写真仲間のAさんがかつて撮っていた綿毛がはじける写真の対象物、なんという植物の種なのか、妻に聞いてみるとテイカカズラという植物でいつものウオーキングコースで見れるという。驚きましたね、わが妻は植物学者並の博識。昨日、買い物の帰りに現場に直行。車をとめしばし探索、ここにあるよ!と妻が発見。さやのような実がさけて綿毛が飛ぼ出していた。ハサミでカットして家にもちかえり、和室のテーブルの上におき背景を暗くできるようにして、庭からの陽光をバックにして、マクロレンズを引っ張り出して三脚にセット撮影開始。
(ペンタクスK3、50mmマクロレンズ。)
マクロレンズはピント合わせが微妙、すぐずれる。MFにして合焦場所を確認しながら撮影。
この種が綿毛とともに風で運ばれ地面におちて次の生につながってゆく。
テイカカズラはキョウチクトウ科のテイカカズラ属のつる性常緑低木で有毒植物。この和名は式子内親王を愛した歌人の藤原定家が死後も忘れられず彼女の墓に絡まりついたいわれがあるとか。幼木時は地面をはい回り、葉や茎から有毒の白い乳液をだす。やがて茎に気根を出しながら他のものに付着、樹の上にあがってゆき、枝を空中にのばす。
6月ごろ白い五弁のプロペラ状の花を咲かせ、対になった細長い袋果が葉にぶら下がり、熟するとさけて綿毛のついた種が風に乗り放散される。神秘の種である
1時間あまり没頭させていただきました。テイカカズラさんありがとう・・・
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます