映画「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」:R-15と聞いて,官能的なるものを期待した私がバカでした 2011年10月29日 11時39分47秒 | 映画(新作レヴュー) マルコ・ベロッキオという名前を聞いて,間違いなく聞き覚えがあるのに,どうしても作品が思い出せないと思って作品のHPを見たら,ほぼ四半世紀前に観た「肉体の悪魔」の監督だということが分かり,全てが腑に落ちた。あの時も今作と同様に,美しい女優と題名に誘われてフラフラと劇場に入ったまでは良かったのだが,期待した官能的なるものはスクリーンの何処にもなく,ひたすら人間の孤独と世界の理不尽が観念的に繰り広げられ . . . 本文を読む