そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#9.1761-9.1762

2011年03月09日 |  / 万葉集
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「三諸ミモロの 神奈備山に たち向ふ 御垣の山に 秋萩の 妻をまかむと 朝月夜 明けまく惜しみ
 あしひきの 山彦響め 呼び立て鳴くも(鳴鹿を詠める歌一首、また、短歌 #9.1761)」

「三諸ミモロなる 雷山に たち向ふ 甘橿の丘 秋萩の咲く()」
「妻と寝る 明けまく惜しみ あしひきの 山彦響め 呼び立て鳴くも()」

「人麿の長歌の調べのポイントは神さび響む飾り言葉か()」


「明日の宵逢はざらめやもあしひきの山彦響め呼び立て鳴くも(反し歌 #9.1762)」
「明日の夜に逢えなくもなしあしひきの山彦響く妻呼ぶ声が()」

「ある人の述べるごとくにこの歌は人麿歌う調べあるかな(右ノ件ノ歌、或ヒト云ク、柿本朝臣人麻呂ガ作。)」
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