仙台ラーメン最強伝説

日々最強を更新♪

らーめんいち 鶴岡店(山形県鶴岡市)

2021年01月20日 | 山形県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年8月に大曲の花火を見に行った時の話(1回目)

花火の前日午後に仙台を出発。まっすぐ大曲に行っても味気ないのでまだ時間も有りますしわざと遠回りをして庄内経由で行ってみます。

国道48号線は雨模様。大曲花火は雨天でも原則開催ですがちょっと心配。

# 途中立ち寄ったコンビニの窓ガラスに夏のスナイパーを発見。風物詩っすなぁ。

東根市からは国道112号線を西進し月山道路を抜けたら庄内地方に到着。鶴岡市では日帰り温泉「櫛引温泉 ゆ~Town」に立ち寄って花火前のひとっ風呂を頂きます。

こちら1Fには源泉かけ流しの大浴場が有り2Fには源泉から鉄分をろ過した綺麗なお湯の浴場とサウナが有って、1Fと2Fを裸で行き来出来る螺旋階段が有るちょっと面白い仕組みになってました。

株式会社くしびきふるさと振興公社 櫛引温泉 ゆ〜Town

入浴料は大人450円と安価。山形と青森は安い温泉が多くて有難い。大曲の花火会場に入るとほぼ24時間車から動けなくなるので前日のうちに汗を流しておきたかった。

 

 

 

さて天然温泉で極楽気分になった後はここ鶴岡市でラーメンを食べておきたい。夜中に開いている店を探して「らーめんいち」に行ってみます。

この辺来たことあると思ったら以前不定休でフラれたことのある「麺屋酒田 ほなみ店」(クリックで過去記事へ)のご近所に有りました。あちらはまた今度行ってみよう。

さて「らーめんいち 鶴岡店」ですがメニューを見ると辛味噌ラーメンと担々麺が主力の模様。

そして鶴岡市のご当地ラーメン的「冷やし担々麺(夏季限定)」が売り切れ残念。今回は温かい方の担々麺を注文してみます。

 

担々麺」800円

辛さは1辛(普通)でオーダーです。

早速のスープですが豚骨と鶏ガラベースは白湯で雑味なくキレイに取られてますね。濃厚な白胡麻ペーストがブレンドされて香ばしくてコクのある担々麺スープに仕上がってます。

元ダレの配合はあまり強くなくて、ともすればやや薄味のベースにジャンで味付けされた肉味噌が鎮座しスープに辛みと適度な塩気をプラス、味に深みを与えていきます。これは美味しい。

麺は加水率高めの平打ちの中太麺が合わせられます。縮れが凄くて山形っぽいっすねぇ。

 

サイドメニュー「餃子(5個)

夜限定でギョーザ200円サービスは有り難い。ビールも頂きたいけど車なので残念。

 

味噌らーめん」740円

あっさり・こってりからあっさりを選択。

早速のスープですが動物系ベースは担々麺と共通の模様。軽くとろみを持たせた濃いめのベースに合わせられる味噌ダレは白味噌主体で塩気の強い味わいのもの。

昆布系の旨味が効いていて辛味噌がなくても十分なパンチが有り不足感が無く白味噌の見た目以上に充実したスープに仕上がってます。

麺は担々麺よりも幅広な平打ち麺が合わせられます。

 

担々麺のドンブリのふちに「北の最果て 知床番屋」なる文言を発見。どうやら「味の時計台」の系列店で札幌にかつて有った「知床番屋ラーメン」という店を指しているようです。

更によく見ると灰皿が「サッポロラーメン 味の時計台」の物じゃないですか。どうやらかつてこの場所には「味の時計台 鶴岡店」が有ったらしい。おそらくフランチャイズから独立して今の「らーめんいち」になられたのだろう。

さてそんな「らーめんいち」ですが三川町の本店とこちら鶴岡店とともに最近閉店されてしまったらしい。うむむこれもラーメン一期一会。ごちそうさまでした。

(19/08/30)
らーめんいち 鶴岡店/山形県鶴岡市ほなみ町10-10

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花うさぎ(秋田県仙北市)

2021年01月18日 | 秋田県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年8月に秋田県に行った時の話(2回目ラスト)

前回の続き)秋田県の西馬音内で幻想的な夏祭りを鑑賞したあとは車に戻ってしばし仮眠を取ります。

夜中ふと目が覚めてラーメンが食べたくなり湯沢市へ移動。多分夜でも開いてそうな「鈴夜」にいってみます。「鈴弥」(店名クリックで過去記事へ)は行った事ありますが「鈴夜」は初めて。食べログだと夜2時ラストオーダーで月曜定休日となっているので今日は開いているはず…。

あれー残念。灯りが消えていました。スープ切れかな。夜鳴きラーメンは断念。そのまま道の駅に行き車中泊とします。


翌朝は角館町に移動。朝9時から開いている「フルーツパーラー角館 さかい屋」にてスイーツを頂きます。

この季節は「完熟ももソフト」がおススメとの事で桃のソフトに完熟の果肉がトッピングされておりこれで230円は正直破格でしょう。青果店ならではのスイーツ最高。いつかまた来てみよう。

じゅんさいにハタハタ、秋田のものが沢山売られてました。

 

甘いもので火が点いてしまい続けて「安藤醸造」に移動してこちらでは名物「醤油ソフトクリーム」を頂きます。

甘いものの次はしょっぱいものが欲しくなりますってね(笑)


食べるものも食べたんでそろそろ帰らないとですが最後の締めに横手市に立ち寄って「横手焼きそば」を頂きたい。色々調べて今回は横手焼きそばの四天王と呼ばれている「藤春食堂」に行ってみます。

民家のような店舗に入ると中はお客さんで満杯。

メニューが多いですが要は麺の量、玉子、肉の選択なのでしょう。

ですがやはり右から左に読んでいくうちに頭がこんがらがってきますね(笑)

って事で何注文したか失念しましたがさすが老舗の四天王。メチャクチャ美味しかったです。絶品。

 

 

さてラーメンはお昼に角館で頂いたこちら。2011年OPENしてからあっと言う間に人気店となりラーメン雑誌でもランキング常連となっている「花うさぎ」に行ってみます。

昨日の老舗店と違いメニューが複数あってどれも美味しそうで迷います。

こういう時は券売機の左上を選ぶと良いって誰かが言ってたっけ(思考停止)

 

魚介鶏だしらあめん」680円

見た目豪華で券売機左上説で大正解だったっぽい(^^

早速のスープですがベースは鶏ガラと丸鶏で鶏油が浮かび見た目以上に鶏感の強い味わい有り。

油量が結構多めで熱々で提供されていますがこの動物系油脂のしっとりとしたコクが醤油スープの味わいに艶を与えてくれています。

魚介系は昆布と煮干が感じられますが強くはなくやや強い油脂の甘味を下支え。あと秋田の老舗ラーメン系で共通して感じられる精進出汁系統はあまり感じられず代わりに揚げネギが香ばさをプラスして新しさを感じさせてくれています。

麺は加水率中~低の中細麺でパツッとした超固めの食感。角館の有名店といいエリア的にこういう固めがお好みなのかな。

チャーシューは低温調理でブラックペッパーでスパイシーに仕上げられており固さもちょうどよくクオリティが高い仕上がり。これだけでもこのメニュー頼む価値が有りますね。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

# 店内に飾られたサイン色紙の中に元ミヤテレ野村沙綾アナを発見。WAZA-MENコーナーっすね。

 

さて「花うさぎ」ですがひっきりなしに駐車場に車が入ってきていて人気の程が伺えました。次回も早めに来てあっさり+こってりのあってり「魚介豚骨」辺りを食べてみよう。

(19/08/19)
花うさぎ/秋田県仙北市角館町北野78-3

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長寿軒(秋田県湯沢市)

2021年01月15日 | 秋田県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年8月に秋田県に行った時の話(1回目)

菅義偉首相の生まれ故郷、秋田県湯沢市に24Hやってる無料の露天風呂が有りましてこれが源泉かけ流しの秘湯だらしい。

秋田県道51号線から細道を山間に入っていきさらに分岐。ここを曲がるんですね。

車がすれ違えないような細い山道を数キロ上ったところに駐車場が有りまして車を停めます。今日は先客の車が1台停まってました。

駐車場からは遊歩道を15分くらい歩きます。

途中川を渡る一本橋に「熱湯注意」と書かれてますので落ちないように気を付けて渡りましょう。なんだか風雲たけし城のようですな(古っ)

川の水が澄んだ緑色をしていて見ていると引き込まれそうなほどに綺麗(熱湯です)

緑が綺麗な遊歩道はマイナスイオンがいっぱい。途中で先客とすれ違いました。湯加減はいかがかな?

一寸距離が有るため途中に一か所ベンチが置かれていました。

ここからは階段を下りていきます。以前来たときこの行き止まりのベンチが無かったので見落としてこのまま先に進んでしまい山道で迷いそうになった記憶が有ります(笑)

階段をしばらく下りると温泉に到着。

ここが「川原毛大湯滝」という秘湯でして滝そのものが全て天然の露天風呂になっているのでした。

約1km上流の「川原毛地獄」で湧出する温泉が沢水と合流し20mの高さからダイナミックな「打たせ湯」として流れ落ちてくるシステム。実は以前一度来たことが有って(クリックで過去記事へ)湯温が低く入れなかったんですが、あいにく本日も湯温が低めのため足湯だけにしておきます。

それにしてもこのエメラルドグリーンのお湯の美しさ、尊さに眼が癒されます。こんな綺麗に見える水がpH:1.41という超強酸性で魚が住めないって言うのだから自然って奥が深い。

そして前も思ったのですが簡易脱衣所が滝の向こう岸に有るのは難易度が高い。まぁ有るだけでも有難い。

 

さて秋田の秘湯を堪能した後は山を下りて湯沢市に戻ります。

湯沢市からお隣り羽後町の「西馬音内(にしもない)」エリアに移動。西馬音内に着いた頃には一面暗闇の中。もう19時を回ってました。

どうやら間に合ったようです。

西馬音内と言えばやはり「西馬音内盆踊り」を見なくては。

笠や頭巾で顔を隠した踊り手が篝火の下で踊る「亡者踊り」が幻想的だとされて国の重要無形民俗文化財にも指定されている西馬音内の盆踊りですがこの雰囲気はTVじゃ伝わらないような気がします。絶対生で見て欲しい。

先日亡くなった「釣りキチ三平」の作家・矢口高雄氏が銀行員時代に羽後銀行(現在の北都銀行)の西馬音内支店に勤務されていたのですが当時銀行の二階に当直室が有って丁度この櫓の場所の斜め向かい辺りだったはず。氏も二階の窓からこの盆踊りを眺められていたのであろうか。

なんて考えながら篝火の薄明りの中で生のお囃子を聞きながらぼんやりと眺めているだけで最高のひと時。そしてお供は横手のコップ地酒「純米酒 天の戸」が良いですね(ヲイ)

 

 

さてラーメンはこの日お昼に湯沢市で頂いた一杯を

湯沢市の老舗「長寿軒」から

メニューが並と大盛しかない!名店らしい潔さが良いですね。

 

ラーメン」550円

早速のスープですが鶏ガラに丸鶏を合わせたようなベースに鶏油が浮かび鶏感の強さが半端ないですね。油脂多めのスープはセオリー通り熱々で提供されてきます。油膜で冷めにくい湯沢ラーメンの系譜はもしかしてここが発祥なのかも?

醤油ダレは濃口醤油主体のようで塩気自体は薄めながら椎茸等の精進出汁がしっかりと効いていて円やかなしょっぱさが有りますね。秋田の特に老舗のラーメン店ってこの辺共通点がある気がします。

お麩が乗るのも秋田と青森のラーメンならではですなぁ。肉味もしっかり効いていて充実感のあるスープで熱いんだけど汗をかきかきレンゲを持つ手が止まらない。

麺は加水率中程度の中細麺でコシのある食感のものが合わせられます。

スープまでしっかりと完食です。旨し。


さて「長寿軒」ですが何と言っても安くて提供が早くて美味いの3点揃っているのが良いすね。直線距離で100mほど離れたところに2号店?らしき「ニュー長寿軒」もありましてお昼時はどちらも混雑されている模様。次回はそちらにも行ってみよう。

(19/08/18)
長寿軒/秋田県湯沢市大町1-2-36

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めん処 久太(山形県鶴岡市)

2021年01月13日 | 山形県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)


今回は2019年8月に新潟県に行った時の話(3回目ラスト)

前回の続き)燕市で真夜中に頂く禁断の一杯を頂いた後は日本海沿いに走る国道8号線から7号線を一気に抜けて山形方面に向かいます。途中道の駅で仮眠を取りながら翌朝には村上市に到達。

晴天の中「笹川流れ」を鶴岡市方面に北上。

なんだかんだ年に数回は笹川流れを走ってる気がしますが季節や天候で景色が違いますし、それだけ何度来ても飽きないお気に入りのドライブコースになってます。

村上市北端の勝木エリアでは朝9時から開いている「ゆり花温泉」に立ち寄り朝風呂を頂きます。日帰り入浴が大人350円は超安い。しかも露天風呂有りのシャンプー類備付きは地域最安値じゃないだろうか。

お風呂への通路がなんか学校の廊下みたいだなと思ったら平成8年に廃校になった校舎を改装した建物だらしい。温泉は元技術室だったそうな。そう考えるとちょっと趣深いものがありますな。

「もしも入浴中裸のままここでタイムスリップしたら!?」何かご当地ドラマが一つ作れそうな気がしますね。それとも不審者扱いで逮捕されて終わりかな(笑)

 

さて山形県に入ったら鶴岡市温海にある海の見える「暮坪の棚田」(クリックで過去記事(1)過去記事(2))に立ち寄ります。ここは日本海が眺められる景色の良い所なのでちょっと一休み出来るかな…。

と思ったんですがこの時期はアブが多くてのんびり出来ず。デカいアブがガンガン車の窓に当たってきて落ち着かないため早々に退散。景色は良いんですが来る季節を選ばないとダメっすね(苦笑)

 

鶴岡市に入ったらいつもの「旬菓処福田屋」に立ち寄って名物「芋ようかん」をお土産に購入。夏季はかき氷も出してるんですねー。学生さんたちが沢山来客されてました。

 

そして鶴岡市で老舗酒造がひしめく大山エリアに移動して前から一度行ってみたかった「出羽ノ雪酒造資料館」を訪れてみます。

山形のおいしい日本酒を販売|株式会社 渡會本店

こちらは「出羽の雪」で有名な「株式会社渡會本店」が運営する資料館で酒蔵の見学や日本酒に関する展示、試飲ができる施設になってます。あー車旅ですのでー、うー残念ながら試飲はNGですがー

興味深い資料や展示物を鑑賞することが出来ました。最後に直売所で高級で良さそうなお酒が沢山並んでいて迷いながらも…、

安めでお手頃なお酒を3本ほど購入。いつか試飲できる環境でじっくり試飲しに(ヲイ)来てみよう。

 

 

さてラーメンはこの日の昼に頂いておりましたこちら

鶴岡市の温海温泉エリアに有ります人気店「めん処 久太」に行ってみます。

開店時間を狙ってみましたが既に沢山の車とバイクが停まっていて人気の程が伺えます。

 

冷たいごまみそ担々めん」900円

こちらは山形の庄内地方で時折見られるスープ有りの冷製担々麺で個人的に大好きなやつ。これを食べに来ました。通年提供される店も多いですね。

早速のスープですがガラ味ベースで油分は少なめ。摺り胡麻の効いた味噌ダレがブレンドされておりまろやかで濃厚な旨味が存分にスープに溶け込んでいます。

スープ上には焦がしネギ油が少量投入されて香ばしさとコクをアップ。麺は緩い縮れの細麺が合わせられます。

挽肉と刻みネギがトッピングされ面白いのはワカメが加えられている点。海が近いロケーションという事もあり担々麺にワカメはかなり珍しいですがマッチングは悪くない。栄養面もバッチリですね。

スープまでしっかりと完食です。旨し。

 

細いちぢれ中華そば」650円

こちらはあっさり系。ガラベースはクリアに取られ雑味なく見た目通りにじわじわとした旨味を湛えています。油脂分は少なく香味野菜も感じられますね。

醤油ダレはまろやかでカドが無く配合弱めで塩気も薄い。魚介系が香りますがやんわりと優しめで煮干しと昆布が主体のようですが所謂インパクトや強さは無くバランスを考えたスープ印象ですね。旨味がクリアで奥の深さを感じます。

麺は強い縮れの入った細麺でつるりとしたのど越しのもの。店前に「庄内シルク麺」の旗が立ってましたがそういえば久太で修業され独立された「温もり中華そば 銀河@鶴岡市」もシルク麺使用でしたっけ。そして仙台の人気店「五福星」の主人が製麺を習ったのもここ「久太」だらしい。シルク麺のルーツは鶴岡市にあったんですね。

「鶴岡シルクタウン・プロジェクト」 ~伝統と革新を紡ぐ~ 鶴岡市

鶴岡市が絹の街だった事は不勉強で知りませんでしたが、麺にシルクを入れてしまおうという発想はなかなかでした。流石麺大国山形、勉強になります。

(19/08/03)
めん処 久太/山形県鶴岡市湯温海湯之尻518

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らーめん中華 海燕(新潟県燕市)

2021年01月10日 | 新潟県

新型コロナ感染拡大を鑑みましてしばらくは過去の旅行記事をアップして参ります(という名目で遅アップ分の記事化を敢行しています)

 

今回は2019年8月に新潟県に行った時の話(2回目)

前回の続き)燕市で最高のランチを頂いた後は長岡市に移動。お目当ては毎年8月に開催される花火観戦です。

日本三大花火の一つと言われる「長岡大花火大会」は街中を流れる信濃川の河川敷で開催され毎年90万人を超す人出があるらしい。

勿論桟敷席とかで見るのが良いのでしょうがそんな予約をしているわけもなく、右岸の山を登ったところに有る東山ファミリーランドのキャンプ場や市営牧場からの眺めが良いと聞きましてそこに行ってみることにします

山に行く前に市内のスーパーで食料を調達。富山や福井が近いだけあって「ますのすし」や「鯖寿司」が売られていました。今回は「鯖寿司」と「焼きそば」を購入。準備は万端整いました。

山は混んでましたが車でラジオを聞きながら数時間待機。辺りが暗くなってきたらさぁそろそろ花火大会開始です。

おっと…花火の音はすれど姿は見えず。

車を離れて移動して少しだけ花火が見えましたが、うーん予定と違う(笑)

「ここからなら魚眼レンズを使わずともフェニックスがフレームに収まります」と書かれてましたが要はそれだけ遠いって事でした。少し悩むも思い切って確保していた駐車スペースを離れて市街地に向かって車を移動させます。

# 街が、燃えている!?

市街地は人で溢れていてなかなか花火が見えそうなポイントは見つからないもののどうにかスペースを見つけて合法の範囲で車を停めて花火鑑賞再開。結構なロスタイムでしたが見られただけで御の字です。

凄まじい轟音。破裂音の振動が骨をきしませてくる。火の粉がビルや住宅街に降りかかってきそうな映像が目前で繰り広げられるこの非日常感は凄い。どこかに燃え移って火事にでもなるんじゃないかとすら思ってしまいます。

長岡の花火を見るのは初でしたが市街地で行われるだけあって他の花火大会とはまた違った味わいが有りますね。見られて良かった。山からのビューも良いのでしょうが街中からの方が迫力が有って段違いだった。またいつか見に来よう。

 


さてラーメンの話に

今回は燕市の国道116号線沿いにあります「らーめん中華 海燕」に立ち寄ってみます。こちら2018年12月OPENの新店だらしく25時まで開いてる(当時)のが有難い。

燕市に在って店名から燕三条系のお店かと思ったらそうでもなくて生姜ラーメン(長岡系?)や味噌、塩、麻婆メンなどメニュー数が豊富。

 

中華出身の店主さんのお店のようで、とは言ってもそもそも燕三条系の老舗って中華系の方が多いですけどね。

海燕ラーメン全部のせ」980円

こちらは燕三条系ラーメンのトッピング豪華版で白髪ネギ、メンマ、チャーシュー、岩海苔などが乗せられ見た目がゴージャス。金属食器の燕市らしくドンブリが金属製になっていて冷めにくくなっています。

そして早速のスープですがベースはガラ味で背脂がびっちり浮かび燕三条系背脂ラーメンの要件はOK。油脂分強めでややコッテリ感の強い動物系に煮干し主体の魚介系がやんわりと合わせられてじわじわと旨味を醸し出しています。

合わせられる醤油ダレは濃口醤油主体で塩気やや強めですが背脂のマイルド感の方が上回っているバランスかな。磯海苔が乗っかりますが潤系という感じでもなくあくまでも動物系が主体のスープに仕上がってます。

麺は加水率中程度の平打ち太麺でやや柔らかめ。タマネギは乱切りでやや大きめカット。チャーシューはバラ肉ロールでしっかりしたものが3枚乗っかり食べ応えも十分。

スープを飲み干すと店名の「海燕」の文字が。あなた追って出雲崎♪(それは海雪)

 


生姜ラーメン」680円

煮卵はハーフのところもう1/2をサービスで頂きました。

こちらもスープベースはガラ味でさらりと煮干しを効かせた醤油ラーメンが基調。板海苔にすりおろしの生姜が乗せられてお好みでスープに溶かして頂く趣向になってます。長岡市が近いのでニーズに合わせたメニューなんでしょうね。

背脂がほんのり入りますが油量は控えめでこっさりとした割と飲みやすいスープになってます。ノーマルメニューでチャーシューが2枚乗ってるのはコスパ良いですね。


さて「らーめん中華 海燕」ですがややマイルドながら燕三条系背脂ラーメンが夜遅くまで頂けるのは非常に有難い。店の前を走る国道116号線を南下すれば海雪の舞台「出雲崎」まで車で30分なので観光のついでにもおススメ。ごちそうさまでした。

(19/08/02)
らーめん中華 海燕/新潟県燕市熊森1558-1

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