先日の北海道旅行から仙台へ帰る時「青春18きっぷ」買って青森から仙台まで鈍行で帰ってきたのですが北海道で「ラブパス(特急乗り放題の周遊パス)」使って優等列車に乗りまくってたおかげで18きっぷで鈍行乗るのが微妙に辛くなってて人間堕落したなと感じた次第。
この時の18きっぷがまだ4回分残っているので全部使い切るつもりでこの春修行の旅に出かけ倒したい。とりま今日18きっぷ使って東京へ向かいます。けろっこデメタン聴けるかな?(クリックで過去記事へ)
さてラーメンの話に
今回は山形市のベニpayが使えるラーメン店(当時)の中から「麺 陣屋六兵衛」に行ってみました。寒河江市に同名の本店が在って山形市のこちらは2号店になるようです。
元は老舗の料亭だそうで出汁を効かせた無化調のスープがウリ。スープは醤油2種と塩の計3種あって夏季は冷製スープも出されている模様です。
スープのスペックを図るには塩なのでしょうが初訪なのでとりま一番左上にあるメニューを頼んでみます。
早速のスープですがベースは鶏出汁でガラと丸鶏使用かな。ふくらみのある優しい動物系でクセは少なく旨味のみを湛えたあくまでも上品なベース印象あり。
更に昆布系や節等の魚介系をバランスよく合わせてあり旨味を多層に重ねてあって深みが有りますね。醤油ダレも色味よりもあっさり配合で甘すぎずいい塩梅です。
味醂系で少し照りを持たせてあるようで華やかさもあってでも出しゃばり過ぎない程よい加減さが絶妙です。無化調とは信じがたいちょっと感動するほどの美味しさがあってかなりレベルの高い醤油スープに感じます。東京ならすぐに人気店じゃないですかね。
麺は強い縮れを加えた加水率高めの太麺で山形らしいものですね。関東圏の人気ラーメン店だと加水率低めの小麦感を出したストレート中細麵なんかを合わせがちですが個人的にはこういった山形の縮れ太麺の方が好きなんで逆に有難い。
ラーメン着丼前にサービスで昆布の煮物を頂きましたが小料理屋のお通しみたいですね。出汁に使ったものの再利用かなと思いますがサラリと味付けされていて普通に旨い。日本酒が飲みたくなる一品。
無料の味変トッピングもあり。個人的には素のスープで十分美味しかったんで頼みませんでしたが頼んでみても面白いかも。
さて「麺 陣屋六兵衛」ですが住宅街の中に在りましてまずたまたま通りかかるとか一切無いロケーションにこんな実力店が隠れてた事に驚きでした。あっさり系や無化調マニアに是非お勧めしたい一杯。朝ラーもやってるらしいので次回は朝行ってあっさり中華を頼んでみたい。
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