになりそうです。できるだけ時間を作って音楽を聴くようにしたいものです。MFPC用のSDカードにどんどん音源を入れているところです。