新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は2019年8月に大曲の花火を見に行った時の話(3回目ラスト)
(前回の続き)青森市で至極の朝ラーを頂いた後は弘前市方面へ移動。岩木山のふもと嶽地区にて朝採れ茹でたての「嶽きみ」を頂きます。
朝晩の寒暖差が激しいここ嶽地区で採れたスイートコーン品種の嶽きみは糖度が高くメロン以上とも言われており、朝収穫された嶽きみを茹でて(店によっては焼いたり蒸したりして)食せるのはこの時期ならの最高の贅沢ですね。
今日が日曜という事もありかつてない程の混雑ぶりでした。みな思うことは同じですね(笑)
普段雲をまとっている岩木山が今日は全開でその見姿を露出されてました。今日はいい日だっ。
さて、この日の夜に青森を出発。秋田に移動して翌朝は「新玉川温泉」に開店と同時に伺ってお風呂を頂きます。
以前一度来たことが有る温泉ですが(クリックで過去記事へ)日本一の強酸性温泉のインパクトに魅せられてまた来てしまいました。
「玉川温泉」のお湯はやはり異質。緑色の透き通った見た目なのに強烈な硫黄臭とラジウム放射線を含み鮮烈な強酸性の度合いがもの凄い。自然への畏怖というか脅威を感じる泉質に思います。語彙が貧弱であれですがこんな温泉は多分日本のどこ探してもないかもしれない(湯沢市の川原毛温泉が少し近いかもしれない)温泉好きなら絶対一回行って欲しい温泉です。
さて新玉川温泉を後にして旅の最後に角館に立ち寄ります。角館では隠れた角館名物でもある「かつ丼」を頂きたいと思いお初の「たかはし食堂」にて頂きます。
メニューにラーメンもありましたが今日はどうしても「かつ丼」が食べたかった。玉子とろっとろで肉質上々でもう美味しい。良い出汁使ってますね。
そして〆はデザート。13日前に行ったばかりでしたが「フルーツパーラー角館 さかい屋」にて「完熟ももソフト」を頂きます。
凄いな。朝風呂入ってかつ丼食べてデザートも有りなんてどんだけ楽しいんだか。仙台から1,200kmの行程でこれだけ遊べたのは良かった。
さてラーメンですが青森を発つ前に青森濃厚煮干しの超人気店「ひらこ屋」(店名クリックで過去記事へ)の姉妹店「ひらこ屋㐂ぼし(きぼし)」に行ってました。
メニュー表がまんま「ひらこ屋」っぽいですね。「こいくち」と「あっさり」の他に、こいくち2対あっさり8の「にはち」があるのは新しい。にぼ炊き飯が売り切れ残念。とりあえず一番煮干しの強そうなやつをオーダーです。
早速のスープですが豚骨ベースは油量少なめながら程よい動物系の旨味を醸しており品良く取られたもの。
醤油ダレは濃口醤油主体で香ばしさと程良い塩気をプラス。煮干しは平子など数種類をブレンドしたもので大量投下されており雑味少なく芳醇な旨味をスープに醸し出しています。
まさに「ひらこ屋」の人気メニュー「こいくち」そのままといった感じでかなりハイレベルな煮干しスープになってます。実は「ひらこ屋㐂ぼし」では煮干しのみならず焼干しもブレンドされているとの事だったのですが違いがちょっとわからなかった。←バカ舌失礼(笑)
中太麺はストレートで小麦の味を強く感じさせるもの。無かん水のためやや柔らかめですがスープとのマッチングは上々。
ガラ不使用っぽい油浮きの無い醤油スープは見ためあっさりながら一口すすると煮干し、焼干しから取られた魚介系の味わいが口中に広がり見た目を裏切る奥の深い味わいを感じられるスープですね。
醤油ダレにチャーシューの戻しと昆布系も感じますが基本的には煮干しの醸す軽い酸味と焼干しの香ばしさがしっかり立っていてメニューの狙い通りな焼干しスープに仕上がっていると思います。
# 店内に飾られていた煮干しのモニュメントの出来が良すぎ(笑) ”鰯”にかける情熱を感じます。
さて「ひらこ屋㐂ぼし(きぼし)」ですが煮干し+焼干しというコンセプトを楽しみたいなら「やきぼし」ですがやっぱニボニボ感満点で本家譲りの「わやきぼし」が美味しかった。また来よう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます