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映画「ちいさな哲学者たち」:3歳児の哲学と愛と嫉妬は間違いなく世界の一部なのだ

言葉を覚えたての3歳児が,真剣な顔でローソクの火を見つめながら,「リーダー」「愛」「自由」について考える。彼らの頭に浮かんだであろう様々な考えを,あちこちから集めてきてひとつの樹形にまとめ上げる作業工程が,ものの見事に映像化されている。手垢にまみれた物語を,何の疑問も持たずに再生しようとする凡百の作品は,裸足で逃げ出さざるを得ないような,リアルなドラマが繰り広げられる。タイトルには「哲学」が冠せら . . . 本文を読む
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