3/20
「牡牛の 三宅の潟に 向いたる 鹿島の岬に 小船ヲブネを設マける()」
「玉纏タママキの 小梶繁貫き 夕潮の 満ちの湛トドみに 船子フナコ呼び立つ()」
「後れ並み 御船出でなば 浜も狭セに こいまろびつつ 恋ひかも居らむ()」
「足ずりし 音のみや泣かむ 海上ウナカミの その津を指して 君が榜ぎゆかば()」
「この長歌古き歌かな難しく意味が今一わからなきかな()」
「ことひ牛の 三宅の浦に さし向ふ 鹿島の崎に さ丹塗りの 小船ヲブネを設マけ
玉纏タママキの 小梶繁貫き 夕潮の 満ちの湛トドみに 御船子ミフナコを 率アドひ立てて
呼び立てて 御船出でなば 浜も狭セに 後れ並み居て こいまろび 恋ひかも居らむ 足ずりし
音のみや泣かむ 海上ウナカミの その津を指して 君が榜ぎゆかば
(鹿島郡苅野橋カルヌノハシにて、大伴の卿に別るる歌一首、また、短歌 #9.1780)」
「今で言う霞ヶ浦のあたりかな大伴卿と別れる歌と()」
「海つ道ヂの凪ぎなむ時も渡らなむかく立つ波に船出すべしや(反し歌 #9.1781)」
「海の道風凪ぐ時に渡りましょうこんな荒波船出すべきか()」
「(右ノ二首、高橋連蟲http://blog.goo.ne.jp/admin/showentry/麻呂ノ歌集ノ中ニ出ヅ。)」
「牡牛の 三宅の潟に 向いたる 鹿島の岬に 小船ヲブネを設マける()」
「玉纏タママキの 小梶繁貫き 夕潮の 満ちの湛トドみに 船子フナコ呼び立つ()」
「後れ並み 御船出でなば 浜も狭セに こいまろびつつ 恋ひかも居らむ()」
「足ずりし 音のみや泣かむ 海上ウナカミの その津を指して 君が榜ぎゆかば()」
「この長歌古き歌かな難しく意味が今一わからなきかな()」
「ことひ牛の 三宅の浦に さし向ふ 鹿島の崎に さ丹塗りの 小船ヲブネを設マけ
玉纏タママキの 小梶繁貫き 夕潮の 満ちの湛トドみに 御船子ミフナコを 率アドひ立てて
呼び立てて 御船出でなば 浜も狭セに 後れ並み居て こいまろび 恋ひかも居らむ 足ずりし
音のみや泣かむ 海上ウナカミの その津を指して 君が榜ぎゆかば
(鹿島郡苅野橋カルヌノハシにて、大伴の卿に別るる歌一首、また、短歌 #9.1780)」
「今で言う霞ヶ浦のあたりかな大伴卿と別れる歌と()」
「海つ道ヂの凪ぎなむ時も渡らなむかく立つ波に船出すべしや(反し歌 #9.1781)」
「海の道風凪ぐ時に渡りましょうこんな荒波船出すべきか()」
「(右ノ二首、高橋連蟲http://blog.goo.ne.jp/admin/showentry/麻呂ノ歌集ノ中ニ出ヅ。)」