(前回の続き)気分はすっかり観光モードで今度は新潟市内から弥彦村に移動します。
彌彦神社(弥彦神社)から弥彦山スカイラインをクネクネと上って山頂駐車場に到着。
行け行けハッチ、みつばちハッチ!
ハッチ大作戦 ジンギスカン Dschinghis Khan - Hadschi Halef Omar - YouTube
# おっと痛恨の曲間違い。
閑話休題。山頂公園には高さ100Mのパノラマタワーがそびえ立っており、乗車してくるくる回転昇降しながら景色を展望する事が出来ます。天気が良ければ遠く佐渡が見える事もあるらしい。単純計算で弥彦山634M+タワー100Mなのでかなりいい眺めが楽しめそうな予感。
タワー乗り場にはかの昭和天皇や皇族の方々も搭乗されたという事で当時の写真が飾られていました。これは乗るしかない。
という事で初パノラマタワーでしたがこれは楽しい。佐渡は見えませんでしたが日本海がすぐ近くに見えます。
乗車中はSPからずっと観光アナウンスが流れていて聞きながら景色を眺めていたらおよそ8分の乗車時間があっという間でした。他に客が居なくてガイドのお姉さんと密室だったのがあれでしたが(笑)
ロープウェイの山上駅にある展望レストランが足元に見えますね。レストランの向こう側には越後平野が広がっています。クライミングカーも乗ってみたかったな。
さてラーメンラーメン
弥彦山に向かう前に新潟市内でお昼を頂きました。
新潟4大(5大?)ご当地ラーメンの一つ”長岡生姜醤油ラーメン”から今回はその代表格のお店「青島食堂」のチェーン店の一つ「青島食堂 西堀店」です。
元は新潟県長岡市発祥のお店ですが新潟市内にもいくつか支店が出ており2009年には東京秋葉原にも進出して人気を博しているとの事。
こちら「青島食堂 西堀店」店内はL字型カウンター席のみでオープンキッチン。メニュー構成はラーメン・チャーシューメンのみとシンプル。麺量は並が175gで大盛250gの自家製麺。
券売機見るとトッピングが50円・100円の2段階に設定されていて面白い!これ合理的ですね。今日は少し増したいとか今日はガツンと肉食べたいとか気分で選べるのってすごくいい。こういうシステム流行ったらいいなあ。
「青島ラーメン」750円+茹ほうれん草50円増し
※さっそく50円トッピングを試してみました(^^
長岡ブラックとでも言いそうなスープの黒さが良いすね。そして小さいナルトがお茶目。
豚骨ガラベースはあっさりめ。主に豚系の味わいながらスープ表層に鶏油が浮かびコクが有ります。トッピングの茹でほうれん草とスープとの相性が抜群に良いですね。この手のスープには青菜系がよく合ってます。
スープで特徴的なのはやはり醤油ダレ。濃口醤油主体で生姜が強く効いていて長岡生姜醤油系らしさ十分。ただやみくもに強い訳ではなく旨さを越えない範囲の強さです。
あとチャーシューの戻しから来る肉味の強さに驚きました。豚肉のクセもかなり内包されてますが生姜がカウンターで当ててあり上手く美味しさに昇華されてます。元々豚肉のクセを抑えるための生姜の強さだったんでしょうね。
そのチャーシューはウデ肉部位。ほぼ焼豚な風味のものでブロックを大胆にカットして丼に投入されており並でもまぁまぁのボリュームが有ります。肉味がしっかりとしていてかなり美味しい。チャーシュー麺で頼めばよかったな。
鶏油を軽く浮かべた醤油スープにチャーシューがもう美味しそう。
自慢の自家製麺はストレート中太麺で加水率高め。ムチムチな食感のものでコクの有るスープによく絡みます。
オープンキッチンなので、大釜のたっぷりのお湯で麺茹でして平ザルで上手に掬い上げる職人芸を眺めながら待っていられる楽しさもまた良いですね。
開店すぐに入店した時は客もまばらでしたが続々と客が押し寄せてきてあっという間に満席になってました。近くに三吉屋も有ったりしてちょっとしたラーメンランチ激戦区になっているのかな。
あと「青島ラーメン」のスープは生姜が特徴と思っていましたが案外豚肉のセレクトの方にキモが有りそうですね。同じ醤油を使っても多分バラ肉や肩ロースでは出せない味のような気がします。いつか長岡の本店にも行ってその辺りじっくりと食べ比べてみたい。