九博のボランティア活動に出かける。集まったシニア男女6名、作業しながらの話題はついつい病気と墓じまい。自分の入る墓はどうする?樹木層や散骨?研究しているというメンバー、火葬場で係りの人にチップをわたし、遺体を火葬温度をあげて、完全に焼いてもらいお骨を残さない。火葬場で遺体とお別れ、墓も何もいらない。遺族は個人の写真や記憶だけ残せばよし。墓さがしや墓参りの必要もない、というのが今様らしい。それもありかなと思う。
大阪の3000体ほど収容している納骨ビル会社が破産申請したというニュース、納骨している遺族はどうするのかね。やはり民営ではなく公営の霊園や納骨堂が安心かもね
帰り、久しぶりに太宰府天満宮に立ち寄る。雨の中でも海外からの観光客でいっぱい。雨で光る参道から「飛竜天神ねぶた」をとるつもりだったが大誤算、楼門前の参道はアジアからの団体客でいっぱい。大声上げながら記念写真を撮っている。
この時期、楼門の太い柱に青森ねぶたの協力で作成された鯉の滝登りが巻き付けられている。楼門の登竜門のいわれから滝をのぼりきった鯉が飛竜になるということで学生はじめ頑張る人たちへのエールとしている。
日本には神社が8万8千ほどあるらしいが参拝の基本は鳥居の前で一礼、くぐれば神域、本殿に通じる参道の中央は神様がとおられるので参拝者は両脇を歩くこと。こんなことは外国人はおろか日本人とて頓着しない人が多い。かく言う私も敬虔な気持ちで参拝するというより面白い被写体をさがしてシャッターバチバチ。墓も寺社に対する価値観もどんどん変わってゆく。
2050年、どんな日本になっているだろうか?!!
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