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S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

170307 久留米市美展未展示品搬出、「絵の鬼」吉田博展、すごい筆力!、創業126年船小屋温泉、樋口軒視察!

2017年03月07日 | 趣味と交遊

 9時過ぎ、給油をして久留米市美術館(石橋美術館)にむかう。写真愛好会の面々の入選しなかった5点の引き取り。二点出品すれば2点とも入選することはないとか。去年は111人166点の出品で入選以上は100人100点。いずれにしても出品数の4割は選外になった計算。審査員によっても入選の基準は違うようではある。

わが愛好会からは8人11点出品して6人が入選した。まあまあの成績だね。出し方にも工夫がいる。風景2枚ではなく風景と人物を組み合わせるとか。いずれにしても入賞を逃したのは残念。26日のギャラリートークでそのあたりのポイントを確認したいものだ

搬出をすませて、今、開催されている久留米市出身の世界的画家(知らなかったが)、「絵の鬼」と言われた吉田博の生誕140年展が開かれているのを見る。

 明治29年うまれで昭和25年になくなっているが、生涯を通じて描きたい自然を求めてひたすら山野を訪ね歩いた「絵の鬼」とよばれる天才画家。水彩から始まり油絵、山岳絵画、木版画とあくなき追及を重ね、太平洋戦争当時は従軍画家として空中戦闘シーンなども描いてる。マッカーサーが厚木に降り立った時、吉田はどこにいるのかと聞いたという逸話があるとか。たしかにすごい物量だね。

 驚いたのは精華という作品。1.5M×2.7Mくらいの大作だがなんとライオン3頭が寝そべっている前に裸婦がたたずんでいる途方もない構図、おどろいたね。どういう発想からこんな構図をうみだすのか。アルプスの高山に自らのぼり迫真の画像を残している。戦時中のゼロ戦の空中戦の絵などもある。途方もない画力だね

 昼、簡単に食事をすませ、筑後市船小屋の創業123年の老舗ホテル樋口軒を訪ねる。毎春恒例の孫たちとのドライブツアーの宿泊地にするかどうか。ネットだけではよくわからないところの実地検分というわけ。いつもの桜と原鶴温泉、小野屋は温泉も料理もいいのだが、今年は、大牟田動物園をからめていつもと違うコースを行ってみようという要望があってのこと。船小屋温泉郷というのはあまり評判は聞いたことがない。九州新幹線の筑後船小屋駅とかホークスの二軍球場ができたなど話題には上るが今一マイナーなイメージ。

矢部川のほとりに立っているホテル。

規模は原鶴より小さいがこぎれいではある。かつて昭和天皇が宿泊されたとあるがこれはすごいというイメージではない。部屋やレストランも見せてもらう。温泉は源泉かけ流しでなくて冷泉を沸かしている4Fの展望風呂とのこと。

料金は大人3人孫2人で6万前後、今時こんなもんかもしれないが、さあどうするかね。娘にも写真をみせて決めさせよう。雲行きが怪しくなってきた。久留米梅林寺の梅とメジロ撮りはやめて帰路に着く。

 


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