仙台ラーメン最強伝説

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山頭火 仙台南吉成店

2007年11月07日 | 仙台市青葉区

K3100305 旭川ラーメンの人気チェーン店「山頭火(さんとうか)仙台南吉成店」が「ぱど秋のラーメン特集号」にクーポン券が掲載されていたので早速食してきました。「山頭火」は値段設定が高めな印象があって最近足が遠のいてましたが、クーポン券あるなら話は別です(笑)


大和町パイナップルステーションにある「仙台大和町店」は狭いながらもシンプルかつ小奇麗なインテリアと店員さんの元気さが目立っていましたが、「仙台南吉成店」は広さもたっぷりとありBGMはジャズが流れて、洋風なインテリアの合間合間に「竹製すだれ」や「すすき」など和のアイテムが飾ってあったりととてもお洒落な雰囲気です。デートコースにも最適と思われます。実際カップルだらけでした(^^;


今回注文したのは「まかないらーめん あとめし付き」800円です。(150円引きクーポン券使用で実際は650円でした)塩・味噌・醤油の良いところをブレンドしたスープとのことで以前あった限定メニューの復刻版です。


早速運ばれてきた丼は相変わらず小さめでおそらく仙台では「らーめんダイニングZUNDA」と双璧の器の小ささです。高級感が漂います。でも量食べたいなら最初から他の店に行けばいいのですし、まぁだからこそ足が遠のいていた訳ですが(^^; 美味しければ文句なしです。最初からあとめし用のご飯(80g程度)が付いています。自分で頃合を見ていれることができるからこの方が気が楽ですね。


スープは白濁させた豚骨ベースで甘めで濃厚かつクリーミーなもの。豚骨の旨みタップリながらトンコツ特有の臭みは皆無で、豚骨特有のクドさを微塵も感じさせないものです。豚の甘みの他に野菜ダシの甘みも強く感じられるので上手くバランスさせているものと思われますがそれにしても臭みを上手に消してあります。ふだん豚骨苦手な人でも全く気にならないレベルと思われます。サブダレは確かに看板メニューの「しおらーめん」と異なり醤油の風味も感じさせるもので塩味もギリギリまで減らしてありガラベースとのマッチングが絶妙ですね。本気で美味しいと思いました。正直「塩」より完成度が高いと思います。


トッピングは水菜とネギ2種の刻みが載っかり、白ゴマとそして「鰹節粉」が浮かべられており和の風味を醸し出しています。鰹節のみではなくベースに煮干ダシも合わせることで深い香ばしさを加えるあたり手が込んでますね。味玉は醤油ダレできっちり味が付けられており半熟度もほど良く丁寧です。驚くのはチャーシューに残る肉味の強さ。ラードで炒められてはいますが上質な豚肉の味もしっかり残っています。改めて他店のチャーシューがどれだけ出がらしにされてしまっているかを痛感してしまいます。ただこういうことをしているから「山頭火」は値段が高くなるんでしょうね。


麺は白い低加水の中細麺で、九州麺よりも若干ゆるい縮れのあるもの。味はプレーンでスープの邪魔をしない配慮が感じられます。このスープにはやはりこの手の麺が合いますね。麺がなくなった後で「あとめし」を入れてスプーンで頂きます。ご飯には「あられ」がトッピングされておりまんまお茶漬けのノリですね。それなりに美味しいですがやはり米より麺の方がこのスープには合うような気がします(当たり前だって)これは「まかない」を頂くという遊び感覚を楽しむものなのでしょう。


さて、結局絶賛してしまいましたが…味はもう安定したものがありますので、全体的な量の少なさ(特にスープ)を改善してくれればと思うのですがコストがかかっている事情もわかりますし、まぁたまにの贅沢と割り切って、多分またクーポン券が付いたら(笑)行くと思います。ごちそうさまでした。


(07/10/18)
山頭火仙台南吉成店/仙台市青葉区南吉成3-16-4


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