昨夜の車中泊、美深の夜は冷えました。朝サブバッテリーの電圧ゲージをみるとほぼゼロ、コーヒカップかつかついっぱい沸かせましたが夜どおしつけた50Wの電気毛布で消耗した模様。さあそして今日どうするか、寒さ、悪天候をおして紋別知床をめざすか、旭川におりて美瑛方面へ逃げるか迷う。紋別近くの道の駅「おこっぺ」に電話、気象状況を聞く。Yという親切な女性が朝の気象状況、道路状況、紋別網走方面の状況など教えてくれ、きをつけてきてくださいと・・
決定。名寄までおりて一路門別をめざす。途中3か所の道の駅に立ち寄りスタンプラリーの押印、それぞれに気さくな女性たちがいてもろもろ情報交換、元気をもらってオフォーツク沿岸にでるがやはり天気予報通りオフォーツク海は大荒れに荒れている。波が5~6Mあるのではないか、しぶきが道路にも飛び散ってくる。カモメたちが強風にあおられ自由に飛べず、空中ホバリンングのような状況、北海の鳥たちは大変だ。
オフォーツク紋別道の駅につく。雨風が強い。息子は去年誕生祝いにくれた防風防雨ジャケットをきこみフードをかぶり、カメラにビニール袋をまきつけ、海岸にでて荒波を激写。普通ではとれない写真がとれたのではないか。やはり虎穴に入らずんば虎児を得ずであるね。流氷科学センターでアストロビジョン「白い海」をみる。65歳以上入館料無料の恩恵をうけて異次元体験。ドーム型劇場での臨場感はわずか11分だったがオフォーツクの白い海の四季をまるで飛行船やダイバーになった気分でみせてくれる。感動のひとときだった。しかも自分ひとりでみたのだから会い難い話だった。
今宵の車中泊はかみゆうべつ温泉チューリップの湯道の駅。今宵は温泉にははいらず、ほたてやエビのミックスフライ定食750円のみにしていま車でブログをしたためている。まあしかしマイメンドリ号は良く走ってくれる。福岡をでて4600キロ走ってきた。いよいよ明日は世界遺産知床への挑戦だが羅臼の村々に雪が積もったらしい。時間まちになるかもしれないね