新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年8月に新潟県に行った時の話(2回目)
(前回の続き)燕市で最高のランチを頂いた後は長岡市に移動。お目当ては毎年8月に開催される花火観戦です。
日本三大花火の一つと言われる「長岡大花火大会」は街中を流れる信濃川の河川敷で開催され毎年90万人を超す人出があるらしい。
勿論桟敷席とかで見るのが良いのでしょうがそんな予約をしているわけもなく、右岸の山を登ったところに有る東山ファミリーランドのキャンプ場や市営牧場からの眺めが良いと聞きましてそこに行ってみることにします。
山に行く前に市内のスーパーで食料を調達。富山や福井が近いだけあって「ますのすし」や「鯖寿司」が売られていました。今回は「鯖寿司」と「焼きそば」を購入。準備は万端整いました。
山は混んでましたが車でラジオを聞きながら数時間待機。辺りが暗くなってきたらさぁそろそろ花火大会開始です。
おっと…花火の音はすれど姿は見えず。
車を離れて移動して少しだけ花火が見えましたが、うーん予定と違う(笑)
「ここからなら魚眼レンズを使わずともフェニックスがフレームに収まります」と書かれてましたが要はそれだけ遠いって事でした。少し悩むも思い切って確保していた駐車スペースを離れて市街地に向かって車を移動させます。
市街地は人で溢れていてなかなか花火が見えそうなポイントは見つからないもののどうにかスペースを見つけて合法の範囲で車を停めて花火鑑賞再開。結構なロスタイムでしたが見られただけで御の字です。
凄まじい轟音。破裂音の振動が骨をきしませてくる。火の粉がビルや住宅街に降りかかってきそうな映像が目前で繰り広げられるこの非日常感は凄い。どこかに燃え移って火事にでもなるんじゃないかとすら思ってしまいます。
長岡の花火を見るのは初でしたが市街地で行われるだけあって他の花火大会とはまた違った味わいが有りますね。見られて良かった。山からのビューも良いのでしょうが街中からの方が迫力が有って段違いだった。またいつか見に来よう。
さてラーメンの話に
今回は燕市の国道116号線沿いにあります「らーめん中華 海燕」に立ち寄ってみます。こちら2018年12月OPENの新店だらしく25時まで開いてる(当時)のが有難い。
燕市に在って店名から燕三条系のお店かと思ったらそうでもなくて生姜ラーメン(長岡系?)や味噌、塩、麻婆メンなどメニュー数が豊富。
中華出身の店主さんのお店のようで、とは言ってもそもそも燕三条系の老舗って中華系の方が多いですけどね。
こちらは燕三条系ラーメンのトッピング豪華版で白髪ネギ、メンマ、チャーシュー、岩海苔などが乗せられ見た目がゴージャス。金属食器の燕市らしくドンブリが金属製になっていて冷めにくくなっています。
そして早速のスープですがベースはガラ味で背脂がびっちり浮かび燕三条系背脂ラーメンの要件はOK。油脂分強めでややコッテリ感の強い動物系に煮干し主体の魚介系がやんわりと合わせられてじわじわと旨味を醸し出しています。
合わせられる醤油ダレは濃口醤油主体で塩気やや強めですが背脂のマイルド感の方が上回っているバランスかな。磯海苔が乗っかりますが潤系という感じでもなくあくまでも動物系が主体のスープに仕上がってます。
麺は加水率中程度の平打ち太麺でやや柔らかめ。タマネギは乱切りでやや大きめカット。チャーシューはバラ肉ロールでしっかりしたものが3枚乗っかり食べ応えも十分。
スープを飲み干すと店名の「海燕」の文字が。あなた追って出雲崎♪(それは海雪)
こちらもスープベースはガラ味でさらりと煮干しを効かせた醤油ラーメンが基調。板海苔にすりおろしの生姜が乗せられてお好みでスープに溶かして頂く趣向になってます。長岡市が近いのでニーズに合わせたメニューなんでしょうね。
背脂がほんのり入りますが油量は控えめでこっさりとした割と飲みやすいスープになってます。ノーマルメニューでチャーシューが2枚乗ってるのはコスパ良いですね。
さて「らーめん中華 海燕」ですがややマイルドながら燕三条系背脂ラーメンが夜遅くまで頂けるのは非常に有難い。店の前を走る国道116号線を南下すれば海雪の舞台「出雲崎」まで車で30分なので観光のついでにもおススメ。ごちそうさまでした。