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「鷲の住む 筑波の山の 裳羽服津モハキツの その津の上に 率アドモひて
未通女ヲトメ壮士ヲトコの 行き集ひ かがふかがひに 人妻に 吾も交アはむ
吾が妻に 人も言問へ この山を うしはく神の 古イニシヘよ 禁イサめぬわざぞ
今日のみは めぐしもな見そ 事も咎むな
(筑波嶺に登りてかがひする日よめる歌一首、また、短歌 #9.1759)」
「嬥歌会とは東国言葉で歌垣を意味するらしき筑波にもあり(嬥歌会カガヒハ、東ノ俗語ニ曰ク、カガヒ。)」
「男神に雲立ちのぼり時雨ふり濡れ通るとも吾(あれ)帰らめや(,反し歌 #9.1760)」
「(右ノ件ノ歌ハ、高橋連蟲麻呂ノ歌集ノ中ニ出ヅ。)」
「鷲の住む 筑波の山の 裳羽服津モハキツの その津の上に 率アドモひて
未通女ヲトメ壮士ヲトコの 行き集ひ かがふかがひに 人妻に 吾も交アはむ
吾が妻に 人も言問へ この山を うしはく神の 古イニシヘよ 禁イサめぬわざぞ
今日のみは めぐしもな見そ 事も咎むな
(筑波嶺に登りてかがひする日よめる歌一首、また、短歌 #9.1759)」
「嬥歌会とは東国言葉で歌垣を意味するらしき筑波にもあり(嬥歌会カガヒハ、東ノ俗語ニ曰ク、カガヒ。)」
「男神に雲立ちのぼり時雨ふり濡れ通るとも吾(あれ)帰らめや(,反し歌 #9.1760)」
「(右ノ件ノ歌ハ、高橋連蟲麻呂ノ歌集ノ中ニ出ヅ。)」