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映画「容疑者Xの献身」:湯川先生も「実に面白い」と唸らされたか?

メディアミックスによる一大販促キャンペーンの最終章となった映画版「容疑者Xの献身」は,騒々しい宣伝仕立てとそれに見合った興行収入という現象をもって,名実ともに今年のミステリー界の話題と稼ぎをさらってしまった感がある。しかしその内容はと言えば,話題に反比例するような小さな世界に留まる,という決断が功を奏したのか,私の予想を覆すような佳品となった。 少なくとも,さしたる必然性もないままに韓国へと足を伸 . . . 本文を読む
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