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210315 Fukushima50映画観た、原子炉格納容器が爆発しなかったのは奇跡的、日本にとって幸運だった!

2021年03月15日 | アフターセブンティ

 大津波による東電福島大原発事故から10年、廃炉、放射能廃棄物の処理には政府の言う40年どころか100年、200年にも及ぶ気の遠くなるような時間がかかりそう。先般TVで「Fukusima50」の映画を放映、封切り時見ることができなかったので目をしょぼつかせながら2時間半みた。この映画を見て思うのは、建屋の水素爆発のみで、よくぞ原子炉格納容器が爆発しなかったものだ、日本はほんとに幸運だった。もし爆発していたなら首都圏を含む東日本は放射能汚染で完全に機能マヒ、ニッポンは壊滅状態に陥っていただろう。

吉田所長ほか現場の関係者の命がけの奮闘が日本を救ってくれたことがわかる。あらためてこの映画は国会議員、原子力村の関係者、電力会社、裁判官など多くの人に見せるべき。(原発建設を丸なげした米GEの事故対策関与の実態が不可解?)

 佐賀県、九電、玄海原発3~4号機の設置さし止め請求裁判、地裁が原子力規制委員会の判断は妥当としてさし止め請求を却下した。玄海市の半分は原発に依存していて地元民は安どしたとか。もともと予測などできない地震による揺れレベルなど平均値的考えで許されるはずはない。福島原発事故に学べていない。

 放射能に汚染された原発周辺にも桜は美しく咲いてくれる。植物の生命力は凄いものだ。

 東京でも桜の開花宣言があったようだが緊急事態宣言が解除されたら、今でも緩んでいる感染予防行動が一気にゆるむだろう。いい加減ニッポン人もマスコミや芸能人に先導されてノー天気に浮かれるのはやめにした方がいいと思う。

(山神ダム、バス停横の早咲き桜)

 福岡も桜開花宣言があったがわが家周辺はまだ開花していない。週末20日ごろにはここかしこで咲き始めているだろうが静かに楽しむことにしよう。

 

 


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