2007/06/09
「桐壺は退位をされて新帝の朱雀院の御代となりたり()」
「毎日を尋常人のようきままなり藤壺ととも寄り添い暮らす()」
「弘徽殿は皇太后になりぬれど面白くなく内裏にいつく()」
「六条の御息所の姫君が伊勢神宮の斎宮になる(一緒に伊勢に行こうと思ったりする)」
「桐壺が忠告したり大将に『恨みを買うな。身を慎め』と()」
「お言葉におそれ多くも畏こくも思いしかども急に変われず()」
「年の差を気にかけ葵はうち溶けぬつれない夫がうらめしくあり()」
「こんなとき葵は身重になり不安喜び半ば祈祷などする()」
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「風になびく富士の煙の空にきえて行方も知らぬ我が思ひかな()」
「西行は平家に焼かれた大仏の勧進の旅平泉に行く()」
「煙り見て行方に重ぬ自らの思いと命動けど見えず()」
「風になびく富士の煙の空にきえて行方も知らぬ我が思ひかな()」
「西行は平家に焼かれた大仏の勧進の旅平泉に行く()」
「煙り見て行方に重ぬ自らの思いと命動けど見えず()」