新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年8月に大曲の花火を見に行った時の話(1回目)
花火の前日午後に仙台を出発。まっすぐ大曲に行っても味気ないのでまだ時間も有りますしわざと遠回りをして庄内経由で行ってみます。
国道48号線は雨模様。大曲花火は雨天でも原則開催ですがちょっと心配。
# 途中立ち寄ったコンビニの窓ガラスに夏のスナイパーを発見。風物詩っすなぁ。
東根市からは国道112号線を西進し月山道路を抜けたら庄内地方に到着。鶴岡市では日帰り温泉「櫛引温泉 ゆ~Town」に立ち寄って花火前のひとっ風呂を頂きます。
こちら1Fには源泉かけ流しの大浴場が有り2Fには源泉から鉄分をろ過した綺麗なお湯の浴場とサウナが有って、1Fと2Fを裸で行き来出来る螺旋階段が有るちょっと面白い仕組みになってました。
入浴料は大人450円と安価。山形と青森は安い温泉が多くて有難い。大曲の花火会場に入るとほぼ24時間車から動けなくなるので前日のうちに汗を流しておきたかった。
さて天然温泉で極楽気分になった後はここ鶴岡市でラーメンを食べておきたい。夜中に開いている店を探して「らーめんいち」に行ってみます。
この辺来たことあると思ったら以前不定休でフラれたことのある「麺屋酒田 ほなみ店」(クリックで過去記事へ)のご近所に有りました。あちらはまた今度行ってみよう。
さて「らーめんいち 鶴岡店」ですがメニューを見ると辛味噌ラーメンと担々麺が主力の模様。
そして鶴岡市のご当地ラーメン的「冷やし担々麺(夏季限定)」が売り切れ残念。今回は温かい方の担々麺を注文してみます。
早速のスープですが豚骨と鶏ガラベースは白湯で雑味なくキレイに取られてますね。濃厚な白胡麻ペーストがブレンドされて香ばしくてコクのある担々麺スープに仕上がってます。
元ダレの配合はあまり強くなくて、ともすればやや薄味のベースにジャンで味付けされた肉味噌が鎮座しスープに辛みと適度な塩気をプラス、味に深みを与えていきます。これは美味しい。
麺は加水率高めの平打ちの中太麺が合わせられます。縮れが凄くて山形っぽいっすねぇ。
夜限定でギョーザ200円サービスは有り難い。ビールも頂きたいけど車なので残念。
あっさり・こってりからあっさりを選択。
早速のスープですが動物系ベースは担々麺と共通の模様。軽くとろみを持たせた濃いめのベースに合わせられる味噌ダレは白味噌主体で塩気の強い味わいのもの。
昆布系の旨味が効いていて辛味噌がなくても十分なパンチが有り不足感が無く白味噌の見た目以上に充実したスープに仕上がってます。
担々麺のドンブリのふちに「北の最果て 知床番屋」なる文言を発見。どうやら「味の時計台」の系列店で札幌にかつて有った「知床番屋ラーメン」という店を指しているようです。
更によく見ると灰皿が「サッポロラーメン 味の時計台」の物じゃないですか。どうやらかつてこの場所には「味の時計台 鶴岡店」が有ったらしい。おそらくフランチャイズから独立して今の「らーめんいち」になられたのだろう。
さてそんな「らーめんいち」ですが三川町の本店とこちら鶴岡店とともに最近閉店されてしまったらしい。うむむこれもラーメン一期一会。ごちそうさまでした。