そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

寒い

2011年03月24日 | 日めくり帖
3/24
「お水取り過ぎたというにいっこうに暖かくなく気分すぐれず()」
「映像で襲う津波の猛威見て臓腑に鉛沈む思いす()」
「甲子園球児躍動しはじめる皆地震の思いを持ちて()」
「宣誓の球児の言葉に感動す感謝の気持ちうまく伝えり()」
「原発のマスコミ報道いかがかな風評被害津波以上に(鳥インフルエンザよりひどい?)」
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万葉集#9.1787-9.1789

2011年03月24日 |  / 万葉集
3/24
「妻が読む贈ることばに金村が答える響きなかなかによし
(天平元年己巳ツチノトミ冬十二月によめる歌一首、また、短歌)」

「うつせみの 世の人なれば 大王の 命畏み 敷島の 大和の国の 石上
 布留の里に 紐解かず 丸寝マロネをすれば 吾が着ケせる 衣はなれぬ
 見るごとに 恋はまされど 色に出でば 人知りぬべみ 冬の夜の
 明けもかねつつ 寝イも寝ずに 吾はぞ恋ふる 妹が直香タダカに(笠朝臣金村ノ歌集3/5首 #9.1787)」

「宮仕え 命畏み 敷島の 大和の国の われら民人()」
「石上 布留の里にて 紐解かず 丸寝マロネで衣 よれよれになる()」
「その衣 見るたび恋は まされども 色に出たなら 人知りぬべし()」
「冬の夜の なかなか明けぬ 寝るに寝ず わたしは恋ふる 妻の生身を()」

「布留の山よ直に見渡す都にぞ寝を寝ず恋ふる遠からなくに(反し歌 笠朝臣金村ノ歌集4/5首 #9.1788)」
「布留からは直に見渡す奈良だからしきりに恋ふる遠くないので()」

「我妹子が結ユひてし紐を解かめやも絶えば絶ゆとも直に逢ふまでに(笠朝臣金村ノ歌集5/5首 反し歌 #9.1789)」
「わが妻が結べし紐を解けません切れりゃしゃあない直に逢うまで()」

「(右ノ件ノ五首、笠朝臣金村ノ歌集ニ出ヅ。)」
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