二日の日に書初めをやらなかった。今日がいわば書初め。9時、車で武蔵寺へ。運よく天拝自然公園の駐車場にあけて待ってくれていたように1台駐車スペースがあいていた。ラッキー。9時半、芳名録に住所氏名を書いて(昼食の数確認のため)写経道場にはいる。写経のワンセット。
(筆、硯、写経用紙、お手本、文鎮、息をかけないためのマスクなど)
10時、本堂で写経淨行会、参加者の家内安全、健康、悲願成就、被災者早期復興など祈願。堂内はしんしんと冷えているが足元はホットカーペット。前方中央のご住職の位置は座布団のみ。約20分で終了。外の大黒天の前でも般若心経など読経。
道場にはいっても心経読経。ここまで3回般若心経を読経。堂内では法華経も読む。
写経観念文を皆で読む。水と墨を和合させて仏様である文字を一字一字心をこめて書写すればすべて救われるといった内容。般若心経のこころはものごとにとらわれない、こだわらない、かたよらない心の持ちようを教える。変化こそ常道の無常のこころと一人では生きれない無我のこころ、ありがとう、お陰様の気持ちを常にもつ。去年はやった「あるがままに、レッツ イッツ ゴウ」の真意は他人と比較せずに自分を信じてやっていきなさいと言うことだろう。若いころ、「比べて競って追い越せ」と洗脳されたことがあるがこれが煩悩や不正、無理の原因になる。小保方さん問題の背景にもこんな問題があるのではないか。
11時半写経終了。
般若心経262文字は覚えてしまっているので1時間以内には書き終える。基本は1字1字心を籠めてかかねばならない。その後、住職の法話。
年末、盗まれた賽銭箱が山鹿のほうで見つかったとか。お賽銭は62円だけ残っていたらしいがうらさびしい世の中ではある。戻ってきただけでありがたいとはご住職の弁。あのアップルのスティーブジョブスが「私たちは常に他人が作ってくれたりやってくれたモノやサービスを受け取って生活していることを忘れてはならない。だから私は世の中の人に寄与できるものを作りたいのだ」と・・。まずは新年、今生きていることに感謝するこころをもつことからはじめましょう。
場所を移して昼食(ちゅうじき)。肉魚がない精進料理だが、コンブまきなどはいっており結構たべごたえがある
食後のことばを唱和して、さっぱりした気分で帰路につく。
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