万葉集#9.1763

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「倉橋の山を高みか夜隠ゴモりに出で来る月の片待ちがたき(沙彌女王サミノオホキミの歌一首1763)」
「倉橋の山高いので暗闇を出てくる月が待ち遠しいよ()」


「詠み人がどちらか不明異説では間人宿禰大浦ともいふ
(右ノ一首、間人宿禰大浦ガ歌ノ中ニ既ニ見エタリ。但末一句相換リ、亦作歌ノ両主、正指ニ敢ズ。因テ以テ累ネ載ス。)」