九州国立博物館(九博)の午後からボランティア活動があった日、朝一で自転車で九博へ。12日で終わる特別展、葛飾北斎の後期展示替え分をみる。開館9時半前にすでに100人ほどの人が行列、北斎は知名度があり人気抜群、入館者は10万人を超えるのではないか。人は何を求めて北斎展にくるのだろうか
(北斎とその娘)
西日本新聞のコラム「春秋」に世界最高齢ヨット単独無寄港太平洋横断の快挙をなした堀江健一さん83歳の発したコメントに感銘したとでていた。今が「青春の真っ只中」で「若輩だが大器晩成をめざす」と言われたとか。100歳でラストチャレンジされるかもしれないね。おなじく80歳でエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎さん、「目標があれば老いは感じない」と。90歳まで書き続け、絵を探求し続けた北斎、好きなことがやり続けられる人は幸せだ。
午後、九博のボランティア。文化財を後世まで朽ちさせずに残す仕事をしている科学課のお手伝い。今回は館内や収蔵庫などに設置されている毛髪温湿度計(創設以来から継続蓄積されている)の記録紙のファイルのリサイズ作業。キャビネットスペースの効率化の一環。1回目の時、写真を撮って、エクセルで作業マニュアルを作った。それをベースに新しい6期生メンバーに手順を教えてゆく。1時間半でスムースに作業終了。
所属する写真クラブの撮影会企画班になった。バスチャーターでの撮影会はメンバー高齢化につき中止、近場で現地集合型でやることに。6、7,8月の1時間圏内の撮影スポットを調査し、数案作成、パソコンでまとめて例会で提案。割とスムースに決まってゆく。こんな仕事は現役時代いつもやってきた仕事。
開設して16年、2010年から実質的投稿し始めて12年のこのブログもしかり。文が長すぎるとお叱りを受けるが、眼はしょぼついて疲れるがそれほど苦にならない。マニュアルを作ったり企画案をつくったりそんなことが好きなのかと言われれば別に好きと言うわけでもない。書き続けることができるなら、小説家を目指せば、エッセイストを目指せばと言うことになるのだろうがね・・・一体自分が生涯続けられる好きなこととは何なのか??
太宰府天満宮の菖蒲が開花し始めた。ボラの終了後、撮影に立ち寄る。写真歴も20年。写真がほんとに好きなのかな・・・・・・
「春秋」記事。世界最高齢、119歳でなくなった福岡市の田中カ子(かね)さんの言葉。明治から令和まで5つの時代を生き、口癖は「人生は今が一番幸せ」・・・
かくありたいものですね!!
(ちなみに「春秋」の記事の文字数は580字くらいでした。これを毎日、書き続けておられる。たいしたものですね。この記事を毎日、書き写しているシニアもいるとか)