そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#9.1785-9.1786

2011年03月23日 |  / 万葉集
3/23
「金村が地方に人事で飛ばされる妻が歌える歌がよきかな
(神亀五年戊辰ツチノエタツ秋八月ハツキによめる歌一首、また、短歌)」
「人となる ことは難カタきを わくらばに なれる吾が身は 死にも生きも 君がまにまと 
思ひつつ ありし間に うつせみの 世の人なれば 大王オホキミの 命ミコト畏カシコミみ
 天ざかる 夷ヒナ治めにと 朝鳥の 朝立ちしつつ むら鳥の 群立ち行けば 留まり居て
 吾は恋ひむな 見ず久ならば
(笠朝臣金村ノ歌集1/5首 #9.1785)」

「人となり 生まれたわれは 特別で 死ぬも生きるも 神のまにまに()」
「現実は 天津大王オホキミ 畏カシコミみて 夷ヒナ治めにと 君は立ちたり()」
「いそいそと 立ちゆく君を 見送れば 恋ひむだろうな 見ず久ならば()」

「み越道の雪降る山を越えむ日は留まれる吾を懸けて偲はせ(反し歌 笠朝臣金村ノ歌集2/5首 #9.1786)」
「峠なる雪降る山を越える日は残る私を心に懸けてね()」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする