2007/06/02
「かねてより一泡ふかす機を狙う頭の中将うれしかるかる(機会が来たと)」
「少し夜もふけて二人は寝入るらん頭の中将夜討ちをかける()」
「わがせこが来るべき宵なりささがにの蜘蛛の振舞いかねてしるしも(古今集)」
「物音に気づき直衣を取り隠る屏風の後ろ息をひそませ()」
「中将は屏風を畳み大仰に騒ぎ立てたり内侍驚く()」
「夏木マリ間に挟みジャニーズのタッキー・山ピー恋の鞘当て(劇にすればこんな感じか)」
「二人して互いに気付くどたばたもこらえきれずに笑いだしたり()」
「包むめる名や漏り出でん引きかはしかくほころぶる中の衣に(#93、中将)」
「引っ張ってほころびさせた衣からあなたの浮き名躍り出るかも()」
「隠れなきものと知る知る夏衣きたるを薄き心とぞ見る(#94、源氏)」
「バラスならあなたも秘密露見するそれを知っててわれ脅すのか()」
「恨みてもいふかひぞなきたちかさねひきてかへりし波のなごりに(#95)」
「あらだちし波に心はさわがねど寄せけん磯をいかが恨みぬ(#96)」
「中絶えばかごとや負ふと危うさに花田の帯はとりてだに見ず(#97)」
「君にかく引き取られぬる帯なればかくて絶えぬる中とかこたん(#98)」
6/2
「ドラえもん見ては思わず笑えたり粗悪な顔はあきれ果てたり
(中国の遊園地で)」
「この国に著作権なる概念は未来にわたり育つものかな()」
「ドラえもん最終回がでまわりてできがよすぎて感動あたう
(・・・話で中断、F不二雄さん死亡で)」