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映画「Dr.パルナサスの鏡」:トラブルを乗り越える達人の集大成

テリー・ギリアムの映像にかける強い思いは,執念と言っても良いくらいに強く激しい。だが時にその激しさは,あらゆるものを引き付ける磁力をも伴うのか,ギリアムはこれまで編集を巡る映画会社との衝突(未来世紀ブラジル)や,制作会社の失態による莫大な赤字(バロン),更には予期せぬ事故の連続による制作中止(ドン・キホーテを殺した男)等々の,それ事態が映画の題材となるような数多のトラブルに遭遇してきた。 制作途 . . . 本文を読む
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