新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)
今回は昨年2020年の年末休暇に岩手~青森へ行った時の話から(2回目)
(前回の続き)釜石で至極あっさりな一杯を頂いた後は三陸道を北上。以前「のだ塩ソフト」を頂いたことが有る(クrリックで過去記事へ)「道の駅のだ」の産直コーナー「ぱあぷる産直」に立ち寄ります。
この辺は餅や穀物、米などを使った食品が多いようでハイお餅大好きっす。ひゅうじ餅とかこれ美味しいやつだ。季節的に干し柿も激安で宮城ではこんな値段で買えないですね。道中のおやつにいくつか買い込みます。
そしてこのまま三陸道を北上するつもりでしたがこの日が12/23でもうすぐクリスマス!という事で、クリスマスに由縁の有る青森のあの場所に向かってみます。
久慈琥珀博物館前を通り久慈市市街地をバイパス。国道281号線から岩手県道42号線を使って九戸経由で国道4号に出て青森に入ったら三戸で青森県道45号線を新郷村に向かいます。
ほぼ最短コースを選んだのですが最後の区間の青森県道45号線が夜でもないのにガリガリに凍結しまくった峠道で非常に難儀。対向車が少ないのが幸いでしたがタイヤをズリズリ滑らせスピンしまくりながら新郷村に着いたのが16:30頃。
クリスマスと言ったらこの人でしょう。ってことで目的地の「キリストの墓」に来てみました!!
ですが・・・「キリストの里公園」と「伝承館」は冬季休園なんですね(例によって下調べせず)まぁ公園が閉まっててもお墓参りくらいは行けそうですが今日は積雪多めでこの時間から上っていくのは止めておいた方が良さそう。断念して車に戻ります。
町にはイルミネーションが飾られていました。Xmasですなぁ。
さてせっかく新郷村に来たのでここらでラーメンを食べておきたい。今回は「ラーメン亭 えびす屋」に行ってみます。
お店は町から少し離れた県道45号線沿いに在りましてあいにく昼休憩中のようで明かりが消えていました。しゃあない夜の部が開くまで車のシートを倒して一休みです…。
と思ったらものの数分でまだ定時じゃないのにお店の方が車まで来て下さり「もういいよ」って声かけて頂きました。なんか他県ナンバーが停まってたから早めに開けて下さったようです。セカしてしまいスイマセン。
メニューを拝見。オススメは「油そば」だらしいですが観光客なので最初っからこれ頼むって決めてました。
六芒星をかたどったナルトとお麩が何となくキリストっぽい!?
中華4千年の食文化の歴史を汲む拉麺と西欧の宗教とが邂逅した一品がここ青森の地に誕生しておりました。ついで言うと店名が七福神のえびす(恵比寿天)だからややこしい。カオス。
さて早速のスープですがベースはガラ味でごくあっさり系。醤油ダレがやんわりと効いておりカドが無くホッとする味わいになってます。
ただしシンプルな昔ながら系ではないですね。山菜類と梅干し、大葉がトッピングされスープに一味溶け込んでまして和風ながらどこのラーメン屋でも食べた事のないオリジナリティ溢れるスープ印象になっています。
麺は加水率高めの縮れ細麺が合わせられます。そして具材は基本的に地元のものを使っているそうで特に梅干は女性店主さんの自家製だらしい。
炙りの入った長芋がポジション的にはチャーシューの代わりかなと思いますが肉とかよりもヘルシーで食感も良く普通に美味しいです。アリですね。スープまでしっかりと完食です。旨し。
さて「ラーメン亭 えびす屋」の「キリストラーメン」ですが、以前「ラーメンウォーカー青森県2012年版」だったかな?で昔の「キリストラーメン」を見たことがあるんですが当時の物は確かキリストの顔をあしらった居酒屋アイディア的なものだったような記憶があります。
その後「キリストは肉を食べない」からとチャーシューを外したりと進化を遂げて今の形に落ち着いたそうです。キリストが菜食主義者だったかは諸説あるようですがとりあえずこんな美味しいラーメンは食べた事ないだろうな。新郷村に名物ラーメンあり。ごちそうさまでした。
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